神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
エキゾチックアニマル研修

このところ毎月参加させて頂いている研修へ昨日も神奈川で開催されたエキゾチックアニマルの勉強会に出席してきました。

今回のテーマは「両生類」でした。

両生類とは、陸上と水中の両方で生きる(オタマジャクシ⇒カエル)ので両生類というんですね。

カエル、ウーパールーパー、イモリなどなど…。

エキゾチックペットクリニックの霍野先生から面白いお話を沢山聞けてとても勉強になりました。

飼われている方は少ないかもしれませんが、来院されたときはお役に立てるようにできればと思います。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 研修セミナー報告 | 09:21 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
膝蓋骨脱臼(パテラの脱臼グレード3)

先日、膝蓋骨脱臼のワンちゃんの手術がありました。

膝蓋骨脱臼(パテラの脱臼)は膝蓋骨が大腿骨遠位にある滑車溝から内方もしくは外方に脱臼する疾患です。
後ろ肢を痛がって時々挙げている、スキップをしている、そのような場合は膝の関節にある膝蓋骨が脱臼している可能性があります。

今回のワンちゃんはポメラニアンで、

家族のワンちゃんも膝蓋骨脱臼持ちの子でしたので遺伝が関係してそうです。

 

重症度はグレード3の膝蓋骨脱臼。造溝術、関節包縫縮、脛骨粗面移植術などを行いました。

 

先月、グレード4の大腿骨の骨切りを行った子の手術難易度が高く大変でしたが、

グレード3の今回の子はさくっと手術が終わって良かったです。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院)

 

 

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 18:11 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
シニア健診受付中!

毎年恒例になりました「冬季健康診断」についてのお知らせです。

健康そうに見えてもお腹の中にシコリが出来ていたり、病気が隠れていたりすることがあります。
そこで人間ドックのような「わんにゃんドック」をこの時期(1〜3月)に実施しています。

血液検査、尿検査、便検査のみのコース、

上記に加え、X線検査のコース、

上記に加え、エコー検査も含まれるコースなど

3コースから選んでいただけます。

通常の診察料や検査料よりも30%OFFになっていますので、
疾患の早期発見のために、この機会にぜひ健診を受けてみてください。

 

※コンピュータでデータ管理しているため、転勤された、里親に出された、お亡くなりになられた場合などで

現在の状況と相違がある場合があります。DMハガキの行き違いがあった場合には何卒ご容赦ください。


垂水オアシス動物病院

| tarumioasis2 | お知らせ | 10:19 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
胆嚢疾患(胆嚢炎・胆石)

12月の年末最後にミニチュアシュナウザーちゃんが来院されました。

なぜか休みに入る直前に決まって重症患者さんが来院されるのはおそらくどの動物病院でもよくある話です。汗

 

そのシュナちゃん、

何日か前から嘔吐が続いており、

診察台の上でぐったりしていてかなりしんどそうです。

 

お近くの動物病院さんで異物誤食事故を疑われ、

バリウム検査までされたそうなのですが異物は見つからず原因不明で経過観察中とのこと。

飼主さんは年末年始このまま年越しをして大丈夫なのか…?と心配になられて当院へ来院されたとのことでした。

 

当院でも原因を調べるために、

X線検査、エコー検査、血液検査などをおこなったところ、

胆嚢や肝臓付近に遊離ガス(←消化管穿孔の時などに発生。胆嚢破裂が原因?)が認められ、

腹水(←血様の腹水。胆嚢破裂が原因?)がエコー検査で確認されたため、

「胆嚢破裂」の疑いが濃厚でした。

主治医の先生が診察・検査された時点で問題が見つからなくても、急に悪化することも有り得ると思います。

こういった胆嚢破裂からの胆汁性腹膜炎を起こしているケースではたとえ手術したとしても、

68%という高率な死亡率が報告(Aguirre Center 2007)されています。

 

 

しかし、

このまま経過観察をしていっても回復する見込みがまず無いため飼主さんとご相談のうえ試験開腹手術を行うことなりました。

血液凝固系の数値(←これがおかしいと手術中・後に血が止まらない恐ろしい事態に…)に異常値が出ていたため、

輸血を行ってから胆嚢摘出手術を行いました。

 

↑摘出した胆嚢の中にあった胆石

 

やはり胆嚢がボロボロで、周りの肝臓も一部壊死しているような状態でしたがなんとか問題なく摘出できました。

その後、正月は病院で過ごしてもらうことになってしまいましたが無事に退院していってくれたのでほんとに良かったです。

 

腹部エコー検査を含む定期的な健康診断(半年〜年一回)を受けておけば事前にこういう事態を回避できるかもしれないため、

やはり年に一度の健診はお勧めです。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

 

 

| tarumioasis2 | 消化器疾患 | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ハムスターの冬眠

先日、初診の患者さんからお電話があり、

Q,「帰宅するとハムスターが冬眠しているんですけれど、どうすれば良いですか?」

とのお問合せ。

 

A,「はい、それはハムスターの冬眠ですね、春になったら起きてくるので寝かしておいてあげて下さい。」

 

という答えは…、間違いです

 

ハムスターは身体が小さな生き物ですので、とても寒さに弱いのです。

通常、ハムスターが快適に過ごせる室温は20〜25℃程度、10℃以下になると低体温症に陥ってしまうことがあります。

冬眠を通り越して、冗談では無く永眠になりそうな状態です。

 

とにかく室温を上げて、湯たんぽやドライヤーなども使ってゆっくりと温めてあげて下さい。

それで目覚めてくれればラッキーです。

ハムスター飼いの皆さまお気を付けください。

 

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

 

| tarumioasis2 | ハムスター | 18:24 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

以前、前足(橈尺骨)を骨折したトイプードルのワンちゃんが来院されました。

 

1年半くらい前にベッドから飛び降りて片側の前足を骨折してしまい、

お近くの動物病院で骨折の整復手術を受けられたとのこと。

その後は普通に歩けるようになったそうです。

 

そこまでは良かったのですが、

術後1年以上くらい経過してから手術を受けた動物病院さんでみてもらった時に

「骨折した部位の骨が溶けてきている」

と指摘されプレートを外されたそうです。

 

すると、

プレートを外したところの骨が脆くなっていたため(プレート下の骨には力が加わらず骨が脆くなり易い)、

なんとその部位で再び折れてしまったのでした。

 

その後、3か月経った今も全く足を着くようにならないとのこと。

先生とのご相談では「骨が細くなっているため再手術は不可能」という結論になったそうで

包帯やギプスのようなものを装着したりしたものの改善しなかったそうです。

通常、3か月間経っても足を全く使わない、というのはほぼ間違いなく異常が起こっています。

 

一般的に、

トイプードル、チワワ、ポメラニアンなどの超小型犬種では

特に今回のようなケースが発生しやすく前肢骨折では癒合不全が生じ易いといわれており、

プレート固定を用いた場合でも12.5%に合併症が発生するとの報告もあります(通常の骨折の2〜3倍の発生率)。

 

 体重も2kgくらいで、骨幅も2〜5mm程度しかない場合が多いため手術が繊細で難易度が高く、

執刀獣医師がこの骨折整復手術に慣れていないと、ただでさえ少ない軟部組織や血流を傷めつけて、

癒合不全が発生しやすいので注意が必要です。

また、症例の状態や活動性なども考えて、整形外科の基本原則を守り、使用するプレートの種類や、

固定の方法(髄内ピン、ギプス固定、プレート固定、創外固定など)の選択をしなければ簡単に癒合不全に陥ってしまいます。

 

そのため実際に合併症が出るケースも多く(12.5%の確率)、

癒合不全に陥ってしまったりすると、ワンちゃん、飼主さまはもちろん、

執刀した獣医師も胃が痛い日々を過ごすことになる獣医師泣かせなやっかいな骨折です。

 

↑橈尺骨が骨折しており完全に癒合不全に陥っています

 

このまま固定不良の状態では経過を見ていっても悪化はしても改善することは無さそうです。

飼主さんのご希望により当院にて再手術を実施することになりました。

 

↑ダブルプレート法で固定しました

 

前回の手術から1年間以上、再骨折してから3か月以上も経過しているため、骨折部を新鮮創にして固定後、海綿骨移植とPRP(Platelet Rich Plasmaの略:多血小板血漿)、FGF(線維芽細胞増殖因子:Fibroblast Growth Factors)の投与を行いました。今回も、海外から個人輸入したチタン製の特殊なプレートシステムを採用して整復手術をしています。

 

術後、1週目ぐらいから患肢を使いだし、術後3か月ほどで骨も無事に癒合して問題ない歩様に回復してくれました。

今回、プレートは飼主さまの希望もあり、外さすに経過をみていくことになりました。

 

 

当院は外科全般(整形外科)に力を入れており他院の先生からご紹介頂くことがあります。

ご紹介頂いた癒合不全症例の再手術を含めて、手術させて頂いた骨折のワンちゃんは全頭完治しており治らなかったケース(癒合不全になった症例)は今のところ幸運なことに1例も有りません。

が、術後(骨が癒合するまでの2〜3か月の間)に高いところから飛び降りたりするとプレートごと崩壊する可能性もあるため気をつけないといけません。

 

飼主のみなさまは落下事故にお気を付けください。

 

All is going well, but complications can/will occur at any time.

Continue to learn and not become complacent.

Continue improvements in implants & techniques. 

Randy J. Boudrieau DVM, Diplomate ACVS, ECVS Professor of Surgery Cummings School of Veterinary Medicine Tufts University 

 

 

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 11:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
モルモットの腫瘍

年始からモルモットさんが来院されました。

当院には何頭か通院されているモルモットさんがいます。

モルモットを飼われている方は多くないと思われますがとてもかわいい生物です。

 

こちらのモルモットさんは乳腺部にしこりができているのに飼主さんが気づかれ来院されました。

そして針生検の結果、

腫瘍の可能性が否定できないため、飼主さんとご相談のうえ摘出し組織検査を行うことになりました。

 

↑ガス麻酔を吸ってもらい、寝て貰います。ZZZ...。カピバラに似てます。

 

↑乳腺部にシコリがあります

 

このあと無事に目覚めてお家に帰って行ってくれました。

 

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | モルモット | 19:52 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
うさぎの不正咬合

 

 

これは何の画像でしょうか?

 

答えは、うさぎの口です。

 

人間や他の動物と違い、うさぎの歯は伸び続けます(常生歯)。

うさぎの切歯(前歯)は上顎に4本、下顎に2本あり、

互いにかみ合うことで一定の正しい長さに調整されています。

 

しかし、かみ合わせが悪くなると切歯が異常な方向に伸びてしまい、

食餌がとれなくなったり、衰弱してしまったりすることがあります(不正咬合)。

不正咬合が起きる原因には遺伝的な素因の他、硬いものをかじったりすることが考えれます。

 

一度こうなってしまうと、

通常は3〜4週間おきに伸びてきた切歯をカットする必要があります。

 

ケージなど硬いものを噛まないようにしたり、

落下事故を防ぐなどお気を付けください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

 

 

| tarumioasis2 | うさぎの病気 | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
明けましておめでとうございます

正月〜謹賀新年〜正月

昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年もスタッフ一同、患者さまに安心して頂ける診療、サービスを心がける所存でございますので、

何とぞご愛顧、ご支援を賜わりますようお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

新年は1月4日(木)から通常通り診察させて頂きます。
平成29年 元旦 

垂水オアシス動物病院
 

| tarumioasis2 | お知らせ | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
年末年始のお知らせ

早いもので今年ももう少しで終わりですね。
慌ただしくお過ごしの事と思いますので体調にはくれぐれもお気を付けください。

さて、今年2017年は12月31日(日)9:00〜13:00まで通常通り診察しております。
年始は1月4日(木)から通常通り診察予定です。


12/31(日) 【9:00〜13:00診察】
1/1(月) 【休診】
1/2(火)【休診】
1/3(水)【休診】

1/4(木)以降【通常通り診察】

年末年始にかけて(12/27〜12/5頃)医薬品の会社がお休みになってしまう為、フードやお薬のご注文や準備はお早目にお願いします。


垂水オアシス動物病院

| tarumioasis2 | お知らせ | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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