神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
膝蓋骨脱臼(グレード掘

先日も膝蓋骨脱臼の整復手術がありました。

小型犬が多くなっているせいか膝蓋骨脱臼のワンちゃんが増えています。

 

膝蓋骨脱臼があったとしても、症状が全く無ければ経過観察していくことが多いですが、

跛行などの症状が見られるようなら治してあげた方がよいかもしれません。

後ろ足を時々ケンケンしたりしていないか散歩中などに見てあげて下さい。

 

↑手術前(膝蓋骨が内側へ脱臼しています)

 

↑手術後(膝蓋骨が滑車溝に整復されました)

 

↑手術前(滑車溝が浅いです)

 

↑手術後(滑車溝が深くなりました)

 

今回もいつも通り、

滑車溝の造溝術、外側関節包の縫縮、脛骨粗面移植術、内側支帯の解放などを行ったところ問題なく整復できました。

術後は1週間程度で歩けるようになってきますが、骨が癒合するのに2〜3ヶ月かかるためまだ安静が必要です。

ワンちゃんが早く良くなりますように〜!

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:39 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
うさぎの精巣腫瘍

この頃、昼間は夏みたいな暑さですね。

いかがお過ごしでしょうか?

 

先日、うさぎさんの去勢手術がありました。

うさぎの女の子は子宮ガンが多発する(生涯で80%以上の確率で罹患するといわれています)ため

若いうちに避妊手術を済まされることが多いとおもいますが、

男の子は去勢手術をせずにそのままにしている場合が多いのではないでしょうか?

 

今回来院されたうさぎさん、精巣が腫れてしまっており精巣腫瘍が疑われました。

 

↑片側の精巣が腫れています

 

 

↑【摘出後の精巣】片側の精巣が腫れています

 

女の子と違って精巣腫瘍に罹患する確率は低いとは思いますが、

時々診察することがありますので、男の子のうさぎ飼いの飼主さんは時々チェックしてあげて下さい。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | うさぎの病気 | 18:36 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
膝蓋骨脱臼

先日、膝蓋骨脱臼の整復手術がありました。

膝蓋骨脱臼(パテラの脱臼)は膝蓋骨が大腿骨遠位にある滑車溝から内方もしくは外方に脱臼する疾患です。
後ろ肢を痛がって時々挙げている、スキップをしている、そのような場合は膝の関節にある膝蓋骨が脱臼している可能性があります。

症状の程度が軽かったり、全く症状が気にならなければ、足場を滑らないようにして様子を見ていってあげれば良いと思いますが、後ろ足を時々挙げたり、スキップ様歩行をしたりするような症状がある場合は脱臼を治してあげた方が良いかもしれません。

手術が体重が2kgと小柄なトイプードルのワンちゃんでしたが特に問題なく終了しました。

 

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:57 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、前足(橈尺骨)を骨折したワンちゃんが来院されました。

橈尺骨骨折はトイ犬種と呼ばれる犬に多く発生するタイプの骨折で、術後に癒合不全が起こり易いことでも知られています。

 

当院ではこの手の手術を得意としておりよく手術していますが、

チタン製の特殊なプレートを使用することと、運が良いためなのか、

今現在まで癒合不全が生じたことは無く全症例で治癒しています。

 

しかし、治すのが難しい骨折には違いないため、折れないようにするのが一番大切です。

小型犬(特にトイ犬種の若いワンちゃん)は落下事故にご注意ください!

↑手術前 

 

↑手術後(2〜3ヶ月程度で治癒していきます)

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
脛骨の骨折(後肢の骨折)

先日、

大阪の動物病院の先生からご紹介いただいて来院された柴犬のワンちゃんの後ろ足の整復手術がありました。

 

このブログでは骨折の話題をよく載せていますが、

実のところ近年、骨折するワンちゃんは少なくなっています。

 

犬猫を放し飼いをしなくなったこともあり交通事故は減っていますし、

都会では骨折は小型犬のものと決まっています。(←独断と偏見)

ということで柴犬という中型犬の骨折は都会では近年珍しいものです。

 

ちなみに、

今回のワンちゃんが骨が折れた原因は後ろ足が側溝に嵌まってしまったことが原因だそう。

ちょっとぶつけただけでも痛いのに骨が折れるとは…かなり痛そうです…。

 

治す方法を色々検討した結果、

想像した以上に骨片がバラバラになって粉砕骨折していたため、

今回は骨折部を直接触らなくて済むメリットがある創外固定と呼ばれる方法で整復固定を行いました。

 

この手術手技は使い易い部位と使い難い部位もあるのですが、

感染がある骨折や粉砕骨折などではとても有用な方法です。

 

術後は徐々に患肢を着き始めてくれているので良かったです。

 

皆さまも溝に嵌まらないようにお気を付けください。

 

↑脛骨、腓骨が骨折しています(側面像)

 

↑脛骨、腓骨が骨折しています(正面像)

 

↑創外固定法にて整復固定しました(側面像)

 

↑創外固定法にて整復固定しました(正面像)

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
TPLO(前十字靭帯断裂)

先日、フレンチブルドッグのワンちゃんのTPLO(前十字靭帯断裂の手術)がありました。

後肢の膝の靭帯(前十字靭帯)が切れると、患肢を痛がって負重し難くなってしまいますのでそれを改善させる為の手術です。

 

TPLOは複雑な手術で、特別な器具とトレーニングが必要となりますが、国内で一般的に実施されている関節外安定化術よりも多くの点で優れており、現在、TPLOは最も術後成績の良い治療法とされています。(90%以上に症状の改善が認められる)

飼主さまとご相談の結果、術後の機能回復が一番良いと報告されているTPLOを行うことになりました。

 

特に問題なく手術も終わり退院していってくれて、肢もだいぶ負重するようになってきてくれたので良かったです。

骨が癒合するまでに2〜3か月は掛かりますのでもう少し安静が必要になります。

 

↑手術前

 

↑手術後(計画通りに骨切りしプレートで固定されています)側面像

 

↑手術後(正面像)

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 18:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ヒョウモントカゲモドキの陰茎脱

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?

今日は10連休明けの社会復帰のためグッタリしている方が多いのではないでしょうか。笑

 

私も今年のGWは1日だけお休みを頂戴して高知県へキャンプに行ってきました。

当日に計画してGO!(←獣医師の仕事は重症の急患さんが休み前に来院されると、旅行に行くどころでは無くなるため前もって計画が立てづらいのが難点なのです)

 

かなり山奥の秘境にあるキャンプ場(夢の森公園キャンプ場)で、

なんと無料のキャンプ場なのですがきれいに整備されておりとても快適でした。

夜になると空を見上げると満天の星空ですし、川からはカジカガエルの声が聞こえてきて、

大自然のエネルギーを貰ってリフレッシュできました。

 

夏は近くを流れる仁淀川で泳いだり、カヌーやボートで川下りしたりできるそうでとても面白そうです。

 

神戸からでは、高速道路を使っても片道4時間ぐらいかかるのでちょっと遠いのが難点ですが

ワンちゃん連れで水遊びも楽しそうなので旅行先にお勧めです!

 

↑仁淀川(youtubeより)

 

さて、

このところ、当院では爬虫類の患者さんがよく来院されています。

 

先日連れて来られたのはヒョウモントカゲモドキの患者さんで

「お尻から何かが出てきている!?」という主訴で来院されたのでした。

 

ひっくり返してお腹側を見てみると…

確かに、お尻の辺りから何か内臓のようなものが出てきています。

 

こういった時は直腸が出てきてしまったり(直腸脱)、総排泄腔と呼ばれる部位が出てきてしまう総排泄腔脱や、ヘミペニス(半陰茎)が出てきてしまうケースが考えられます。

今回の場合は詳しく観察するとヘミペニス(半陰茎)が出てきていました。

 

とりあえず、潤滑剤で濡らして押し込んだり、糸で出てこないように一部を塞いだりしたものの、

すぐに再脱出しまったため出ているものを手術で切除したところ問題なく正常な状態に回復してくれました。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

| tarumioasis2 | 爬虫類 | 19:40 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
パルボウイルス感染症

GW前?くらいに何人かの飼主さまから、

 

「SNSで回ってきたんですが、神戸市北区でパルボウイルスが出たって本当ですか?」

「ツイッターで見たんですが、垂水区内でも発生したって本当ですか?」

と尋ねられることがありました。

 

私自身その情報を知らなかったのと、パルボウイルスの患者さんを診ていないため、

「いやー、聞いたこと無いですね〜」としか答えられなかったですが、

 

後で「神戸市北区 パルボウイルス」で検索すると…、

ソースは不明ですが、このような画像が見つかりました。

恐らくこの情報を見られてお尋ねになられたのかと思われます。

 

ちなみに、

パルボウイルス感染症は感染力が非常に強く、激烈な症状を出す感染症です。

 

●パルボウイルス感染症とは

症状

Parvoviridae科Parvovirus属に属する犬パルボウイルス(CPV)によって起こるウイルス性の感染症です。犬のパルボウイルス感染症としては、1967年に報告された「犬微小ウイルス (Minute Virus of Canines)感染症」と1970年代後半に突如として出現し、爆発的に世界に広がった致死性の「犬パルボウイルス(2型)感染症」の2つが知られています。

両感染症ともパルボウイルスを原因としていますが、ウイルス学的に全く異なるウイルスであることから前者を「犬パルボウイルス1型」、後者を「犬パルボウイルス2型」として区別しています。

現在、臨床上重要なパルボウイルス感染症は、「犬パルボウイルス2型」を原因とする「犬パルボウイルス(2型)感染症」であり、本感染症は、臨床上・病理学的に腸炎型と心筋炎型の2つに大別されます。 腸炎型は、母犬から初乳を介して受け取る免疫抗体の減衰に伴って認められる場合が多く、発熱、元気・食欲の減退、特に下痢、嘔吐、ひどい場合は血便を呈し、脱水や白血球の減少等が見られ、死に至ることもあるとても怖い感染症です。

一方、心筋炎型は最近では報告は少なくなりましたが3〜12週齢の子犬に見られ、特に8週齢以下では急性の経過をたどります。前駆症状として突然の吐き気や不整脈が認められる場合もありますが、急性症例では突然の虚脱や呼吸困難を起こし多くは急死してしまいます。

 

原因ウイルスである犬パルボウイルスは、環境に対して非常に強い耐性を示し、通常の環境中では数ヵ月から場合によっては数年間生存すると言われています。本ウイルスは酸やアルカリ、さらに50℃近い熱に対しても耐性を示し、次亜塩素酸ナトリウムやホルマリンと言った効果の非常に強い消毒薬でなければ死滅させることはできません。

犬パルボウイルス(2型)感染症と診断された場合には、インターキャット(東レ株式会社)の投与による支持療法、もしくは嘔吐や下痢による脱水症状の緩和のための点滴や二次感染予防のための抗生物質投与などの対症療法が中心となります。
尚、他の感染症同様に感染した犬の速やかな隔離と徹底した消毒は言うまでもありません。

(※共立製薬HPより引用)

 

ワクチン未接種の子犬だったり、ワクチンを受けたもののまだ抗体が出来ていない場合などにパルボウイルスに感染するとかなり危険度が高いです。

 

ただ、

便に含まれるウイルスは数か月〜数年間ものあいだ通常の環境中で生存すると言われていますし、

人間の靴に付着して既に世界中どこにでも運ばれてしまっているでしょうし、

ウイルスは眼に見えないだけですでにその辺りや日本全国や全世界に広まっていると思われるため、

突然蔓延したわけではないです。

 

この情報をより正しくするならば、

「日本を含む全世界で犬パルボウイルスはすでに広がっています」が正解でしょう。

 

予防のためのワクチンをきちんと接種している成犬であれば全然大丈夫なのですが、

特にまだワクチンを受けていない子犬 or ワクチンの効果がまだ完全には出ていない時期の子犬

は要注意ですので気を付ける必要があります。 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 犬の病気 | 18:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ペットボトルの蓋 誤食

ペットボトルの蓋を誤食したワンちゃんが来院されました。

自然には出てこないため内視鏡で摘出することになったのでした。

 

特に若い犬は何でも口にする傾向があるため、

飼主さまは十分お気を付けください。

 

↑胃の中にあるペットボトルのフタ

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院)

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 19:35 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
GW期間中の診察について

今年のGWは10連休ですね。

当院の診察予定は以下の通りです。

 

4月27日(土)  :通常通り 午前9:00〜12:00  午後17:00〜20:00

4月28日(日)  :午前9:00〜13:00

4月29日(月・祝):午前9:00〜13:00

4月30日(火・祝):午前9:00〜13:00

5月 1日(水・祝):定休日

5月 2日(木・祝):午前9:00〜13:00

5月 3日(金・祝):臨時休診

5月 4日(土・祝):通常通り 午前9:00〜12:00   午後17:00〜20:00

5月 5日(日・祝):午前9:00〜13:00

5月 6日(月・祝):午前9:00〜13:00

 

お薬やフードなどは業者さんがお休みのためGW中に切らさないようにご注意ください。

 

垂水オアシス動物病院

 

 

 

 

 

| tarumioasis2 | お知らせ | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>
ページのトップへ