神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
うさぎの子宮疾患

先日、血尿が出ているといううさぎさんが来院されました。

血尿が出るということは、泌尿器系(膀胱炎、膀胱結石?)か、生殖器系(子宮疾患?)なのか、どこかに原因があるということです。

ここのところ、血尿が出るうさぎさんの来院が続いており、
「そういえば時々血尿しているかも?」とご相談に来られる方が多いです。

 

こういったケースでは避妊手術を受けていない女の子の場合は、

子宮の疾患に罹患している可能性が考えられます。

 

ということで、飼主さんとリスクを含めてよくご相談の結果、

子宮と卵巣を摘出することになりました。


少しややこしいですが、
子宮の疾患には良性の病変や悪性の病変が見られることもあります。
良性のものには子宮内膜過形成、子宮水腫、子宮蓄膿症、子宮内膜静脈瘤…などがあり、
悪性のものは子宮腺癌、子宮肉腫、平滑筋肉腫、卵巣腺癌…などがあります。
とくに子宮腺癌はうさぎにはとてもよく見れる腫瘍で避妊手術を受けていない女の子のうさぎでは3-4歳を過ぎると発生率が60%を超えるともいわれています。
進行していない初期段階であれば外科的な手術で良好な予後が期待できますが、発生から1年、2年と時間が経つと転移が肺などに起こってきます。

未避妊の女の子ウサギで血尿がでるようなら特に気を付けてあげて下さい。

 

当院では女の子うさぎさんの避妊手術をよく行っています。

ご希望の方はお気軽にご相談ください。

 

↑※閲覧注意:摘出された子宮と卵巣

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | うさぎの病気 | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全

脱皮不全のヒョウモントカゲモドキが来院されました。

 

ヒョウモントカゲモドキは2週間〜毎に脱皮を繰り返します。

これが原因になり調子を崩す子も時々います。

 

今回のケースでは眼に脱皮不全の皮が残っており、

片目が見え難くなっていたため脱皮の皮をピンセット等で除去すると調子が復活しました。

 

対処法など詳しくは、

Dr ツルのエキゾチックアニマル情報室

https://exoroom.jp/hyoumontokagemodoki/2019/07/18/dappifuzenn/

を見てみてください。

 

トカゲ飼いの飼主さんで脱皮不全が気になる方はぜひケアしてみてください。

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 爬虫類 | 12:27 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ハムスターの腫瘍(体幹部のできもの)

台風19号が来襲する前からかなり強力な台風だといわれていましたが、やはり大変な台風だったみたいですね…。

報道で知ったのですが、東京周辺には海抜0メートル地帯(江戸川区など)があり、

荒川や多摩川の堤防が決壊すれば大きな被害が発生する可能性があるということで、お住まいの方はとても怖かったことだろうと思います。

関東の一部の地域では川が氾濫したりして大変な被害が出ているそうで、

被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、皆様とご家族様のご無事をお祈りしています。 

 

先日、ハムスターちゃんが来院されました。

胸の部分に腫瘤(しこり)ができており、飼主さんは気になって連れてこられたのでした。

 

今回も飼主さんとご相談の結果、

大きくなってくる前に手術で腫瘤を摘出することになりました。

 

↑麻酔を掛けて寝て貰いますZZZ

 

↑左胸にしこりができています

 

↑しこりを摘出し、問題なく目覚めてお家へ帰っていってくれました。

今回も半導体レーザーを使うことで1滴の出血もなく摘出可能でした。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | ハムスター | 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

明石の動物病院の先生からご紹介頂きまして橈尺骨骨折(前足の骨折)のワンちゃんが来院されました。

 

近年、放し飼いのワンちゃんがいなくなり交通事故は減りましたが、

ポメラニアン、チワワ、トイプードル、イタリアングレーハウンドなど前足を骨折してしまってよく来院されます。

ちょっとした高い所から落下しただけでも骨は折れてしまいます。

今回の子も超小型犬で、骨の厚みが割り箸より細い3mmしかないため「こんなに細いんだ!」と

飼主さんもビックリされていました。

 

今回も特殊なチタン製のロッキングプレートを使って骨折を整復しました。

このプレートは日本国内では販売されておらず入手が難しいのが難点ですが、

ステンレス製のプレートと違い生体親和性が高く適度な軟らかさがあり、

癒合不全を起こし難いためこの部位の骨折にはとても向いていると思います。

 

↑橈尺骨が折れています

 

↑プレートで固定しました

 

あとは2か月程度すれば骨が癒合するため、しばらく安静が必要です。

 

 

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獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 10:19 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
プレミアム付商品券について

神戸市では、消費税・地方消費税率引上げが低所得者・子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、

地域における消費を喚起・下支えすることを目的として、10月から「神戸市プレミアム付商品券」を発行・販売しています。

 

(1)対象者
ア  住民税非課税の方(住民税課税者と生計同一の配偶者・扶養親族、生活保護を受けられている方等を除く)
イ  成28年4月2日〜令和元年9月30日に生まれたお子様がいる世帯主の方
(2)販売額:1冊5,000円分(500円券×10枚)を4,000円で販売
(3)購入限度額:ア 1人につき         2万5千円(販売額2万円)
          イ 対象児童1人につき   2万5千円(販売額2万円)

 


↑以上神戸市のHPより

 

実は当院でもこちらの「神戸市プレミアム付商品券」を使用して頂くことができますので、

ご希望の方はお申し出ください。

 

 

 

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| tarumioasis2 | お知らせ | 18:48 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
皮下点滴の方法

次の3連休にはまた台風がやってくるそうで心配ですね。

今のところ予報では関西地方には直撃しなさそうですが油断は禁物です。

当院は水曜日の休診日以外は、日曜・祝日も9:00〜13:00間休まずに診察しておりますのでご来院ください。

 

このところ診察で慢性腎臓病の高齢猫ちゃんに皮下点滴をすることがたくさんあります。

皮下点滴のために週に何回も通院されている飼主さんもおられるのですが、お仕事の都合などで通院が難しい方もおられます。

そういった場合に当院では、輸液に必要なセットをお渡しして、ご自宅で皮下点滴を継続して頂いています。

 

↓HOW TO 皮下点滴動画を作ってみました。参考にしてみてください。

 

 

 

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獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | コラム | 17:25 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
行方不明の猫ちゃんについて

こちらの猫ちゃんを見かけた方はぜひご連絡をお願いします!

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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TEL078-707-2525

 

| tarumioasis2 | お知らせ | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
【必見!】Dr.ツルのエキゾチックアニマル情報室

エキゾチックアニマル」という言葉を御存知でしょうか?

 

「エキゾチック」という言葉の意味を調べてみると、

エキゾチック【exotic】:外国の雰囲気・情緒のあるさま。異国的。 「長崎は−な都市だ」 「 −な服装」 「 −な顔だち」

という意味だそうです。

 

動物病院業界では犬猫以外の生き物のことを「エキゾチックアニマル」といいます。

犬猫よりもあまり見かけない生き物が多いからなのかもしれません。

つまり、ハムスターも、フェレットも、フクロモモンガも、鳥も、ウーパールーパーも、ヘビも、トカゲも

全部まとめてエキゾチックアニマルと表現されています。

 

当院ではその犬猫以外のエキゾチックアニマルの診察を行っておりまして、

ウサギ、ハムスター、フクロモモンガ、チンチラ、ハリネズミ、小鳥、フェレット、亀、ヘビ、トカゲ、両生類(カエル、ウーパールーパー等)…etc が来院されることが多くなってきました。

 

今回は

そのようなエキゾチックアニマルを飼育されている飼主さんへ面白くて勉強になるサイトの紹介です。

         ↓

Dr ツルのエキゾチックアニマル情報室

 

こちらのサイトを管理されているのは日本で初めてエキゾチックアニマル専門の動物病院を開業し、

エキゾチックアニマル専門医の霍野 晋吉(つるの しんきち)先生です。

私も関東でのセミナーや勉強会に時々参加させて頂くことがあるのですが、

とても面白くて毎回勉強になっています。

 

エキゾチックアニマルの飼育法についてなど、インターネット上には真偽の分からない玉石混合の色々な情報が氾濫している中、

飼主さんの信頼できる情報源として参考になると思いますのでぜひ一度チェックしてみてください!

 

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獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | コラム | 12:59 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
うさぎ切歯の不正咬合

うさぎの切歯(前歯)は上顎に4本、下顎に2本あり、

うまいこと咬みあうことで歯が摩耗して伸びすぎないようなシステムになっています。

しかし、何らかの原因で咬みあわせが悪くなると上の歯と下の歯が咬みあわなくなり、

切歯が異常な方向に伸びすぎてしまいます。

 

↑切歯が不正咬合になり長く伸びてしまっています

 

原因として、

生まれつきの不正咬合がある場合や、ケージなどの硬いものをかじったり、奥歯(臼歯)の不正咬合があったり、

何らかの外傷が有ったりすると引き起こされると考えられています。

 

治療は、

定期的に伸びてしまった切歯をカットして短くします。

大人しいうさぎであれば、無麻酔で処置が可能な場合が多いです。

 

ケージを齧らせないようにしたり、落下事故に気を付けてあげたり、チモシー中心の食生活を心がけたりすることが

予防につながるためうさぎ飼いの飼主さんはお気を付け下さい。

 

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獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | うさぎの病気 | 18:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
耳血腫について

先日、耳血腫のワンちゃんが来院されてその治療を行う機会がありましたので今回はこの件について。

 

耳血腫になると、耳介(みみたぶ)に分布する血管が破壊されて内出血を起こし、耳介に血液を含んだ液体が貯留して腫れ上がります。

正確な原因は不明なのですが、外耳炎があったり、アレルギー持ちであったり、引っ掻いたりするとこうなってしまうことが多いと思われます。

 

耳血腫になってしまった場合の治療法として、

・針で貯留液を繰り返し抜く

・ステロイド薬を投与する

・インターフェロンを投与する

・ドレーンを入れる

・外科的に排液して縫合する

などがあります。

 

あっさり治ってくれる場合もあるのですが、

インターフェロンを使ったり、投薬したり、何回も液を抜いたりしても再発してなかなか治らない場合は、

耳介に穴を開けて排液させて外科的に縫合して治すこともあります。

 

今回のワンちゃんはインターフェロン等や投薬にも反応が無く、

無治療で放置すると更に液が貯留したり、耳介が変形して耳の形が変わったり、

それに伴い外耳洗浄が出来なくなる恐れもあることから、

外科的に孔を開けて縫合することになりました。

 

↑耳介に液が貯留しています

 

↑耳介に液が貯留しています

 

↑耳介に孔を開けて縫合しました

 

↑術後3週間後。孔が塞がり癒合しています。

 

↑抜糸後の様子

 

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| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 17:27 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、兵庫区にお住まいの前足を骨折したトイプードルちゃんが来院されました。

腰ぐらいの高さから落下したため骨折したそうです。

 

レントゲン画像を見てみると、

前足の橈尺骨の遠位端部分がポッキリと折れています。

やはり、若齢の体重が超小型犬種(チワワ、トイプードル)は前足を骨折するケースがとても多く、

そして骨癒合不全を起こしやすい骨折部位です。

 

そして特にこういった体重が1kg台の超小型犬で骨の末端で骨折しているケースでは、

骨折を整復して固定するのが技術的に難しいのですが、

今回も特殊なチタン製のプレート(ロッキングプレート)を用いて手術を行い特に問題なく整復固定できました。

 

このチタン製のプレートはステンレス製に比べて柔らかくて術後の骨癒合がスムーズだといわれており、

今までのところ幸いなことに癒合不全に陥ったケースは無く全例癒合してくれています。

しかし、再度の落下事故などがあるとプレートごと再骨折する可能性もあるため、

2〜3ヶ月間は安静にする必要があります。

 

 

 

落下事故にはお気を付け下さい!

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 20:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
咬傷事故

先週、黒猫の子猫ちゃんが来院されました。

 

こちらの黒猫ちゃん、

飼主さん曰く、ある日お家の玄関から勝手に入ってきたのでそのままお家に居るとのこと。

何となくのんびりした感じが良いですね。

 

そこまでは良かったのですが、

先週のある日にこちらのお宅に住む先住犬(中型犬)にお家の中で出くわしてしまったそうで、

「ガブ」っと咬まれてしまったのでした。

毎年日本でも犬の咬傷事故で亡くなる人が出ているくらい、本気の犬に咬まれるとかなり危険です。

 

その後、ぐったりしてしまい当院へ運ばれてきました。

診察させて頂くと、歯ぐきの色も真っ白になっておりグッタリです。

すぐにエコー検査で詳しく調べてみると、

お腹の中に血が溜まっていることが判明し、腹腔内臓器の損傷が疑われました。

 

このような状態になっていると様子を見ているだけでは助からない可能性が高いため、

お腹を開けて、内臓の損傷部位を見つけて、緊急で止血する必要があります。

飼主さんとどうするか相談の結果、開腹手術を行うことになりました。

 

麻酔を掛けて輸液をしながらお腹を開けてみてみると、

皮膚は貫通していないものの、皮膚の上から犬歯が刺さったらしく肝臓に孔が開いていましたが、

幸いな事に止血することが可能でした。

 

その後も麻酔からも問題なく覚めてくれて、

若いからか元気に回復して1週間くらいで退院してくれたのでほんとうに良かったです。

 

 

ワンちゃんが居るお家に、

新しく子猫ちゃんを迎え入れる場合は油断せずにお気を付け下さい!

 

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獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 共通の病気について | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
猫の口内炎(歯周病、全顎抜歯)

だいぶ肌寒くなって秋らしくなってきましたね。

秋になると気候も良くて動物も病気をしなくなるのか動物病院もゆったりしています。

 

そんな中、

口が痛くてごはんが食べれない猫ちゃんが来院されました。

口の中を見てみるとまっ赤っかに腫れてとても痛そうになっています。

今回の場合、内科治療に良い反応が見られなかったため改善率(90%程度の効果)が高いといわれている全顎抜歯を行うことになりました。

 

日々診察していると猫ちゃんに口内炎ができてよだれを垂らしたり、

口が痛くて食事が摂れないケースを見かけることがよくあります。

 

この病気の原因は全てがはっきりとはわかっていませんが、免疫機能の乱れが関係していると思われ、口腔内細菌に対する過敏症も原因といわれています。

猫の口内炎では、歯肉、ほほの粘膜や舌などの部位に発赤や腫れ、潰瘍などが見られ、
症状は、痛み、口臭、食欲低下、体重減少、流涎などで、
本症の発症率はさまざまな報告がありますが、約6~7%と意外と多いのです。

歯垢、歯石の付着程度が高くなるのに伴って発症率が高くなりますが、歯石がほとんど無くても口内炎になることもあります。
また、ウイルス(猫白血病ウイルス、猫エイズウイルス)感染が原因となり口内炎を引き起こす場合もあって口内炎の猫のうち白血病ウイルスが感染している割合は15〜20%、エイズウイルスが感染している割合は25〜80%といわれています。

発症年齢は平均7.1歳(4〜17歳)で、缶詰タイプの食事を主食にしている多頭飼育の猫に本症の発生が多いと言われています。治療方法にはさまざまな方法があり報告さてていますが、確立された治療法はなく完治できない症例も多く難治性なことが多いです。

治療方法は、
〇垢・歯石除去による口腔内細菌の清浄化
▲好謄蹈ぅ漂泙砲茲詭髪嵳淦療法
L髪嵳淦剤による治療
す垣己質による治療
ゥぅ鵐拭璽侫Д蹈鵑砲茲觴N
Ε薀トフェリンによる治療
低アレルギー食の給与
炭酸ガスレーザーによる炎症部位の蒸散
各種の酵素
抜歯
などがあります。

まず、口の中の衛生状態を良くして(歯石除去、歯垢除去、上の画像の猫ちゃんは歯石のスケーリング中です)、その後歯磨きやデンタルジェルで維持していくことをお勧めします。しかし、それでも治まらない場合は抜歯をすることで完治もしくはかなり口の炎症が治まります。通常、抜歯することで60%(全顎抜歯の場合は90%)の猫ちゃんが良くなり、20%で程度が軽くなり、13%がまだ内科的な治療が必要で、7%で効果がみられません。

なかなかやっかいな病気ですが、痛くて食べれないと生活の質が低下するので治療をしていくほうがよいと思います。

 

 

↑口腔内の粘膜が腫れており痛そうです。

 

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獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 猫の病気 | 11:03 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
膝蓋骨脱臼(パテラ脱臼Grade供

先日、膝蓋骨内方脱臼グレード兇離錺鵑舛磴鵝淵肇ぅ廖璽疋襦砲寮杏手術がありました。

 

いつも通り、

内側支帯の解放、外側関節包の縫縮、脛骨粗面移植、滑車溝の造溝術を行うと膝蓋骨が無事整復できました。

 

↑手術前(両肢の膝蓋骨が内側に脱臼しています)

 

↑膝蓋骨が正常な位置へ戻りました

 

あとは数日圧迫包帯を巻いて、2週間後に抜糸してとりあえずの治療は終了です。

骨を一部切っており、それが2〜3ヶ月程度して癒合しますのでもう少し安静が必要です。

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 17:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
外耳炎治療(ビデオオトスコープ)

当院では慢性外耳炎に対して、耳内視鏡(ビデオオトスコープ)を用いて治療を行っています。

 

何年も前から膿汁が出ているようななかなか治らない難治性の外耳炎のワンちゃんでも、

ビデオオトスコープを用いて洗浄後には改善することがあり、難治性の外耳炎持ちの子にとても有効な場合があります。

 

今回はなかなか治らない耳の痒みがあるワンちゃんへビデオオトスコープを用いて外耳洗浄をしました。

 

↓ビデオオトスコープを用いた処置の様子(ノーカットですので見にくいですが参考に)

 

 

 

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| tarumioasis2 | 耳ビデオ内視鏡(ビデオオトスコープ) | 20:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
TPLO(前十字靭帯断裂)

先日、左後肢の膝(ひざ)にある前十字靭帯が切れてしまったコーギーちゃんが来院されました。

 

前十字靭帯の断裂は小型犬〜大型犬の跛行(歩様の異常)の一般的な原因の一つです。
関節外安定化術(糸を使った方法)が国内では一般的に行なわれておりますが、関節外安定化術では膝関節の安定性を得るために非吸収性の糸を用いて行なわれる為、糸の「断裂」や「ゆるみ」により手術後に臨床症状が再発する症例が存在します。

 

1993年にアメリカのDr.Slocumらが考案した、犬の前十字靭帯断裂症に対する新しい手術法がTPLOです。

以後米国を中心として20年以上の歴史があり当初は大型犬へ応用されていましたが、現在では小型犬や猫にも広く行われています
複雑な手術で、特別な器具とトレーニングが必要となりますが、国内で一般的に実施されている関節外安定化術よりも多くの点で優れており、現在、最も成績の良い治療法とされています。(90%以上に症状の改善が認められる)
TPLOには術後早期の回復が得られること、術後の機能回復がより良好であること、手術後の骨関節炎の進行がより軽度であること、手術後の半月板損傷の発生率が低いなどのメリットがあります。
当院では小型犬〜大型犬の前十字靭帯の損傷に対して、従来の関節外安定化術とTPLOを症例の状況に合わせ選択し施術を行なっています。

この手術方法(TPLO)は兵庫県下で行っている動物病院が極めて少ないため、

遠方の患者さん

 

実は今回来院されたコーギーちゃんは、以前右膝関節の前十字靭帯が断裂したため右側のTPLOを当院にて実施済みでした。

片側の前十字靭帯が切れた場合、反対肢の靭帯も切れやすいと言われており、これで両側の肢にTPLOを施術したことになります。

術後翌日には患肢を少し着けて歩くようになり、術後5日目には肢をだいぶ負重して歩くようになったため、

問題なく退院していってくれました。

 

↑以前にTPLOを行った右肢(骨切りした部分の骨は既に癒合しています)

現在は問題なく歩行可能になっています。

 

↑今回TPLOを行った左肢

 

ある日、突然後ろ足を痛がるワンちゃんの場合は前十字靭帯が断裂した可能性があるため、

跛行が続くようであれば一度受診をお勧めします。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 17:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
院長不在のお知らせ(米国セミナー参加のため)

10月20日(日)〜10月25日(金)までの間、

アメリカネバダ州での外科研修へ参加のため井尻(院長)不在になります。

現状では日本国内でこういった専門的な研修を受ける機会はほとんど無いため遠く海外まで行く必要があります。 

 

↑研修を受ける施設(アメリカネバダ州にあるオークエンドセンター)

 

毎年海外で外科研修を受けるために不在にしており、

ご迷惑をお掛けしますが診療の質を更に高め、より良い診療をするため、ご理解・ご了承をお願い致します。

 

なお、井尻不在中は池田獣医師が通常通り診察を行いますので診察時間に変更はございません

 

Dr.William Culp先生、Dr. Jim Perry, 先生、Dr. Ameet Singh 先生など米国外科専門医から直接話を聞けて、

毎回新たに気付いたり、学ぶことが多く毎回とても刺激を受けています。

 

今回の研修内容は以下の通りです。


泌尿器系

膀胱固定術、膀胱癭チューブ設置、尿管再移植術、犬の尿管ステント設置術
(Cystopexy, cystostomy tube placement, ureteral re-implantation, canine ureteral stenting.)


前/陰嚢尿管癭設置術、会陰尿道設置術、経恥骨尿道造設置術                    

(Pre-/Scrotal urethrostomy, Perineal urethrostomy, Transpubic urethrostomy) 
 



皮膚と形成
皮弁と移植片の原則、H型形成術、回転皮弁、浅後腹壁皮弁、胸背皮弁
(H-plasty, Rotational flap, Caudal superficial epigastric flap, Thoracodorsal flap)

乳腺腫瘍のアプローチ、局所乳腺摘出術(犬)、片側性根治的乳腺摘出術(猫)、
軸性ひだ皮弁、鼠径ひだ皮弁
(Approach to mammary neoplasia, Regional Mastectomy – Dog, Unilateral Radical Mastectomy – Cat, Axial fold flap, Inguinal fold flap)


 



消化器系
肛門嚢摘出術、直腸プルスルー術、粘膜反転法、恥骨骨切り術、結腸切除吻合術
(Anal sacculectomy, Rectal Pull-Through, Mucosal Eversion, Pubic Osteotomy, Colonic Resection and Anastomosis)


胆嚢疾患、胆嚢十二指腸吻合術、胆嚢摘出術
(Biliary Disease Overview, Cholecystoduodenostomy, Cholecystectomy) 


恥骨骨切り術、結腸切除吻合術、胆嚢十二指腸吻合術、胆嚢摘出術
(Pubic Osteotomy, Colonic Resection and Anastomosis, Cholecystoduodenostomy, Cholecystectomy) 

 

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| tarumioasis2 | お知らせ | 10:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
猫の去勢手術についての動画

猫の去勢手術の流れについて動画を作ってみました。

最近は動画編集はスマホ一つで撮影して編集することもかんたんに出来て誰にでもできる時代になっているみたいですね。

 

当院の場合は、

患者さん(手術を受ける猫ちゃん)は手術前日の夜10時以降は絶食当日の朝9時以降は絶水にしてもらいます。

 

0、朝9時頃に患者さんが動物病院に到着。

1、午前中に血液検査、レントゲン検査、点滴の管を入れたりするなど必要な検査・処置を済ませます。

2、手術時間になると、麻酔を掛けて寝て貰います。

 

↓ここからは動画で流れをご説明(出演ご協力のイヴちゃん、飼主さまありがとうございます)

 

3、手術が終わり、目覚めた後に点滴の管を外して、エリザベスカラーを着けてもらいます。

4、夕方〜夜に飼主さんにお迎えに来てもらい帰宅。

5、お家では、化膿止めの抗生物質、痛み止めを飲ませてもらいます。

6、1〜2週間後に抜糸し、エリザベスカラーを外します。シャンプーも可能です。

 

という流れになっています。

 

より簡単なやり方では気管挿管をせずに麻酔をかけることも可能ではありますが、

当院ではより安全性を高めるために基本的に全症例で気管挿管をして、去勢手術や避妊手術、各種手術を行っています。

 

今回はいつもとは趣を変えてこんな感じで手術をしているという流れを動画でのご紹介させていただきました。

 

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獣医師 井尻

 

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竹野スノーケルセンター

今年も夏も一段落してやっと涼しくなりましたね。

お盆に台風がやってきたり、天候がいまいちでしたがいかがだったでしょうか?

最近でも九州での豪雨など何十年に一度とか…、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

 

今年の夏は私も休みの日に京都府の日本海側にある「竹野海岸」へ行ってきました。

そこには竹野スノーケルセンター⇒http://takeno-scvc.jp/

という施設がありまして、神戸からですと車で3時間程度掛かるのでちょっと遠いですが、

こちらではスノーケルが体験できるのです。

 

ウエットスーツを着て、スノーケルと水中メガネをつけてきれいな海に潜ると、

大きなクロダイが泳いでいたり、キュウセンなどの小魚がいたり、よく岩をみるとサザエがくっついていたり、

ウミウシがいたり別世界が広がっていました。

 

 

今年もまだ体験可能だと思いますので興味のある方はぜひ。

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

 

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ハムスターの腫瘍(体幹部のできもの)

腫瘍ができたハムスターちゃんが来院されました。

 

今回も飼主さんとご相談の結果、摘出することになりました。

↑お腹に腫瘤が出来ています

 

腫瘍を摘出した後、お家に帰っていってくれました。

 

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| tarumioasis2 | ハムスター | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
腫瘤の蒸散(半導体レーザー)

高齢のワンちゃんには、体表に「いぼ」などが出来ることがあります。

ブラッシングの際にひっかけて出血したり、ワンちゃんが気にして舐め、自壊したりすることもあるため注意が必要です。

 

半導体レーザーを使用すれば、

無麻酔または局所麻酔下で、いぼなどを蒸散させることができます。

 

※腫瘤の大きさや種類により、半導体レーザーでの蒸散が適応にならない場合もあります。

 

↑レーザー照射前

 

↑レーザー照射1週間後

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 腫瘍 | 09:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、須磨区にある動物病院の先生からご紹介して頂いて、

前足を骨折したトイプードルちゃんが来院されました。

ソファから落ちた?ため骨折したそうです。

 

レントゲン画像を見てみると、

前足の橈尺骨の遠位端部分がポッキリと折れています。

やはり、若齢の体重が超小型犬種(チワワ、トイプードル)は前足を骨折するケースがとても多いです。

 

そして特にこういった骨の末端で骨折しているケースでは、

骨折を整復して固定するのが技術的に難しいです。

 

今回も特殊なチタン製のプレート(ロッキングプレート)を用いて手術を行いましたが、

関節面に入らずにスクリュー2本を設置することができ特に問題なく整復固定できました。

 

↑橈尺骨が骨折しています

 

↑プレートを用いて整復固定しました

 

手術翌日には普通に歩き始めてくれていますが、

骨癒合まで2〜3ヶ月掛かりますので、もう少し安静が必要です。

がんばってくれました。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:14 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、明石の動物病院の先生からご紹介で前足を骨折したトイプードルちゃんが来院されました。

 

今回も超小型犬の代表的な骨折部位である橈尺骨骨折でした。

体重が2kg前半しかなく、

硬いプレートを使うと癒合不全を起こしたりするケースもあるため注意が必要です。

今回も特殊なチタン製ロッキングプレートを用いました。

 

あとは安静にして貰えれば2〜3か月程度で骨は癒合しますので、

もう少しの辛抱です。

↑橈尺骨が骨幹部で折れています

 

↑プレートで固定しました

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

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脛骨の骨折(後肢の骨折)

明石にある動物病院の先生からご紹介で、

後ろ足(脛骨)を骨折したネコちゃんが来院されました。

 

こちらのネコちゃん、

なんと20歳近い猫ちゃんなのですが運が悪いことに骨折してしまったそうです。

なんででしょうね。

 

高齢ですし治りが悪そうではあるのですが、

粉砕骨折のため今回は創外固定という方法で骨折を整復しました。

 

骨が砕けているため近位と遠位の骨の大きさが小さくて苦労しましたが、

何とか整復固定することができて良かったです。

↑脛骨が粉砕して折れています(よく見ると骨に亀裂が長く入っています)

 

↑創外固定で固定しました

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
大腿骨骨折

前回の大腿骨骨折のワンちゃんが来院された翌日に、またまた大腿骨骨折のワンちゃんが来院されました。

同じような症状の子が来院されるのは動物病院あるあるです。

 

今回の子は高齢の小〜中型犬のワンちゃんだったのですが、

ある日突然後ろ足を挙げるようになってしまったとのこと。

 

レントゲン検査をしてみると大腿骨が折れています。

こんな風に勝手に骨が折れることは通常は有り得ず、病的骨折(腫瘍などが原因?)の可能性もあると思われました。

 

飼主さんとご相談の結果、

いきなり断脚を行うのではなく、

まずは病理検査に必要な組織を採取してから、骨折部にはプレート固定を実施しました。

↑大腿骨が骨折しています

 

↑プレートで整復固定しました

 

この後、病理検査の結果が問題なければ(腫瘍が検出されなければ)良いのですが…。

頑張ってくれました!

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:07 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
大腿骨骨折

先日、滋賀県にある動物病院の先生からのご紹介で大腿骨骨折(太ももの骨の骨折)のワンちゃんが来院されました。

 

お近くの動物病院で大腿骨骨折の整復手術を受けられたものの、

しばらくしてから骨折部の整復と固定が緩んでしまったということで、当院まで連れてきて頂き再度整復手術を行うことになりました。やはりピンニングのみで骨折を固定するというのは難しいみたいです。

 

↑来院時の様子。

ピンで固定されていましたが、術後に緩んでしまっていました。

 

↑ロッキングプレートを用いて強固に整復固定を再度行いました。

 

術後は問題なく肢を使ってくれているそうで良かったです。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 18:29 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ハムスターの腫瘍(体幹部のできもの)

腹部に腫瘤ができたハムスターちゃんが来院されました。

やはりハムスターには腫瘍が出来やすいです。

飼主さんとご相談の結果、腫瘤を摘出することになりました。

↑手術前(腹部に腫瘤ができています)

 

↑手術後(腫瘤を摘出しました)

 

この後、麻酔からも覚めて帰って行ってくれて良かったです。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | ハムスター | 10:39 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
直腸脱?

先日、お尻から何かが出てきている!という女の子のワンちゃんが来院されました。

 

飼主さんからお話をお伺いすると以前からお尻周りが腫れており便をする時にいきみが見られて、

便が出にくそうだったとのこと。

そしてある日、突然何か硬いものがコロンと飛び出してこうなってしまったということでした。

↑肛門から直腸と何かが出てきています

 

こうなった原因が腫瘍なのか、感染なのか、雌には非常に珍しい会陰ヘルニアなのか病理検査などで調べてみないと不明ですが、

こうなってしまっては生きていけないため飛び出ている部分を切除し直腸などを整復することになりました。

 

↑術後の様子

 

その後、問題なく便も出ており、病理検査の結果も腫瘍ではなく、

経過は順調ですがもうしばらく経過観察が必要です。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

| tarumioasis2 | 消化器疾患 | 10:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
動き方が変なエボシカメレオン

当院では犬猫以外のエキゾチックアニマルと呼ばれる動物たち(うさぎ、ハムスター、チンチラ、フクロモモンガ、ハリネズミ…など)や爬虫類の診察もおこなっておりまして、

時々動き方がおかしな爬虫類の患者さんが来院されることがあります。

 

その中でも多いのは「代謝性骨疾患」と呼ばれる疾患です。

この病気になる原因は、カルシウム不足ビタミンD不足紫外線不足が考えられ、

症状としては、震え、歩行困難、測定過大、ケイレン発作、腸のうっ滞、運動失調、反射亢進、総排泄腔脱などが早期にみられ、

重度な症例になると骨の変形が現れてきます。

 

↓先日来院されたエボシカメレオンちゃんも歩き方がおかしいという主訴で来院されました。

 

診断

身体検査で異常な姿勢や歩き方になっていないか、食事内容の聞き取り(カルシウムを添加しているかどうか)、紫外線ランプの設置状況などをお聞きしてこの疾患かどうかを疑っていきます。また、X線検査やCT検査などを行うと、骨の変形や骨密度の低下がみられる場合もあります。

 

治療

1〜3ヶ月間、正常に活動できるようになるまでグルコン酸カルシウムの投与を1日2回行います。

栄養管理(カルシウム剤やビタミンDなど)

ダスティング・・・餌のコオロギなどの昆虫は、リンに対してカルシウムやビタミンAの含有量が少ないため、昆虫に直接カルシウム剤やビタミン剤をまぶしてから給餌します。

 

 

紫外線照射

自然界ではビタミンDは紫外線を浴びることで合成されます。

飼育環境で紫外線が不足する原因は、紫外線を含まないランプを使用している、ガラス越しの照射や日光浴(紫外線はガラスを透過しない)、紫外線ランプの劣化による紫外線不足(紫外線ランプは6〜12か月毎の交換が必要)などが考えられます。

 

飼育温度

爬虫類は変温動物であるため、温度管理が大切です。

代謝性骨疾患のため状態が悪い場合は、至適温度上限近くで温度管理をした方が良いです。

 

上のエボシカメレオンちゃんはカルシウム剤の投与を開始したところ、徐々に様子が改善してきました。

UVランプ、カルシウム剤、飼育温度などが大切ですので様子がおかしくなる前に注意してみてください。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

| tarumioasis2 | 爬虫類 | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
夏期臨時休診のお知らせ

今年もそろそろお盆休みですね。
台風の接近と帰省ラッシュが大変そうですが、皆さまお気をつけてお出かけ下さい

垂水オアシス動物病院では
8月12日(祝・月)を臨時休診とさせていただきます。
それ以外の日は平常と変わらない診察時間で診察・トリミングなどを行っております。

 

ご迷惑をお掛けしますがご理解頂けますよう宜しくお願い申し上げます。



垂水オアシス動物病院
院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | お知らせ | 14:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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