神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
ハムスターの腫瘍(体幹部のできもの)

お腹に腫瘍ができたハムスターちゃんが来院されました。

最近、ハムスター以外に、マウスやラットちゃんも来院されることが増えてきている気がします。

 

今回のケースでは、

飼主さんとリスクを含めたご相談の結果、腫瘍を摘出することになりました。

 

↑全身麻酔下で寝て貰い、毛刈りをして、イソジンで消毒していきます

 

 

↑腫瘍を半導体レーザーメスを使って摘出しました。

半導体レーザーを使うとほぼ出血ゼロで摘出が可能なことが多くてとても役に立つ味方です。

 

↑麻酔からも覚めてお家へ帰っていってくれて良かったです。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | ハムスター | 11:03 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
腹腔鏡下避妊手術

当院では腹腔鏡を使った身体への負担が少ない避妊手術を行っています。

腹腔鏡を使うと、5mm程度の小さなキズが2〜3ヶ所程度で避妊手術(卵巣・子宮摘出術)を行うことができますので、

術後の痛みが少なく回復が早いのが特徴です。

 

↑抜糸時の様子

 

↑抜糸時の様子

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 腹腔鏡 | 16:57 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
カメレオンの眼疾患

先日、カメレオンちゃんが来院されました。

そうです、あの舌がビョーンと伸びる、体色が変化する生き物です。

当院にも時々カメレオンが来院されます。

 

今回来院されたカメレオンは「エボシカメレオン」という種類で、頭が帽子(烏帽子)みたいな形なのが特徴的です。

全長が40〜60cmになり、昆虫類や植物を食べ雑食性です。

カメレオンは動くエサしか食べないですし、神経質ですし飼育は難しいといわれておりますが、

見ていてとても可愛らしいですし、面白くて飼いたくなる気持ちが分かります。

 

さて、

今回来院されたカメレオンちゃん、

両目が開かないという主訴で来院されました。

眼が見えないと食餌をとれなくなるため危険なのですが、

眼を洗浄し、点眼薬をさして貰ったところ、数日で改善してくれたので良かったです。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 爬虫類 | 12:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
リスの不正咬合

切歯が不正咬合になってしまい異常に伸びてしまっているリスさんが来院されました。

 

うさぎや、ねずみなど歯が伸び続ける動物ではこういった事が時々起こり、このままでは上手にご飯が食べられないため

定期的に短くカットしてあげなければなりません。

↑歯が伸びています

 

 

↑歯をカットしました

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です

 

 

| tarumioasis2 | リス | 16:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
猫の口内炎(歯周病、全臼歯抜歯)

猫の口内炎は慢性で難治性のことが多く、なかなか大変な病気です。

ヒトでも口内炎が1個でも口の中にできると、痛くて麻婆豆腐も美味しく食べれなくなってしまいますよね。

猫ちゃんも口内炎になると、よだれ、採食困難、開口時の奇声、口を気にする動作、口を触れるのを嫌がるなどの症状がみられ、

少しずつ痩せてきてしまいます。

そして、ヒトの一般的な口内炎よりもずっと重度ですごく痛そうです。

 

口腔内細菌やウイルスの関与、免疫の異常などが疑われていますが今のところハッキリとした原因は不明です。

 

一般的に治療として、

スケーリング(歯石除去)などの口腔内清掃を行った後に、抗生物質、ステロイド薬の消炎鎮痛薬の投与などを行っていきます。

しかし、内科治療を行うと一時的に症状は改善はするものの完治はせず、数週間〜数か月で再び症状が悪化したり、治療に対する効果が出なくなることが多いです。

 

このような難治性の猫の口内炎に対して、

抜歯を行うと、60%程度(全臼歯抜歯の場合)、90〜95%程度(全顎抜歯の場合)の改善効果が期待できると報告されています。

 

抜歯をすると猫ちゃんには歯が無くなってしまいますが、意外と支障なく生活できます(現代の猫ちゃんはキャットフードを飲み込むように食べていますので大丈夫です)。

 

「激痛の続く口内炎を我慢する」 or「 口内炎を治すために歯を抜歯してしまう」のがよいのか…、

本人に意見を聞けないのが悩ましいところですが、

重度の慢性口内炎の猫ちゃんの場合は抜歯も有効な治療法になります。

 

今回来院された慢性口内炎の猫ちゃんは、

長年の間口内炎に悩まされており飼主さんの希望もあり全臼歯抜歯を行うことになりました。

 

↑口の奥に口内炎が広がっています

 

 

↑奥歯(臼歯)を全て抜歯しました

 

 

↑奥歯(臼歯)を全て抜歯しました

 

術後は痛くて食べなくなってしまわないか心配していたのですが、

術後当日から食餌を採るようになり、翌日にはドライフードも食べてくれたので良かったです。

あとは炎症が引くのを待つばかりです。

猫ちゃんよく頑張りました!

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 猫の病気 | 17:50 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
上腕骨遠位の骨折(Y字骨折)

先日、前足をドアに挟んでしまってから肢を着かないというワンちゃんが来院されました。

 

この子の場合は体重が2kg程度のトイ犬種であり、

橈尺骨と呼ばれる前足の肘から下の部分がポキッと折れるのがとても多いです。

今回はそれとは違って「肘関節」周囲の骨が幾つかの骨片に割れて折れてしまっていました。

これは上腕骨遠位のY字骨折と呼ばれるタイプの骨折で、骨折の手術の中でも難易度が最も高いと言われています。

 

私も、右手の親指を3ヶ月程前にドアに挟んでしまった時ものすごく痛かったのを覚えていますが、

ドアに挟んで骨折するなんてかわいそうでお気の毒です…。

 

しかし、関節面での骨折は内固定を行いきちんと整復しないと歩けるようにならないため、

飼主さんとご相談の結果、整復手術を行うことになりました。

 

↑【術前】上腕骨遠位の部位がY字に骨折しています(レントゲン正面像)

 

↑【術前】上腕骨遠位の部位がY字に骨折しています(レントゲン側面像)

 

↑【術後】ラグスクリュー、ピンニング、ロッキングプレート、テンションバンドワイヤー法など

  を用いて整復を行いました(レントゲン側面像)

 

↑【術後】プレート等で固定しました。

 

術後は徐々に肢を着くようになり退院していってくれましたが、

骨癒合までに2〜3ヶ月程度かかるため安静が必要です。

 

飛び降りたり、ドアに挟まったりしないようお気を付けください。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
フクロモモンガの外傷(尻尾の断裂)

当院にはフクロモモンガのモンちゃんが住んでいることもあってか、

フクロモモンガの患者さんが来院されています。

 

今回来院されたフクロモモンガちゃんは

「シッポがちぎれてしまった!」との主訴で連れてこられました。

飼主さんからお話をお伺いすると、

シッポが回し車に挟まって切れてしまったとのこと。

持って来られたシッポは4cm程度ありましたが縫合しても生着することはないため

麻酔下で壊死したシッポをきれいに整えてから縫合しました。

 

かなり活動的な生き物ですのでかわいそうに回し車に巻き込まれてしまったのでしょう。

フクロモモンガ飼いの飼主さんは回し車にお気を付けください。

 

 

 

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獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | フクロモモンガ | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
腹膜心膜横隔膜ヘルニア

当院では去勢手術や避妊手術の前には血液検査をすることが多いのですが、

レントゲン検査はするかどうかを飼い主さんとご相談して決めています。

去勢手術や避妊手術をする年齢のワンちゃん、猫ちゃんは大抵若い子くて健康な子が多いので、

レントゲン検査をしても異常が出ることはまれです。

 

先日、去勢手術を希望されて猫ちゃんが来院されまして、

飼主さんとご相談のうえ術前の検査としてレントゲン検査をしてみると…、

↑心臓の辺りが何かおかしいです

 

↑心臓の後方が何かおかしいです

 

これは腹膜心膜横隔膜ヘルニアという先天的(生まれつき)の疾患です。

この病気に罹患していると、

発育不良、食欲不振、嘔吐、下痢、運動不耐性、呼吸困難などが見られたりすることや、

無症状で経過することもあります。

 

治療は開胸手術を行い心嚢膜内に脱出した肝臓などの内臓を腹腔内に戻すことが必要になります。

しかし、歳をとってから診断されて無症状の場合は無治療で経過観察をしていく場合もあります。

 

去勢手術や避妊手術をする前には、

やはり念のためこのような病気が隠れてないか確認しておく方が良いかもしれません。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 共通の病気について | 18:57 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ハムスターの腫瘍(体幹部のできもの)

身体に腫瘤ができたハムスターちゃんが来院されました。

やはり、ハムスターちゃんにはできものが出来やすいです。

 

このまま様子を見るのか、摘出するのか、

飼主さんとよくご相談の結果、腫瘤を摘出することになりました。

 

↑麻酔を掛けて寝てもらいます。ZZZ・・・

 

 

 

↑腫瘤を摘出しました。

 

↑目を覚ましてお家へ無事帰っていってくれて良かったです。

 

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獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | ハムスター | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
はりねずみの口腔内腫瘍

今回はハリネズミの口腔内腫瘍について。

 

ハムスターと同じように、ハリネズミは腫瘍に罹患し易いといわれています。

身体のいろんな場所に腫瘍が発生し、そのなかでも口の中に腫瘍が発生することが多いです。

 

口の中に腫瘍ができると、

食欲低下、食べ辛い、口からの出血、よだれ、口を気にする症状などが出てきます。

そのまま放置すると顔面の変形が見られるようになったりもします。

 

確定診断するには全身麻酔下で病変部を採取して病理検査を実施します。

 

治療は外科的な切除が基本になりますが、

病変部の全摘出術は難しいことが多く、炭酸ガスレーザーや半導体レーザーなどで腫瘍を蒸散して小さくします。

再発した場合は、再度レーザーで腫瘍を蒸散したり、補助給餌、皮下点滴をしたりしながら対処療法を実施していきます。

 

↑下顎が腫れています

 

↑口腔内に腫瘤が認められました

 

↑半導体レーザー装置で腫瘤を蒸散しました

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | ハリネズミ | 19:36 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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