神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
夏季休診のお知らせ

臨時休診のお知らせです。

 

8月12日(日)  臨時休診

 

8月28日(火) AM9:00〜12:00まで診察(※午後は休診)

 

誠に勝手ながら、上記の日につきましては臨時休診や診察時間を変更させていただきます。

よろしくお願いいたします。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | お知らせ | 22:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ひょっとして……  歩けるの!?   

入院中のトイプードルちゃんが立ち上がってダンス?しています。(←飼主様のお許しのもとブログに載せています)

 

飼主さんに聞くところによると、お家でもいつも2本足で立ち上がっているそうです。

そのうち2本足で歩きだしそうですね…!

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にる動物病院です)

| tarumioasis2 | コラム | 19:16 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
異物誤食事故(骨?)

先日、

3日前から嘔吐しはじめて、食欲も無くなって、便も出ない、という主訴でトイプードルのワンちゃんが来院されました。

お近くの動物病院さんで点滴をしてもらっているけれど、残念ながらあまり良くならずぐったりしてきた、とのこと。

 

こういったケースでは、

このまま点滴して経過観察していくのが良いものか、詳しく精査していった方が良いのか、悩むところです。

といいますのは、

嘔吐して来院した動物では異物を誤食しているケースがあるからです。

 

飼主さんも気づかないうちに、

異物を飲み込んでしまって腸に詰まると腸閉塞を起こしてしまいます。

そして、気づかずに経過観察をしていくと腸が穿孔して便が腹腔内に漏れ出て急変して、

最悪亡くなってしまうことも稀ではありません。

 

今回の場合は、飼主さんとご相談の結果、経過が良くないため念のため詳しく検査をしてみることになりました。

 

血液検査、レントゲン検査、エコー検査などを実施してみると…、

↑レントゲン検査にて何か異物らしきものが写っています(骨?)

 

手遅れになると困りますので、

その日のうちに手術を行い異物を摘出することになりました。

 

↑※閲覧注意(手術の画像です):異物が腸を突き破り、腸が穿孔しています

 

↑摘出された異物(骨?)

 

術後は経過も良く元気に回復してきてくれています。

 

いつの間にか異物を飲み込んでしまうこともありますので、若い犬を飼われている飼主さんは特にお気を付けください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 11:18 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
慢性増殖性皮膚炎(Chronic hyperplastic dermatitis:CHD)難治性皮膚病

普段診察していると、

「何年も前から皮膚病に罹患しており、皮膚が痒くて掻きむしることで皮膚が分厚くなり、象の皮膚のような様子になってしまった犬」をよく見かけます。

 

こういった皮膚病の犬の飼主さまは、

もう何年も前からだし…、動物病院でも以前に治療を受けたことがあるけれど治らなかったし…、

ということで半ば治療を諦めておられることが多いように感じます。

 

今回来院されたのも、そのような何年間も治らない難治性の皮膚病に罹患したミニチュアダックスのワンちゃんでした。

 

治療0日目(初診日) 足の皮膚、お腹の皮膚などをメインに、皮膚が分厚くなって黒ずんでしまっています。

 

 

飼主さまは「何とかしてあげることは出来ないものか?」と治療を強く希望されたため、

当院ではいくつかの外用薬をブレンドして調合した当院オリジナルの外用薬療法をご提案し治療を試みました。

 

この外用薬療法、

患者さんによってはかなりの効果があり、

今まで何年間も治らなかったのにと驚かれるほど改善してしまうことも多く経験しています。

治療の対象は、“慢性の象皮様”となった堅く分厚くなった皮膚です。

 

治療1週間目:だいぶ痒みや臭いは減ったものの、皮膚はまだ象皮様です。

 

治療2週間目:痒みもだいぶ無くなり、臭いもなくなりました。

 

 

治療3週間目

 

治療4週間目

 

治療5週間目 :皮膚に毛が生えてきており、象皮症も改善してきています。

 

↑治療6週間目

 

このような何年間も続く慢性的な皮膚病のワンちゃんなど、

一度外用薬治療を試してみたい方はお気軽にご相談ください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 20:17 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
断耳手術

今日はアメリカン・ピットブルのワンちゃんの断耳手術が2件ありました。

現在は昔と比べると、断耳手術をする機会自体が非常に少なくなっています。

 

そもそも、ドーベルマンやボクサー、ピットブルなど、

耳を短くする犬種自体が少なくなったこともありますし、

動物愛護の精神が浸透してきたことによるものか、

手術せずにそのまま飼育する飼い主さんが増えてきているのかもしれません。

 

美容目的で行われる断耳手術、断尾手術や、声帯切除手術、猫の抜爪手術などは基本的に動物にとって必要でない手術ですし、

デメリットやリスクもあるため当院では基本的に推奨しておりません。

飼主さんによくデメリットやリスクを含めご説明・ご相談させて頂いてから、

熟考の後にどうするかを決めてもらっています。

 

ご希望の方はご相談のうえ決定して頂いておりますのでご来院ください。

 

| tarumioasis2 | 犬の病気 | 20:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
外耳の腫瘍

耳の中に腫瘍ができているワンちゃんが来院されました。

以前から長い期間耳がジュクジュクしているそうです。

 

また、かなり高齢であるため全身麻酔をかけずに

腫瘍の摘出を飼主さまがご希望されたため、

「局所麻酔下+半導体レーザー」を用いて摘出しました。

↑耳の中に腫瘍ができています

 

↑半導体レーザーで腫瘍の根元から摘出・蒸散しました

 

全身麻酔がかけれない子でも、

こういった局所麻酔と半導体レーザーを用いた治療が可能な場合がありますので

お困りの方はお気軽にご相談ください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

| tarumioasis2 | 腫瘍 | 19:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ハエウジ症

今日も暑かったですね。

毎朝軽く走っているのですが朝からすでに暑いです。

 

暑い時期は診察開始すぐの時間帯と、夜の診察が終わる間際の時間帯が混み合いやすい傾向があり、

昼間の時間帯はお待たせせずにすぐにお呼びできることが多いのでお急ぎの場合はどうぞご利用ください。

 

さて、

今日はハエウジ症の猫ちゃんの診察・治療を行う機会がありましたのでこの件について。

なぜウジ虫が猫ちゃんに発生するのかといいますと、何らかの原因でお尻周りに傷ができており、

その部位にハエが卵を産み、ウジが大量に発生していたのでした。

 

今日は朝から、これを1匹づつ、いや、数匹まとめてピンセットで摘出して除去する作業をしておりました。

この様子の壮絶な画像や動画をブログに載せるのはちょっとさすがに…苦手な人もいるだろう、ということで載せませんが、

時間をかけてウジ虫をほとんど摘出することが出来ました。

 

ちなみに、

ヒト医療では「マゴットセラピー」といい、

ウジ虫を使うことで糖尿病などで足が壊死したりした断脚が必要な患者さんの治療にも役立っているそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%94%E3%83%BC

 

寝たきりになったワンちゃんなどでは、

床ずれにより皮膚に孔が開いて、ウジがわくことがありますので夏場は特に気を付けてあげてください。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 19:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
歯周病(スケーリング)

毎日かなり暑いですね。

先日の豪雨災害のボランティアに行かれる方もおられるとニュースで見かけますが、

この猛暑の中、誰にでも出来ることではないのでほんとにすごいです。

皆さまも、お散歩も朝晩だけにされるなどして動物たちも熱中症にお気を付け下さい。

 

さて、ほっぺたの皮膚に孔が開いたワンちゃんが来院されたのでこの件について。

犬は歳を取るとほとんどの子が歯周病になります(3歳以上で80%以上)。

そのまま気づかずに無治療で放置すると、

歯肉が後退し、歯がグラグラしてそのうちに抜けて無くなってしまいます。

 

今回のワンちゃんの場合、歯に歯石が付着しすぎてしまい、

その刺激で頬っぺたの皮膚に孔が開いてしまったようでした。

 

飼主さまは時々でいいので、

動物たちの口の中も見てあげてください。

 

↑歯石が大量に付着しています

 

↑頬粘膜、皮膚に孔が開いてしまっています

 

↑スケーリングの後、粘膜と皮膚を縫合しました。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | スケーリング(歯石除去) | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
脂肪腫

西日本は大雨が降っています。

明石海峡大橋や高速道路も通行止めになっており、地震に続いてほんとうに大変な事態です。

不要不急の外出は控えて、川や側溝に注意するなど皆さま十分にお気を付けください。

 

さて、

先日、脂肪腫のワンちゃんの治療がありましたので、

今回は「脂肪腫」について。

 

この脂肪腫、犬のできものの中でもかなり多くみられる腫瘍でして、

ごく日常的に診断や診察をしている腫瘍です。

 

「脂肪腫」ですと飼主さんにご説明すると、

「太っているからなったの?」とよく聞かれますが、

決して太っているからなった訳では無く、脂肪細胞が腫瘍性に増殖してしまうためなってしまうのです。

ですから、痩せたワンちゃんでもなります。

 脂肪腫の大きさや形状はさまざまで、成長はゆっくり、

通常は軟らかい感じの腫瘍(筋肉間に発生した場合は硬く触れることもあり)です。

 

しかし、触った感じで軟らかいので脂肪腫だろう、と思って検査(細胞診)を行うと、

別の悪性腫瘍(肥満細胞腫など)だったということも有り得るため、触診だけで判断することは危険です。

 

脂肪腫は基本的に良性腫瘍であるため経過観察をしていても良いのですが、

足などの関節部にできて機能や運動性を低下させている場合や、飼主さんが見ていて気になる場合は摘出が必要になります。

(※浸潤性脂肪腫とよばれる再発しやすいタイプもあります。)

 

↑右脇下に脂肪腫ができています。細胞診で脂肪腫と診断しました

 

↑脂肪腫を摘出しました

 

↑術後の様子

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 腫瘍 | 09:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
門脈シャント(門脈体循環シャント:PSS)

台風が過ぎたと思ったら、今日はすごい大雨ですね。

さすがに動物病院ものんびりです。

 

昨日は岡山の動物病院さんのところへマイクロCTスキャンの見学へ行って来たのですが、

親切に色々教えて頂いてとても参考になり勉強になりました。

神戸⇔岡山は高速道路で2時間程度で、ドライブには丁度いいくらいの距離だったのですが、

岡山名物?も食べずにとんぼ返りだったので、またリベンジしたいところです。

 

さて、

今回は、門脈体循環シャントという疾患のワンちゃんの診断・治療・手術を行ったのでこの病気について。

 

門脈体循環シャント(PSS)とは、

門脈系の血管と体循環系の血管が短絡(シャント)した状態をいいます。

簡単にいいますと、

腸から流れてきた栄養分が含まれた血液が本来流れていくべき肝臓に流れ込まず処理されずに身体に流れてしまうため、

いろいろな症状が発生します。

 

症状は、

神経系(ふらつき、旋回、発作)消化器系(嘔吐、よだれ)、尿石症、発育不良などが認められ、

一歳未満の若齢で症状がでることが多いと言われていますが、高齢になってから症状がでるケースもあります。

 

国内では好発犬種として、

ヨーキー、シュナウザー、マルチーズ、パピヨン、トイプードルなどに多くみられます。

 

PSSの治療では、

外科的にシャント血管(本来あってはいけない血管)を結紮する必要があります。

PSSが外科的に治療されずに放置されると、肝臓の萎縮や脂肪変性、肝臓組織の線維化がおこり、肝不全に陥るため、

できるだけ早期に手術を実施した方が良いと考えられています。

 

今回のワンちゃんは好発犬種の1歳半くらいのヨークシャテリアでした。

ある日、「急に震えだし、立とうとしても足が絡まって歩けない」という主訴で来院されたので、

門脈シャントを疑い、

血液検査(アンモニア、総胆汁酸測定)や造影CT検査で精査したところ左胃静脈ー横隔膜静脈シャントと診断しました。

 

手術方法はいくつかあり、

糸で短絡血管を結紮(部分結紮、完全結紮)、セロファンでゆっくり結紮、アメロイドコンストリクターで結紮、などがありますが、今回は血管をゆっくりと閉塞させることができるセロファンを用いた手術法で行いました。

 

セロファンバインディングについて(英文サイト)

 

どの方法を選択するかは、手術中に門脈血圧を測定したり、臓器の色をみたり、動脈圧を測定したりして、

総合的に判断する必要があります。

門脈シャントの手術は、最近は術前に造影CTスキャンなどで短絡血管を見つけ、

術前に手術のシュミレーションが可能なため以前に比べるとやり易くなっています。

 

↑※閲覧注意(手術の画像です。苦手な方はご注意ください。)

胃から横隔膜へ向けて異常血管が認められます

 

↑※閲覧注意(手術の画像です。苦手な方はご注意ください。)

鉗子で異常血管を剥離していきます

 

↑門脈造影検査を行うと、左胃〜横隔膜静脈へのシャント血管へ門脈血が流れているのが確認できます。

 

↑※閲覧注意(手術の画像です。苦手な方はご注意ください。)

門脈圧を測定してから、異常血管にセロファンを巻き付け、血管クリップでとめます。

これで4〜5週間程度で血管がゆっくりと閉塞していきます。

 

 

 

↑問題なく麻酔から覚めてくれました。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 消化器疾患 | 19:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>
ページのトップへ