神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
耳血腫について

先日、耳血腫のワンちゃんが来院されてその治療を行う機会がありましたので今回はこの件について。

 

耳血腫になると、耳介(みみたぶ)に分布する血管が破壊されて内出血を起こし、耳介に血液を含んだ液体が貯留して腫れ上がります。

正確な原因は不明なのですが、外耳炎があったり、アレルギー持ちであったり、引っ掻いたりするとこうなってしまうことが多いと思われます。

 

耳血腫になってしまった場合の治療法として、

・針で貯留液を繰り返し抜く

・ステロイド薬を投与する

・インターフェロンを投与する

・ドレーンを入れる

・外科的に排液して縫合する

などがあります。

 

あっさり治ってくれる場合もあるのですが、

インターフェロンを使ったり、投薬したり、何回も液を抜いたりしても再発してなかなか治らない場合は、

耳介に穴を開けて排液させて外科的に縫合して治すこともあります。

 

今回のワンちゃんはインターフェロン等や投薬にも反応が無く、

無治療で放置すると更に液が貯留したり、耳介が変形して耳の形が変わったり、

それに伴い外耳洗浄が出来なくなる恐れもあることから、

外科的に孔を開けて縫合することになりました。

 

↑耳介に液が貯留しています

 

↑耳介に液が貯留しています

 

↑耳介に孔を開けて縫合しました

 

↑術後3週間後。孔が塞がり癒合しています。

 

↑抜糸後の様子

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 17:27 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
猫の皮膚病

もう少しで4月ですね。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

当院では

3月末まで健康診断コース(30%OFF)をご用意しておりますのでご希望の方はご来院ください。

4月1日からは狂犬病ワクチンの予防接種が始まります。

当院で接種可能ですので書類をお持ちの方はご来院時にご持参ください

 

 

さて、今日は皮膚病の患者さんが来院されたので今回は皮膚病のお話です。

 

ふつうは梅雨時〜夏にかけてが皮膚病のピークシーズンなのですが、

ストーブの前で寝ているせいなのか、コタツの中にいるせいなのか、ホットカーペットで寝ているせいなのか、

意外と冬場でも皮膚病の患者さんは来院されます。

 

今回来院された猫ちゃんは、以前から皮膚に痒みがあり、皮膚の毛が円形に脱毛して、フケみたいなものが身体中に出ているとのこと。

 

さっそく診察させて頂き、

フケをKOHで融かして顕微鏡で拡大してみると…、

フケの中に何やら怪しい影が見つかりました!

これは皮膚真菌症(水虫みたいなカビの感染)です。

 

↑フケの中に菌糸が観察されます

 

ステロイド薬や抗生物質を使ってもなかなか治らない皮膚病の中には、

このような感染症が潜んでいるかもしれませんので何回か皮膚の検査は繰り返した方が良いと思われます。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師・院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 19:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
慢性増殖性皮膚炎(Chronic hyperplastic dermatitis:CHD)難治性皮膚病

普段診察していると、

「何年も前から皮膚病に罹患しており、皮膚が痒くて掻きむしることで皮膚が分厚くなり、象の皮膚のような様子になってしまった犬」をよく見かけます。

 

こういった皮膚病の犬の飼主さまは、

もう何年も前からだし…、動物病院でも以前に治療を受けたことがあるけれど治らなかったし…、

ということで半ば治療を諦めておられることが多いように感じます。

 

今回来院されたのも、そのような何年間も治らない難治性の皮膚病に罹患したミニチュアダックスのワンちゃんでした。

 

治療0日目(初診日) 足の皮膚、お腹の皮膚などをメインに、皮膚が分厚くなって黒ずんでしまっています。

 

 

飼主さまは「何とかしてあげることは出来ないものか?」と治療を強く希望されたため、

当院ではいくつかの外用薬をブレンドして調合した当院オリジナルの外用薬療法をご提案し治療を試みました。

 

この外用薬療法、

患者さんによってはかなりの効果があり、

今まで何年間も治らなかったのにと驚かれるほど改善してしまうことも多く経験しています。

治療の対象は、“慢性の象皮様”となった堅く分厚くなった皮膚です。

 

治療1週間目:だいぶ痒みや臭いは減ったものの、皮膚はまだ象皮様です。

 

治療2週間目:痒みもだいぶ無くなり、臭いもなくなりました。

 

 

治療3週間目

 

治療4週間目

 

治療5週間目 :皮膚に毛が生えてきており、象皮症も改善してきています。

 

↑治療6週間目

 

このような何年間も続く慢性的な皮膚病のワンちゃんなど、

一度外用薬治療を試してみたい方はお気軽にご相談ください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 20:17 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ハエウジ症

今日も暑かったですね。

毎朝軽く走っているのですが朝からすでに暑いです。

 

暑い時期は診察開始すぐの時間帯と、夜の診察が終わる間際の時間帯が混み合いやすい傾向があり、

昼間の時間帯はお待たせせずにすぐにお呼びできることが多いのでお急ぎの場合はどうぞご利用ください。

 

さて、

今日はハエウジ症の猫ちゃんの診察・治療を行う機会がありましたのでこの件について。

なぜウジ虫が猫ちゃんに発生するのかといいますと、何らかの原因でお尻周りに傷ができており、

その部位にハエが卵を産み、ウジが大量に発生していたのでした。

 

今日は朝から、これを1匹づつ、いや、数匹まとめてピンセットで摘出して除去する作業をしておりました。

この様子の壮絶な画像や動画をブログに載せるのはちょっとさすがに…苦手な人もいるだろう、ということで載せませんが、

時間をかけてウジ虫をほとんど摘出することが出来ました。

 

ちなみに、

ヒト医療では「マゴットセラピー」といい、

ウジ虫を使うことで糖尿病などで足が壊死したりした断脚が必要な患者さんの治療にも役立っているそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%94%E3%83%BC

 

寝たきりになったワンちゃんなどでは、

床ずれにより皮膚に孔が開いて、ウジがわくことがありますので夏場は特に気を付けてあげてください。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 19:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
猫のざ瘡

今年も早いものでゴールデンウィークが終わりましたね。

皆さま社会生活復帰はできていますでしょうか?

 

私事ですが、いつの間にかお腹周りについた余分な脂肪を落とすため、

食事制限と運動(ジョギングなど)を今年3月から毎日継続しています。

メタボなワンちゃん、猫ちゃんに「ダイエットした方が良いです!」と

言っている獣医師がメタボだとあまり説得力が無いですものね…。

 

すると…、体重をなんと5kgも減らすことに成功しました!(←注:やっと普通の適正体重になっただけです)

観察力のするどい飼主さまから「先生大丈夫?痩せたみたいだけど体調悪いの?」と

やさしく心配して頂くことがあるのですが、余計な心配をお掛けしてすみません。

身体はどこも悪く無く、メタボ改善のためのダイエットが原因なので大丈夫です。

すぐにリバウンドしないようにがんばります!

 

さて、

そろそろ梅雨から夏にかけて暑くなってくると皮膚病が多発します。

最近よく「下アゴの皮膚が黒い」という主訴で猫ちゃんが来院されます。

これは猫のざ瘡(ザソウ)といい、猫ニキビとも言われており、年齢性別問わず、体質的にできる子にはできてしまいます。

なかなか完全に治すことは難しいのですが、毛を短くカットしたり、シャンプーやお湯で洗ったり、清潔に保つようにケアを心がけて付き合っていってあげる必要があります。

ひどくなった場合は、抗生物質を使った治療も必要になりますので気になる場合は動物病院を受診して下さい。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
アトピー性皮膚炎によく効くお薬

もう梅雨も明けて真夏日ですね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

もうすぐ夏休み?いいですね〜。海や山のレジャーや車の運転などお気をつけて楽しんできてください。

 

さてこの季節、来院数が一番多い病気は「皮膚病」です。

じめじめ高温多湿な環境では膿皮症(細菌感染)やマラセチア性皮膚炎(真菌感染)、外耳炎などの皮膚病が多発します。

もっとも、アトピー性皮膚炎のワンちゃんでは年中痒みがあるのに更に痒くなったりします。

 

この7月、ゾエティス社(旧ファイザー社)からアトピー性皮膚炎のワンちゃんにとてもよく効くお薬が発売されました!

このお薬を飲むと魔法のように痒みを「ピタッ」と止めることができます。

当院に通院中のアトピーのワンちゃんにも試して頂いたところ、

「ウソのようにピタッと痒みが止まった!」と飼主さまが驚いておられました。

ステロイド薬と違い副作用が問題になりにくい革新的なお薬です。

 

長年アトピーで悩まされているワンちゃんも改善させることができるかもしれません。

あきらめず一度ご相談下さい。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 19:21 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
アトピー性皮膚炎向け新薬発売!
アトピー性皮膚炎のワンちゃんに朗報です!
6月から新しいタイプのアトピー性皮膚炎にとってもよく効くお薬が入手できることになりました。
海外(アメリカなど)では既に発売されており効果がとても高いお薬です。
アトピー性皮膚炎の痒みに対して投与後4時間以内に効果を発現しステロイド薬に匹敵する即効性と有効性が認められています。
10年に一度有るか無いかの革命的な新薬だそうでして、
皮膚病の痒みで眠れない夜を過ごすワンちゃん、飼い主さまにとって希望になると思います。
詳しくは当院までお問い合わせください。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 18:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
耳の中に・・・
こんばんは。梅雨入りかと思うくらいここ数日はシトシトと雨が降っていますね雨

3日ほど前に、『幼少期から耳が痒くて治療しても良くならない』という悩みをかかえた1歳1ヶ月齢の猫さん(アメリカンショートヘア)がやってきました。耳介部にはそれほど沢山の耳垢がのっかっている訳ではありませんでしたが、オトスコープでちょいと覗いてみると、そこには・・・

「な、なんですかコレは?!びっくり
「ゾワゾワしますね冷や汗
と、衝撃が強くて思わず笑いすら出てくるくらいの映像がみられました。

そうです、赤黒い耳垢の中に白くて動くもの、それは【ヒゼンダニ】でした。
ご興味のある方はポチッとクリックしてみてください。


顕微鏡で覗いてみると、


これはヒトにはうつりませんが、掻痒感が強いので猫さんはツライと思います。洗浄してしっかりお薬を使用してお帰りになられました。増えていっている憎きヒゼンダニが早く居なくなりますように・・・病院

垂水オアシス動物病院
勤務獣医師 高瀬
 
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 19:29 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
外耳炎の新治療法
今回は新しく出たお薬について。
当院では耳の治療に力を入れています。

最近、動物用薬として新しいお薬が開発・販売され、より良い外耳炎の治療ができるようなっています。

 最近新しく開発されたお薬が「オスルニア」という治療薬です。


 











このお薬の便利なところは1回点耳すると1週間効果が持続しますので、ご自宅で外用薬を点耳する必要が全くありません。

ワンちゃんにもストレスの少ない治療が期待できる薬です。

外耳洗浄を嫌がるワンちゃんや、お家での点耳薬を嫌がるワンちゃんにおすすめです。
外耳炎でお困りの方はお気軽にご来院ください。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 11:26 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
耳血腫


今回の記事は先日来院されたワンちゃんの症状「耳血腫」について。
 
外耳炎になって耳を振ったり掻いたりしていると、
突然耳たぶが腫れあがってきてしまうことがあります。

これは耳の軟骨と皮膚との間に「血腫」ができてしまったものです。


↑耳に血が貯まって腫れています

この子の場合、インターフェロンなどを使った内科療法にも反応が無く、
この後に手術をして治療することになりました。

外耳炎を放置すると悪化して耳の孔が潰れてしまったり、
耳血腫になったりする可能性があるため早めの対処をお勧めします。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 18:21 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
真菌症
保護されたノラ子猫ちゃんが春先からよく来院されます。
その中の症状で一番多いのが「ノミ寄生」です。ノラ猫ちゃんはほぼ100%ノミに感染しているような気がします。
その次に多いのは「猫カゼなどのウイルス感染症」です。(独断・私見です)

その他、割合は少ないのですが「皮膚糸状菌症」も見逃す訳にはいきません。
これは人獣共通感染症といって人にもうつることのある伝染病(水虫みたいなもの)なのです。

↓目じりにカサブタができています。


↑カサブタをとり顕微鏡で拡大して観察すると…、毛に真菌の胞子が見えています⇒真菌症と確定

ノラ猫ちゃんを拾われる場合は、まずは動物病院で健診を受けましょう。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 18:26 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
皮膚糸状菌症
毎日本当に寒いですね。

さて、冬場に動物病院に来院される症状で減ってくるのは「皮膚病」なのですが、
最近「皮膚糸状菌症(真菌症)」の猫ちゃんを立て続けに何頭か診察したのでこのことについて。



↑子猫ちゃんの耳が一部脱毛しています


↑顕微鏡でみると、毛の根本にカビの胞子が観察されました

皮膚真菌症は、毛と毛包に進入する真菌の感染です。皮膚真菌症は、土の中の胞子によって、また、カーペット、ブラシ、くし、おもちゃ、感染した犬猫の毛から伝播します。注意が必要なのは人間にもうつるということです。

 
患部は顔、耳、足先、尾によくみられます。皮膚糸状菌症はしばしばフケとかさぶたをともなった脱毛を生じます。脱毛部が円形に広がって赤くなり、中心にフケが出て、周囲を赤い輪が囲みます。
皮膚真菌症そのものはかゆみはありませんが、二次感染の為に、犬はそこを舐めたり、引っかいたりします。真菌は爪にも進入します。爪は乾燥して割れたり、折れやすくなったりし、変形します。
真菌症はほかの多くの皮膚病に似ているので、正確な診断が不可欠です。顕微鏡で検体を観察したり、真菌培養を行って診断します。
 
 治療
軽症例では3〜4ヶ月で自然に消えることもありますが、進行を防ぎ、家庭内のほかのペットや人間に広がるのを防ぐために、真菌症は完全に治療すべきです。少なくとも6〜10週間程度の治療が必要になります。重症の部位がある場合には内服薬を投与し、加えて抗真菌シャンプーを使用します。治療したと見えてもさらに2週間は治療が必要です。
 
 
予防
真菌の胞子は1年近く存在するので、環境から一掃すべきです。犬の床敷は処分しましょう。グルーミング用具は漂白剤を10倍の水で薄めた液で消毒します。カーペットは少なくとも週1回以上は掃除機をかけ、感染した毛を取り除きます。床などは薄めた漂白剤をつけてモップなどで拭きます。人間への感染を防ぐため、手洗いが重要です。

特に保護されたての子猫に感染が認められるケースが多いですので、猫を保護された場合は飼育する前に動物病院へ連れていってあげてください。


垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻




神戸市 垂水区 霞ヶ丘 にある 動物病院 です
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 09:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
猫の皮膚病

今回は猫ちゃんの皮膚病について。
日々診察をしていて猫では皮膚病は犬と比較して少ない印象がありますが珍しくはありません。

猫の皮膚病の中で一番多いのは当院ではノミアレルギー性皮膚炎です。
その他、皮膚炎を起こす原因として、
精神的な要因による皮膚病、蚊、疥癬(ダニ)、細菌感染、皮膚糸状菌、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー…などがあります。
たいていは、原因を推測してノミの駆除剤、抗生物質、抗炎症薬などを処方するとスッと改善してくれることが多いのですが、
精神的な皮膚病はなかなか治りが良くない場合もあります。

ノミが猫の皮膚病のかなりの原因になっているのは間違いありませんので夏場は予防をお忘れなく。


垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 19:52 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
急性湿疹(ホットスポット)
もう夏休みも終わりです。
今年の夏は雨が多く、お出かけできなった子供たちもいたのではないでしょうか?

さて今回は今の時期に見られる皮膚病について。

↑急に皮膚をかじったりして、こういった皮膚病変が一晩のうちに脱毛・発赤が出現します

原因として、1つの原因があるわけではなくいくつかの要因、
アトピー性皮膚炎、ノミ寄生、シャンプー後の生乾き、雨降り後の生乾きなどの要因が組み合わさり発症します。

この皮膚病は高温多湿の時期(梅雨〜夏にかけて)に多発し、
抗生物質、抗炎症薬などを使えば治療すれば比較的スムーズに改善していきます。

ノミの予防を定期的に行い、こういう病変ができた場合は早めの受診をお勧めします。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
猫疥癬
春のこの時期、子猫ちゃんを保護されて飼い始められる方が増えています。
お家に連れて帰る前に、動物病院へ連れていってあげてください。
嫌な伝染病をもっているかもしれません。


治療前 猫疥癬(ダニ)に感染してしまい、猫ちゃんの耳の辺りの皮膚に
カサブタが大量に出てきています。顕微鏡で皮膚の検査をきちんとすればダニが原因だと診断できます。


治療後 ダニを駆除するお薬を投薬約2週間でほぼ改善しました(同じ子です)


垂水オアシス動物病院
獣医師 院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
猫疥癬
だいぶ暖かくなってきましたね。
この時期から来院される患者さんで多いのは野良猫の赤ちゃんたちです。

先日、保護された野良猫ちゃんが来院しました。
お顔や耳の辺りを見てみるとカサブタが大量に付着しています。

↑かさぶた、フケが大量に出ています


何故こうなってしまっているのでしょうか?
フケを採取して調べてみると…、

↑疥癬(ダニ)の卵が大量に発見されました!

野良猫ちゃんを保護される場合は、
ノミの予防、お腹の中の虫下し、ウイルス感染の有無を動物病院で確認してからお家に入れてあげて下さい。


垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 12:34 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
マラセチア性皮膚炎

↑皮膚検査で検出された「マラセチア(酵母様真菌)」※マラセチア=紫色の楕円形のつぶつぶの物体

4月に入り気温もだいぶ暖かくなってきましたが、この土日は寒くて雨が降ったりやんだり。
入学式に桜が散らずに満開だといいのですけれど桜

さて、
当院では皮膚病に力をいれて診察しております。
今からの時期に特に多いのは、
アトピー性皮膚炎、細菌性皮膚感染症、マラセチア性皮膚炎の患者さんです。

パッと見だけで判断することもある程度は可能なのですが、
誤診を避けるために皮膚検査を実施していきます。
順序立てて診察・治療していけば大部分の犬、猫の皮膚の状態は改善します。

また、
治りづらい痒みやアトピー性皮膚病に対して新しい有効な治療法(オゾン療法、JAK阻害剤、シクロスポリン、MMD療法など)も出てきており当院では新しい知見・治療を導入しています。

皮膚病でお困りの方はお気軽にご相談ください。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)


 
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 11:32 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
アトピー性皮膚炎
この画像には何が写っているでしょうか?
 






実は…、ワンちゃんの皮膚を接写したものです。


この子は若い頃からアトピー性皮膚炎と診断されていたそうで体中をとても痒がっています。
皮膚炎が10年以上続いたため、皮膚が分厚くなり「象皮症」になっています。

カビ(マラセチア性真菌)や細菌感染などの二次感染を治療すれば痒みが改善することが多いですし、治りにくくなる前に治療していく必要があります。

慢性化する前にスキンケアや治療を受けさせてあげるとコントロールがある程度可能ですのであきらめずに動物病院へご相談ください。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
毛皮のコート?!
この画像…、ワンちゃんがうつ伏せに寝ているような感じですが、


なんと、
全身に毛玉ができてもつれていた子の「毛皮のような毛玉」なのです。

長毛種の猫ちゃんでは年に一度、丸刈りにするため来院される子もいますが、
今回はワンちゃんでした。犬では珍しいです。

毛の長い子はブラッシングをお忘れなく。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)


| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 09:25 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
膿皮症

肌寒くなってきました。
もう冬の気配ですね。

さて、今日は皮膚にできる代表的な病気「膿皮症」についてです。

皮膚を痒がる、赤みがある、ぷつぷつが出来ている、などの症状がある場合、
これが原因になっているケースが8割以上を占めるくらい多い病気です。

膿皮症は細菌感染によって起こる病気です。

【症状】皮膚の毛孔に膿の袋が形成され、白いぷつぷつ(膿胞)が発生します。また進行するとかさぶたが円形にできます。(表皮小環)痒みを伴うことが多いです。







【診断】診断は皮膚の細胞診と、培養検査と感受性試験を行い効き目のある抗生物質を選びます。


↑皮膚の検査で見つかった球菌(紫色の点々が菌です)

【治療】比較的経過の浅い膿皮症は抗生物質の反応が良く治療が可能です。再発予防のため、最低3週間以上の投薬、または皮膚病変が無くなってから1週間の投薬が必要になります。
また、膿皮症を起こす元になっている病気(副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症など)がある場合、そちらの治療も必要です。

【予防】
皮膚を清潔に保つため、薬用シャンプー(殺菌シャンプー)で2〜3回/1週間当り、洗浄します。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 10:43 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
耳血腫
本日、来院されたワンちゃんの症状「耳血腫」について。
 
外耳炎になって耳を振ったり掻いたりしていると、
突然耳たぶが腫れあがってきてしまうことがあります。

これは耳の軟骨と皮膚との間に「血腫」ができてしまったものです。

↑耳たぶに「血」が溜まっています

今回のワンちゃんの場合、内科治療に反応が乏しかったため
血のたまっている部位を縫合して血が貯まらないようにしました。


↑術後(血が貯まらないように縫合しています)

外耳炎がひどくなり耳血腫になってしまう前の早めの治療が大切です。

たまに耳を気にしていないか様子をみてあげてください。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻
獣医師    渡邉

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 18:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
輪ゴム
 
足先が腫れているという主訴で患者さんが来院されました。

ここで質問です。
Q、これは何故こうなっているのでしょうか?

↑足先が腫れています














A、輪ゴムが巻かれていました



↑取った輪ゴム

輪ゴムで雨がっぱを装着したりしていると、
うっかりこうなったりしてしまうことがあるみたいです。

かわいそうなことになる前に、
飼い主の皆様は気を付けてあげてください。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻
       
       渡邉

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
  
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 17:39 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ミミダニ

こんにちは、渡邉です。
暑い日が続いてますね。熱中症にはご注意ください。


先日、耳が痒いという猫ちゃんが来院されました。
診察してみると、茶色の耳垢が沢山でていました。

耳垢を一部取り、顕微鏡で覗いてみると

 

いました。
ミミヒゼンダニ(耳疥癬)です。

外耳道に寄生し、かなり強い痒みを生じる寄生虫です。
他の猫にうつることがあるので注意が必要です。


ミミヒゼンダニ駆除のために、背中に駆除剤を塗布しました。


耳が痒い猫(特に外出する子)はミミヒゼンダニに寄生されているかもしれません。
病院での検査をおすすめします。



垂水オアシス動物病院
獣医師 渡邉

| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
耳血腫
 今日は朝5時半ごろの地震で目が覚めました。
かつて経験した阪神大震災を思い出してしまいました。
お怪我をされた方もおられたみたいですが、
人命に関わる大きな被害は無いとのことで良かったです。
日本はやっぱり地震源の上にあるんですね。
日頃の備えをしなければと改めて感じました。


今回は、耳血腫という病気について。
この病気は耳介(耳たぶ)に血が貯まってくる病気です。
外耳炎などの症状があると、首を振ったり、耳を掻いたりして血が耳介内に貯まってきます。

インターフェロンを使ったり色々と治療法はありますが、
今回は難治性のため縫合処置を実施しました。

無治療でいると耳が変形してしまいますので早めの処置が必要な病気です。



↑耳血腫 手術前 (耳たぶに血が貯まっていました)


↑耳血腫 手術後 (注:手術後の写真です。2週間ぐらいで綺麗に治っていきます。)

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
疥癬(ヒゼンダニ)

↑ 耳に疥癬が感染していました。

疥癬というダニが耳介に感染しています。
このダニは耳に感染することが多く、とても強い痒みがあるのが特徴的な皮膚病です。
顕微鏡で寄生虫を見つけることで診断しますが、検出率が低くなかなか発見できないこともあり
ダニの症状を疑えば試験的に駆虫して診断します。

この子の場合はブリーダーさんの所にいた時から感染していたそうでもう一度駆除のお薬を使いました。
このダニは人間にも伝染するため注意が必要です。

垂水オアシス動物病院
院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)





| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
皮膚糸状菌症
今日も元ノラで保護された子猫ちゃんが来院されました。
耳を痒がるということでカサブタを少し貰い、KOHでふやかして顕微鏡で見てみると…、
やはり「皮膚糸状菌症」に感染していました。

やはり野良猫ちゃんの間には皮膚糸状菌が蔓延していそうです。
人にも伝染するので気を付けましょう。


↑子猫ちゃんの耳にカサブタができています。 痒がっているとのこと。


↑顕微鏡でかさぶたを見ると…糸状菌が見つかりました



垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)


| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 17:24 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
皮膚糸状菌症
 
↑耳たぶの端っこのかさぶた

↑尻尾の皮膚のかさぶた

↑毛根に感染した糸状菌(連なっている分節分生子)

もう秋ですね。
少し前の時期に野良ねこちゃんの赤ちゃんがたくさん産まれたらしく、可愛らしい子猫ちゃんが何頭も保護されて来院されました。

しかし、野良ちゃんは耳ダニや皮膚糸状菌症に感染しているケースが多く見られます。
糸状菌は人間にも感染するカビですので注意しなければなりません。

治療は抗真菌シャンプーや外用薬、内服薬を使って治していきます。
治る病気なのですが、けっこうしつこいこともあるのである程度長期間の治療が必要になります。

野良猫ちゃんを保護された場合は動物病院へ受診させてあげてください。


垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)


| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
耳ダニ感染
ノラ猫ちゃん達の間では耳ダニ(ミミヒゼンダニ)が蔓延しています。
今回診察した子の場合も、保護されたノラ猫ちゃんから耳ダニが発見されました。
これに感染すると、黒っぽい耳垢が出て痒みが酷いです。
ノラ猫ちゃんを保護されて飼うことになった場合、家に持ち込む前にまず動物病院へご相談下さい。

 
↑元ノラ猫ちゃんの耳から検出されたミミダニ

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 11:35 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ホットスポット(化膿性外傷性皮膚炎)
梅雨の季節から夏にかけてホットスポット(化膿性外傷性皮膚炎)を起こして来院するワンちゃんが増えています。
この病気は一晩のうちに突然現れ、驚かれた飼主さんが連れてこられます。

一番多い原因はノミアレルギーで、

その他には 
過剰な湿度
換気不良
毛づくろいの不良
が原因となり、
多くは厚い被毛で覆われた犬でよく見られます。

治療は抗生物質を投薬し、皮膚を清浄化すれば次第に改善してきます。
最近、来院した子も現在ではほぼ改善してきています。

ノミが原因になるケースが多いのでノミ予防を忘れないようにしましょう!

 
↑一晩のうちにホットスポットが背中にでき来院したワンちゃん

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻
| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 09:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ニキビダニ症(毛包虫症)
4月はフィラリア予防と狂犬病予防接種の時期で院内が混み合い
お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
蚊も出てきていますので、まだ予防がお済でない方はお早目に来院してください


暖かくなってくるこれからの時期に増えてくるのが皮膚病です。
今回はよくある皮膚病のなかで、見逃されることの多い「ニキビダニ」について書いてみます。

 
↑皮膚に円形の脱毛箇所がみられます


↑顕微鏡で拡大したニキビダニ


↑顕微鏡で拡大したニキビダニ

毛穴の中に、毛包虫という目に見えないぐらいの小さいダニが寄生することで、脱毛や炎症が見られます。ほかのタイプの皮膚病と見分けがつけ難いので皮膚の検査はとても重要です。

1歳までのワンちゃんでは成犬になると自然に治癒することが多いのですが、
中高齢で発症したワンちゃんの場合は完全には治らないことがあります。

ちなみに、上の画像の子はまだ1歳ぐらいなので自然に治癒していくことを期待して経過をみています。
皮膚にプツプツが出来たり、カサブタできたりしているようであればひどくなる前に来院してください。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻


| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 19:24 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>
ページのトップへ