神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
上腕骨骨折

お家のワンちゃん同士でじゃれあっていて、

前足を痛めてしまったとのことでワンちゃんが来院されました。

 

まだ4か月齢と若いトイプードルちゃんで体重が1.9kgくらいの子犬ちゃんでしたが

患肢の前足を全く着かなくなってしまっており、痛そうでかわいそうです…。


↑患肢の前足を挙げてしまっています

 

触診させて頂くと、

骨同士がゴリゴリ当たる感じがあるため何処かが骨折していそうな状況でした。

↑上腕骨の遠位の外側部が骨折しています

 

このタイプの骨折(関節内に発生した骨折)は、

ギプス固定では治すことができず、きちんと整復固定するために手術しないと、

変な形に骨が癒合してしまい歩けなくなったり、後々に関節炎が生じたりする恐れがあります。

 

今回は飼い主さんとご相談の結果、整復手術を行うことになりました。

 

↑なるべく成長板と関節機能に影響が出にくい位置に

 ピンとスクリューで骨を整復して固定しました

 

術後は問題なく前足を地面につけて歩けるようになり

退院していってくれたので良かったです。

 

しかし骨が癒合するまでに1〜2か月程度掛かりますので、

しばらく安静にする必要があります。

↑手術翌日の様子。患肢を負重しています。

 

成長期の子犬ちゃんはソファから飛び降りたりすると、

とても簡単に骨折しますので飼い主さんはお気を付けください。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 


 

骨折、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂と診断され当院の受診を検討されている飼い主様へ

当院では手術のご相談やセカンドオピニオン等を受け付けております。
予約制ではありませんが、院長不在になる場合がありますので事前にお電話でお問い合わせ下さい。主治医の先生の紹介がなくても診察は可能です。
電話:078-707-2525 午前9時〜12時 17時〜20時 (水曜・日祝午後休診)

 

 

整形外科疾患の紹介について(動物病院・獣医師の先生へ)

当院は整形外科に力をいれており、
橈尺骨骨折(橈尺骨骨折の再手術症例 含む)、大腿骨骨折、脛骨骨折、上腕骨骨折、骨盤骨折などの各種骨折や膝蓋骨脱臼などの脱臼、前十字靭帯断裂時のTPLOなど、整形外科疾患の紹介をお引き受けしています。
骨折などの治療が必要な患者様の中で、大阪まで通院が難しい飼い主さまや、神戸市内で手術をご希望の飼い主さまがいらっしゃいましたらお役に立ちたいと考えております。
ご紹介頂く際は、飼い主様に直接お話していただいて来院していただくか、お電話もしくはメールにてお問い合わせ下さい。
なお、他院様から整形外科疾患でご紹介いただいた場合には、治療経過をご報告させていただき、治療終了後は主治医の先生を引き続き受診するように飼い主さまにお伝えさせて頂きます。

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メール:tarumioasis☆yahoo.co.jp (※☆=@にして下さい)

 

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:29 | comments(0) | - | ↑TOP
股関節脱臼

このところ、

新型ウイルスの影響で、

学校が休校になったり、イベントが自粛されたり国内もなかなか大変な状況になってきていますね。

 

後から振り返ると大した事なかったなとなるのか、

今から大流行して一大事になるのか、

単なる風邪のようなものだ説もあるみたいですが、

新型のウイルスでまだ分かっていない事が多いだけに心配です。

 

子供や若い人は大丈夫なことが多くとも、

重症化し易いとされているお年寄りが心配なので

感染してしまった方が回復されて、早く流行が収まって終息することを願わずにはいられません。

 

ちなみに当院でも、

待合室や診察室の窓を開けて換気に努めており

寒く感じられる事があるかと思いますがご理解ください。

 

また、受付に手指用のアルコール消毒液を設置していますのでご自由にお使いください。

 

 

 

先日、股関節を脱臼したワンちゃんが来院されました。

ワンちゃんの足にリードが絡みついて引っ掛けてあばれてしまい股関節が脱臼してしまったようです。

痛そうですね、、、!

↑画像上左側の股関節が脱臼しています

 

このようになってしまった場合、

まずは非観血的整復(手術せず治す方法)をまず試してみることが多いです。

全身麻酔を掛けて、

足を引っ張って「エイヤー」と脱臼している股関節を元の位置に戻します。

 

今回のワンちゃんの場合も麻酔を掛けて、

脱臼を整復して包帯で固定したものの何日か後にはすぐに再脱臼してしまったため、

今回は「大腿骨頭切除術」という手術を行いました。

 

 

手術後は徐々に足を使うようになるようにリハビリを頑張らないといけません。

手術前の状態にもよりますが、1〜2か月程度で歩けるように回復することが期待できます。

早く歩けるようになりますように…。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:58 | comments(0) | - | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、長田区にある動物病院の先生からご紹介して頂いて、

前足を骨折したトイプードルちゃんが来院されました。

ソファから落ちた?ため骨折したそうです。

 

レントゲン画像を見てみると、

前足の橈尺骨の中央部付近でがポッキリと折れています。

 

 

やはり、若齢の体重が超小型犬種(チワワ、トイプードル)は前足を骨折するケースがとても多いです。

 

今回も特殊なチタン製のプレート(ロッキングプレート)を用いて手術を行い特に問題なく整復固定でき、

術後2日目には普通に患肢に負重して歩いてくれています。

 

 

過去に当院では橈尺骨骨折の症例(両前肢骨折、癒合不全症例など含む)を多数手術してきましたが、

幸運なことに今までのところ全例治癒しており、癒合不全に陥ってしまった例は1例もありません。

しかし、

骨が癒合するまでの2〜3か月の期間、

再度高いところから落下したり安静に出来ないとプレートごと固定が破綻する可能性があるため、

しばらく注意が必要です。

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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TEL:078-707-2525

http://www.tarumioasis.com/

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:36 | comments(0) | - | ↑TOP
膝蓋骨脱臼(グレード4)

先週、膝蓋骨脱臼(パテラの脱臼:グレード4)のチワワちゃんの整復手術がありました。

 

特に小型犬が後ろ足をケンケンしている時に多く認められる疾患で、

チワワ、トイプードル、ポメラニアンなどによくみられます。

 

膝蓋骨脱臼には重症度により便宜上グレード分類があります。

 

・グレード

膝蓋骨を手で押すと脱臼しますが、手を離すと正常に戻ります。

 

・グレード

膝蓋骨を手で押すか、あるいは動物が膝関節を屈曲した際に自然に脱臼
します。膝蓋骨は手で整復するか、動物が関節を伸展させるまで、脱臼
した状態です。

 

・グレード

膝蓋骨は常に脱臼した状態ですが、関節を伸ばして手で整復することは
できます。ただし、すぐに再脱臼してしまいます。

 

・グレード

膝蓋骨は常に脱臼した状態で、関節を伸ばしても手で整復することはで
きません。動物は歩行を嫌がり、かがんだ姿勢を取るようになります。
 

「このグレードなら、この手術」というような明確な基準は無いため、

どこの部位に異常があるのかを考えて手術を行う必要があります。

 

昨年末に東京で膝蓋骨脱臼時の大腿骨骨切り術についての講義を受けてきたのですが、

今回は骨の変形はほとんどなく、

大腿骨と脛骨の位置がおかしくなっていたため、

滑車溝の造溝、外側関節包の縫縮、内側支帯の開放、

脛骨粗面移植の代わりに関節外法を組み合わせて実施したところ、問題なく膝蓋骨が整復できました。

 

あと1か月程度は安静が必要になります。

早く良くなってくれますように…。

 

 

垂水オアシス動物病院

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 17:28 | comments(0) | - | ↑TOP
骨盤骨折(交通事故)

昨年末に、

交通事故にあってしまい骨盤を骨折してしまったワンちゃんが来院されていました。

来院されたワンちゃんは、

飼い主さんと歩道を歩いていたところ、車道から自動車が突っ込んできて

かわいそうな事にワンちゃんが轢かれてしまったそうです。

防ぎようがないだけに怖いですね。

 

詳しく診察させていただき、

レントゲン検査などを行ったところ骨盤の骨が3か所程度骨折していたため昨年の年末に整復手術を行っていました。

 

 

↑内出血しており後ろ足を全く使うことができません

 

↑左右の腸骨など3カ所が骨折していました

 

↑プレート法で固定整復しました

 

↑プレート法で固定整復しました

 

↑手術後2か月目の様子。問題なく歩けるようになって良かったです。

 

その子が昨日久しぶりに来院され、

問題なく歩けるようになっていたので良かったです。

当たりどころが悪く脊髄を損傷していたら危なかったと思いますし、

無事に歩けるようになってほんとうに良かったと思います。

 

垂水オアシス動物病院

 

獣医師 井尻

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 09:31 | comments(0) | - | ↑TOP
椎間板ヘルニア(ダックスフント)術後1週間目の様子

以前ご紹介した椎間板ヘルニアの手術を行ったダックスフントちゃんですが、

術後1週間が経過し、少し後ろ足を使って立ち上がるようになってきています。

 

 

だいたい1〜2か月程度で徐々に回復していくことが期待できますので、

リハビリ頑張りましょう!

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 16:45 | comments(0) | - | ↑TOP
椎間板ヘルニア(ダックスフント)

先週、椎間板ヘルニアのワンちゃんが来院され、

MRI撮影の後、当院で手術を行ったのでこの件について。

 

椎間板ヘルニアになる犬種と言えば、

ダックスフンドが代名詞です。

その他、シーズー、ペキニーズ、ビーグルなどの犬種(軟骨異栄養犬種)も発症することがあります。

 

椎間板ヘルニアになると、

突然、キャンと鳴いたり、強い痛みを訴えたり、歩けなくなったりして来院されます。

また、急性で重度の場合には後肢が麻痺している事があり、後肢を引きずって歩くようになります。

↑後ろ足を引きずってしまっています

 

椎間板は、背骨の骨と骨の間に存在するクッションの役割をしている部位で、これが脊髄神経側へ飛び出すことで椎間板ヘルニアが起こります。椎間板が突出した位置や脊髄の圧迫の程度で重症度が変わってきます。

 

【椎間板ヘルニアの診断】

 

・神経学的検査

 

神経のどの部位に障害が起こっているかを大まかに調べるために行います。また、脊髄疾患だけではなく脳疾患との鑑別にも行います。治療後にどの程度改善したかを評価するためにも行います。

 

・レントゲン検査

 

椎体と椎体の間隔が狭くなっていないかを調べます。また、脊椎炎、腫瘍、その他の関節疾患や骨折などとの鑑別を行います。

 

・MRI検査

 

症状や各種検査より椎間板ヘルニアが疑われた場合は、MRI検査を行います。

詳細なヘルニア部位の位置や左右の確定、その他の脊髄疾患との鑑別を行います。

↑脊髄が椎間板物質で圧迫を受けています

 

【椎間板ヘルニアの治療法】

 

○ 内科治療

 厳重な運動制限(±抗炎症薬の投与)を行います。

・ ケージ内で3〜4週間、絶対安静にさせる。以降少しづつ正常な活動に戻していく。

・ 階段の上り下りをさせない。

・ ジャンプさせない。

 

○ 外科治療

 ヘルニアを起こして神経を圧迫している部位の椎間板を摘出します。

・ 退院後もリハビリが必要です。

↑今回のケースでも、

脊椎の骨を削り、神経を圧迫している椎間板物質を摘出しました

 

↑摘出された椎間板物質

 

術後は、重症度のグレードにもよりますが、

だいたい1〜2か月程度で徐々に後肢の麻痺が改善してきてくれることが期待できます。

早く良くなりますように…!

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 20:55 | comments(0) | - | ↑TOP
橈尺骨骨折(前肢の骨折)

昨年に引き続き、やはり今年も前肢の骨折の子がよく来院されます。

やはり超小型犬のトイプードル、チワワ辺りは骨が折れやすいのがもはや常識かもしれません。

 

小型犬飼いの飼い主さんはお気をつけください。

 

↑手術前(骨が何個かの骨片に粉砕して骨折しています)

 

↑手術後(固定強度を高めるためにダブルプレートで固定しました)

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 18:14 | comments(0) | - | ↑TOP
前肢の骨折(橈尺骨骨折)

このところ、交通事故や落下事故で骨折したワンちゃんがよく来院されています。

小型犬の場合、落下事故による前足の骨折が多くみられます。

 

先日来院された小型犬のワンちゃんはやはり前足を骨折していたため、プレート法にて整復固定を行いました。

 

今までのところ当院で手術した橈尺骨骨折のワンちゃんは幸いなことに問題なく全例癒合していますが、

特にトイ犬種と呼ばれる超小型犬種(トイプードル、チワワ、ポメラニアンなど)では骨が細く

治りにくくて癒合不全になる可能性がある犬種ですので落下事故にはお気をつけください。

 

↑手術前

 

↑手術後

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:57 | comments(0) | - | ↑TOP
交通事故(犬の骨盤骨折)

交通事故にあってしまい骨盤を骨折してしまったワンちゃんが来院されました。

最近ではヒトの世界でも悲しい交通事故のニュースを見聞きしますが、

このところ当院にも交通事故にあったワンちゃんがよく連れて来られています。

 

今回来院されたワンちゃんは、

飼い主さんと歩道を歩いていたところ、車道から自動車が突っ込んできて

かわいそうな事にワンちゃんが轢かれてしまったそうです。

あと少しの差で飼い主さんも一緒に轢かれてしまっていてもおかしくない状況だったそうで、

ちゃんとリードを着けて歩道を歩いていても、車に轢かれる可能性があるなんて…

防ぎようがないだけに怖いですね。

 

詳しく診察させていただき、

レントゲン検査などを行ったところ骨盤の骨が3か所程度骨折していたため整復手術を行いました。

 

↑下半身を轢かれたみたいで、皮下出血が認められます

 

↑Before 骨盤が3か所折れていました

 

↑After 骨盤骨折をプレート法で固定整復しました

 

 

↑After プレート法で骨盤骨折を整復固定しました

 

後は痛みが引き骨が癒合すれば歩けるようになるはずです。

早く良くなりますように…。

 

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橈尺骨骨折(前足の骨折)

明石の動物病院の先生からご紹介頂きまして橈尺骨骨折(前足の骨折)のワンちゃんが来院されました。

 

近年、放し飼いのワンちゃんがいなくなり交通事故は減りましたが、

ポメラニアン、チワワ、トイプードル、イタリアングレーハウンドなど前足を骨折してしまってよく来院されます。

ちょっとした高い所から落下しただけでも骨は折れてしまいます。

今回の子も超小型犬で、骨の厚みが割り箸より細い3mmしかないため「こんなに細いんだ!」と

飼主さんもビックリされていました。

 

今回も特殊なチタン製のロッキングプレートを使って骨折を整復しました。

このプレートは日本国内では販売されておらず入手が難しいのが難点ですが、

ステンレス製のプレートと違い生体親和性が高く適度な軟らかさがあり、

癒合不全を起こし難いためこの部位の骨折にはとても向いていると思います。

 

↑橈尺骨が折れています

 

↑プレートで固定しました

 

あとは2か月程度すれば骨が癒合するため、しばらく安静が必要です。

 

 

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橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、兵庫区にお住まいの前足を骨折したトイプードルちゃんが来院されました。

腰ぐらいの高さから落下したため骨折したそうです。

 

レントゲン画像を見てみると、

前足の橈尺骨の遠位端部分がポッキリと折れています。

やはり、若齢の体重が超小型犬種(チワワ、トイプードル)は前足を骨折するケースがとても多く、

そして骨癒合不全を起こしやすい骨折部位です。

 

そして特にこういった体重が1kg台の超小型犬で骨の末端で骨折しているケースでは、

骨折を整復して固定するのが技術的に難しいのですが、

今回も特殊なチタン製のプレート(ロッキングプレート)を用いて手術を行い特に問題なく整復固定できました。

 

このチタン製のプレートはステンレス製に比べて柔らかくて術後の骨癒合がスムーズだといわれており、

今までのところ幸いなことに癒合不全に陥ったケースは無く全例癒合してくれています。

しかし、再度の落下事故などがあるとプレートごと再骨折する可能性もあるため、

2〜3ヶ月間は安静にする必要があります。

 

 

 

落下事故にはお気を付け下さい!

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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電話:078-707-2525 午前9時〜12時 17時〜20時 (水曜・日祝午後休診)

 

 

【整形外科疾患の紹介について(動物病院・獣医師の先生へ)】

 

当院は整形外科に力をいれており、
橈尺骨骨折(橈尺骨骨折の再手術症例 含む)、大腿骨骨折、脛骨骨折、上腕骨骨折、骨盤骨折などの各種骨折や膝蓋骨脱臼などの脱臼、前十字靭帯断裂時のTPLOなど、整形外科疾患の紹介をお引き受けしています。
骨折などの治療が必要な患者様の中で、大阪まで通院が難しい飼い主さまや、神戸市内で手術をご希望の飼い主さまがいらっしゃいましたらお役に立ちたいと考えております。


ご紹介頂く際は、飼い主様に直接お話していただいて来院していただくか、お電話もしくはメールにてお問い合わせ下さい。
なお、他院様から整形外科疾患でご紹介いただいた場合には、治療経過をご報告させていただき、治療終了後は主治医の先生を引き続き受診するように飼い主さまにお伝えさせて頂きます。

 

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膝蓋骨脱臼(パテラ脱臼Grade供

先日、膝蓋骨内方脱臼グレード兇離錺鵑舛磴鵝淵肇ぅ廖璽疋襦砲寮杏手術がありました。

 

いつも通り、

内側支帯の解放、外側関節包の縫縮、脛骨粗面移植、滑車溝の造溝術を行うと膝蓋骨が無事整復できました。

 

↑手術前(両肢の膝蓋骨が内側に脱臼しています)

 

↑膝蓋骨が正常な位置へ戻りました

 

あとは数日圧迫包帯を巻いて、2週間後に抜糸してとりあえずの治療は終了です。

骨を一部切っており、それが2〜3ヶ月程度して癒合しますのでもう少し安静が必要です。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 17:47 | comments(0) | - | ↑TOP
TPLO(前十字靭帯断裂)

先日、左後肢の膝(ひざ)にある前十字靭帯が切れてしまったコーギーちゃんが来院されました。

 

前十字靭帯の断裂は小型犬〜大型犬の跛行(歩様の異常)の一般的な原因の一つです。
関節外安定化術(糸を使った方法)が国内では一般的に行なわれておりますが、関節外安定化術では膝関節の安定性を得るために非吸収性の糸を用いて行なわれる為、糸の「断裂」や「ゆるみ」により手術後に臨床症状が再発する症例が存在します。

 

1993年にアメリカのDr.Slocumらが考案した、犬の前十字靭帯断裂症に対する新しい手術法がTPLOです。

以後米国を中心として20年以上の歴史があり当初は大型犬へ応用されていましたが、現在では小型犬や猫にも広く行われています
複雑な手術で、特別な器具とトレーニングが必要となりますが、国内で一般的に実施されている関節外安定化術よりも多くの点で優れており、現在、最も成績の良い治療法とされています。(90%以上に症状の改善が認められる)
TPLOには術後早期の回復が得られること、術後の機能回復がより良好であること、手術後の骨関節炎の進行がより軽度であること、手術後の半月板損傷の発生率が低いなどのメリットがあります。
当院では小型犬〜大型犬の前十字靭帯の損傷に対して、従来の関節外安定化術とTPLOを症例の状況に合わせ選択し施術を行なっています。

この手術方法(TPLO)は兵庫県下で行っている動物病院が極めて少ないため、

遠方の患者さん

 

実は今回来院されたコーギーちゃんは、以前右膝関節の前十字靭帯が断裂したため右側のTPLOを当院にて実施済みでした。

片側の前十字靭帯が切れた場合、反対肢の靭帯も切れやすいと言われており、これで両側の肢にTPLOを施術したことになります。

術後翌日には患肢を少し着けて歩くようになり、術後5日目には肢をだいぶ負重して歩くようになったため、

問題なく退院していってくれました。

 

↑以前にTPLOを行った右肢(骨切りした部分の骨は既に癒合しています)

現在は問題なく歩行可能になっています。

 

↑今回TPLOを行った左肢

 

ある日、突然後ろ足を痛がるワンちゃんの場合は前十字靭帯が断裂した可能性があるため、

跛行が続くようであれば一度受診をお勧めします。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 17:54 | comments(0) | - | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、須磨区にある動物病院の先生からご紹介して頂いて、

前足を骨折したトイプードルちゃんが来院されました。

ソファから落ちた?ため骨折したそうです。

 

レントゲン画像を見てみると、

前足の橈尺骨の遠位端部分がポッキリと折れています。

やはり、若齢の体重が超小型犬種(チワワ、トイプードル)は前足を骨折するケースがとても多いです。

 

そして特にこういった骨の末端で骨折しているケースでは、

骨折を整復して固定するのが技術的に難しいです。

 

今回も特殊なチタン製のプレート(ロッキングプレート)を用いて手術を行いましたが、

関節面に入らずにスクリュー2本を設置することができ特に問題なく整復固定できました。

 

↑橈尺骨が骨折しています

 

↑プレートを用いて整復固定しました

 

手術翌日には普通に歩き始めてくれていますが、

骨癒合まで2〜3ヶ月掛かりますので、もう少し安静が必要です。

がんばってくれました。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、明石の動物病院の先生からご紹介で前足を骨折したトイプードルちゃんが来院されました。

 

今回も超小型犬の代表的な骨折部位である橈尺骨骨折でした。

体重が2kg前半しかなく、

硬いプレートを使うと癒合不全を起こしたりするケースもあるため注意が必要です。

今回も特殊なチタン製ロッキングプレートを用いました。

 

あとは安静にして貰えれば2〜3か月程度で骨は癒合しますので、

もう少しの辛抱です。

↑橈尺骨が骨幹部で折れています

 

↑プレートで固定しました

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:43 | comments(0) | - | ↑TOP
脛骨の骨折(後肢の骨折)

明石にある動物病院の先生からご紹介で、

後ろ足(脛骨)を骨折したネコちゃんが来院されました。

 

こちらのネコちゃん、

なんと20歳近い猫ちゃんなのですが運が悪いことに骨折してしまったそうです。

なんででしょうね。

 

高齢ですし治りが悪そうではあるのですが、

粉砕骨折のため今回は創外固定という方法で骨折を整復しました。

 

骨が砕けているため近位と遠位の骨の大きさが小さくて苦労しましたが、

何とか整復固定することができて良かったです。

↑脛骨が粉砕して折れています(よく見ると骨に亀裂が長く入っています)

 

↑創外固定で固定しました

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 13:00 | comments(0) | - | ↑TOP
大腿骨骨折

前回の大腿骨骨折のワンちゃんが来院された翌日に、またまた大腿骨骨折のワンちゃんが来院されました。

同じような症状の子が来院されるのは動物病院あるあるです。

 

今回の子は高齢の小〜中型犬のワンちゃんだったのですが、

ある日突然後ろ足を挙げるようになってしまったとのこと。

 

レントゲン検査をしてみると大腿骨が折れています。

こんな風に勝手に骨が折れることは通常は有り得ず、病的骨折(腫瘍などが原因?)の可能性もあると思われました。

 

飼主さんとご相談の結果、

いきなり断脚を行うのではなく、

まずは病理検査に必要な組織を採取してから、骨折部にはプレート固定を実施しました。

↑大腿骨が骨折しています

 

↑プレートで整復固定しました

 

この後、病理検査の結果が問題なければ(腫瘍が検出されなければ)良いのですが…。

頑張ってくれました!

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:07 | comments(0) | - | ↑TOP
大腿骨骨折

先日、滋賀県にある動物病院の先生からのご紹介で大腿骨骨折(太ももの骨の骨折)のワンちゃんが来院されました。

 

お近くの動物病院で大腿骨骨折の整復手術を受けられたものの、

しばらくしてから骨折部の整復と固定が緩んでしまったということで、当院まで連れてきて頂き再度整復手術を行うことになりました。やはりピンニングのみで骨折を固定するというのは難しいみたいです。

 

↑来院時の様子。

ピンで固定されていましたが、術後に緩んでしまっていました。

 

↑ロッキングプレートを用いて強固に整復固定を再度行いました。

 

術後は問題なく肢を使ってくれているそうで良かったです。

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 18:29 | comments(0) | - | ↑TOP
上腕骨遠位の骨折(Y字骨折)

先日、前足をドアに挟んでしまってから肢を着かないというワンちゃんが来院されました。

 

この子の場合は体重が2kg程度のトイ犬種であり、

橈尺骨と呼ばれる前足の肘から下の部分がポキッと折れるのがとても多いです。

今回はそれとは違って「肘関節」周囲の骨が幾つかの骨片に割れて折れてしまっていました。

これは上腕骨遠位のY字骨折と呼ばれるタイプの骨折で、骨折の手術の中でも難易度が最も高いと言われています。

 

私も、右手の親指を3ヶ月程前にドアに挟んでしまった時ものすごく痛かったのを覚えていますが、

ドアに挟んで骨折するなんてかわいそうでお気の毒です…。

 

しかし、関節面での骨折は内固定を行いきちんと整復しないと歩けるようにならないため、

飼主さんとご相談の結果、整復手術を行うことになりました。

 

↑【術前】上腕骨遠位の部位がY字に骨折しています(レントゲン正面像)

 

↑【術前】上腕骨遠位の部位がY字に骨折しています(レントゲン側面像)

 

↑【術後】ラグスクリュー、ピンニング、ロッキングプレート、テンションバンドワイヤー法など

  を用いて整復を行いました(レントゲン側面像)

 

↑【術後】プレート等で固定しました。

 

術後は徐々に肢を着くようになり退院していってくれましたが、

骨癒合までに2〜3ヶ月程度かかるため安静が必要です。

 

飛び降りたり、ドアに挟まったりしないようお気を付けください。

 

術後の様子。だいぶ普通に歩けるようになりました。

 

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股関節脱臼(骨頭切除術)

先日、明石の動物病院の先生からご紹介頂いたトイプードルの患者さんが来院されました。

一応、肢を着いて歩くのですが左後ろ足の股関節が脱臼しています。

一般的に落下事故や交通事故などで脱臼することが多いと思いますが、今回の子は室内で勝手に脱臼?したみたいです。

 

全身麻酔下で股関節脱臼を整復した後に包帯で肢をしばらく固定しておけば治ることもありますが、

再脱臼してしまうことも多く、今回の子も外固定では治らなかったため整復手術を行うことになりました。

↑左の股関節が脱臼しています(黄色〇部分)

 

治療方法には、

骨頭切除術、トグルピン法、人工関節などがありますが、

今回は骨頭切除術を行うことになりました。

 

↑左足大腿骨の骨頭部分を切除しています。

これによって偽関節が形成されるため、痛み無く歩行できるようになるはずです。

 

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膝蓋骨脱臼(グレード掘

先日も膝蓋骨脱臼の整復手術がありました。

小型犬が多くなっているせいか膝蓋骨脱臼のワンちゃんが増えています。

 

膝蓋骨脱臼があったとしても、症状が全く無ければ経過観察していくことが多いですが、

跛行などの症状が見られるようなら治してあげた方がよいかもしれません。

後ろ足を時々ケンケンしたりしていないか散歩中などに見てあげて下さい。

 

↑手術前(膝蓋骨が内側へ脱臼しています)

 

↑手術後(膝蓋骨が滑車溝に整復されました)

 

↑手術前(滑車溝が浅いです)

 

↑手術後(滑車溝が深くなりました)

 

今回もいつも通り、

滑車溝の造溝術、外側関節包の縫縮、脛骨粗面移植術、内側支帯の解放などを行ったところ問題なく整復できました。

術後は1週間程度で歩けるようになってきますが、骨が癒合するのに2〜3ヶ月かかるためまだ安静が必要です。

ワンちゃんが早く良くなりますように〜!

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

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橈尺骨骨折(橈尺骨骨折の再手術症例 含む)、大腿骨骨折、脛骨骨折、上腕骨骨折、骨盤骨折などの各種骨折や膝蓋骨脱臼などの脱臼、前十字靭帯断裂時のTPLOなど、整形外科疾患の紹介を他動物病院さま(現在までに、神戸市内、明石、淡路、徳島、姫路など)からお引き受けしています。
骨折などの治療が必要な患者様の中で、大阪まで通院が難しい飼い主さまや、神戸市内で手術をご希望の飼い主さまがいらっしゃいましたらお役に立ちたいと考えております。


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膝蓋骨脱臼

先日、膝蓋骨脱臼の整復手術がありました。

膝蓋骨脱臼(パテラの脱臼)は膝蓋骨が大腿骨遠位にある滑車溝から内方もしくは外方に脱臼する疾患です。
後ろ肢を痛がって時々挙げている、スキップをしている、そのような場合は膝の関節にある膝蓋骨が脱臼している可能性があります。

症状の程度が軽かったり、全く症状が気にならなければ、足場を滑らないようにして様子を見ていってあげれば良いと思いますが、後ろ足を時々挙げたり、スキップ様歩行をしたりするような症状がある場合は脱臼を治してあげた方が良いかもしれません。

手術が体重が2kgと小柄なトイプードルのワンちゃんでしたが特に問題なく終了しました。

 

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

【骨折、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂と診断され当院の受診を検討されている飼い主様へ】

 

当院では手術のご相談やセカンドオピニオン等を受け付けております。
予約制ではありませんが、院長不在になる場合がありますので事前にお電話でお問い合わせ下さい。主治医の先生の紹介がなくても診察は可能です。
電話:078-707-2525 午前9時〜12時 17時〜20時 (水曜・日祝午後休診)

 

 

【整形外科疾患の紹介について(動物病院・獣医師の先生へ)】

 

当院は整形外科に力をいれており、
橈尺骨骨折(橈尺骨骨折の再手術症例 含む)、大腿骨骨折、脛骨骨折、上腕骨骨折、骨盤骨折などの各種骨折や膝蓋骨脱臼などの脱臼、前十字靭帯断裂時のTPLOなど、整形外科疾患の紹介を他動物病院さま(現在までに、神戸市内、明石、淡路、徳島、姫路など)からお引き受けしています。
骨折などの治療が必要な患者様の中で、大阪まで通院が難しい飼い主さまや、神戸市内で手術をご希望の飼い主さまがいらっしゃいましたらお役に立ちたいと考えております。


ご紹介頂く際は、飼い主様に直接お話していただいて来院していただくか、お電話もしくはメールにてお問い合わせ下さい。
なお、他院様から整形外科疾患でご紹介いただいた場合には、治療経過をご報告させていただき、治療終了後は主治医の先生を引き続き受診するように飼い主さまにお伝えさせて頂きます。

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:57 | comments(0) | - | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、前足(橈尺骨)を骨折したワンちゃんが来院されました。

橈尺骨骨折はトイ犬種と呼ばれる犬に多く発生するタイプの骨折で、術後に癒合不全が起こり易いことでも知られています。

 

当院ではこの手の手術を得意としておりよく手術していますが、

チタン製の特殊なプレートを使用することと、運が良いためなのか、

今現在まで癒合不全が生じたことは無く全症例で治癒しています。

 

しかし、治すのが難しい骨折には違いないため、折れないようにするのが一番大切です。

小型犬(特にトイ犬種の若いワンちゃん)は落下事故にご注意ください!

↑手術前 

 

↑手術後(2〜3ヶ月程度で治癒していきます)

 

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:18 | comments(0) | - | ↑TOP
脛骨の骨折(後肢の骨折)

先日、

大阪の動物病院の先生からご紹介いただいて来院された柴犬のワンちゃんの後ろ足の整復手術がありました。

 

このブログでは骨折の話題をよく載せていますが、

実のところ近年、骨折するワンちゃんは少なくなっています。

 

犬猫を放し飼いをしなくなったこともあり交通事故は減っていますし、

都会では骨折は小型犬のものと決まっています。(←独断と偏見)

ということで柴犬という中型犬の骨折は都会では近年珍しいものです。

 

ちなみに、

今回のワンちゃんが骨が折れた原因は後ろ足が側溝に嵌まってしまったことが原因だそう。

ちょっとぶつけただけでも痛いのに骨が折れるとは…かなり痛そうです…。

 

治す方法を色々検討した結果、

想像した以上に骨片がバラバラになって粉砕骨折していたため、

今回は骨折部を直接触らなくて済むメリットがある創外固定と呼ばれる方法で整復固定を行いました。

 

この手術手技は使い易い部位と使い難い部位もあるのですが、

感染がある骨折や粉砕骨折などではとても有用な方法です。

 

術後は徐々に患肢を着き始めてくれているので良かったです。

 

皆さまも溝に嵌まらないようにお気を付けください。

 

↑脛骨、腓骨が骨折しています(側面像)

 

↑脛骨、腓骨が骨折しています(正面像)

 

↑創外固定法にて整復固定しました(側面像)

 

↑創外固定法にて整復固定しました(正面像)

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:47 | comments(0) | - | ↑TOP
TPLO(前十字靭帯断裂)

先日、フレンチブルドッグのワンちゃんのTPLO(前十字靭帯断裂の手術)がありました。

後肢の膝の靭帯(前十字靭帯)が切れると、患肢を痛がって負重し難くなってしまいますのでそれを改善させる為の手術です。

 

TPLOは複雑な手術で、特別な器具とトレーニングが必要となりますが、国内で一般的に実施されている関節外安定化術よりも多くの点で優れており、現在、TPLOは最も術後成績の良い治療法とされています。(90%以上に症状の改善が認められる)

飼主さまとご相談の結果、術後の機能回復が一番良いと報告されているTPLOを行うことになりました。

 

特に問題なく手術も終わり退院していってくれて、肢もだいぶ負重するようになってきてくれたので良かったです。

骨が癒合するまでに2〜3か月は掛かりますのでもう少し安静が必要になります。

 

↑手術前

 

↑手術後(計画通りに骨切りしプレートで固定されています)側面像

 

↑手術後(正面像)

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 18:56 | comments(0) | - | ↑TOP
大腿骨頭壊死症

 さて、今日は他院の動物病院の先生からのご紹介で
大腿骨頭壊死症」と診断されたワンちゃんが来院され、当院で手術を行いました。

 

大腿骨頭壊死症(レッグペルテス病)とは股関節の「骨頭」という関節部分に血液が流れにくくなり、その部位が壊死してきてしまう病気です。
原因は判明しておらず、1歳未満くらいの小型犬のワンちゃん(トイプードル、ヨーキー、ウエスティなど)に発生します。

 

ヒトでも特発性大腿骨頭壊死症という似たような病気があり、

タレントの坂口憲二さんもこの病気になったと発表されておられたのが記憶に新しいところです。

https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/femur_head_necrosis.html


症状は、後ろ足に痛みがでてくるので足を使いたがらないなどの症状(跛行)が見られます
症状が軽い場合は鎮痛剤の投薬や運動制限などで改善するケースもありますが、多くの場合は成長期に痛みが持続するため、ちょっと触るとキャンとないてしまうような怖がりな子になってしまいます。また、足を使わない期間が長くなると筋肉量が減少してしまい改善しなくなります。

犬の場合は、治療は壊死している骨頭部分を摘出してあげると痛みが消えて症状が改善します。

その他に、人工関節を用いる方法もあります。


今回の子の場合も骨頭部分が破壊され症状が重度でしたが、術後のリハビリで改善していくことが期待できます。

 


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| tarumioasis2 | 整形外科 | 11:15 | comments(0) | - | ↑TOP
肘関節脱臼

先日、他院の動物病院の先生から当院をご紹介して頂きまして、

肘関節が脱臼してしまった猫ちゃんが来院されました。

 

以前このブログでもご紹介させて頂いたこともあるのですが、時々猫ちゃんには肘関節の脱臼が起こります。

前の子は3階から落ちたのが原因でしたが、今回来院された猫ちゃんは1.5mくらいの高さから床に落ちてしまい肘関節が脱臼してしまったとのこと。

猫ちゃんでは落下すると犬みたいに前足が折れるのではなくて、肘関節が脱臼してしまうのかもしれません。

 

当院でもレントゲン検査をさせて頂いたところ…

↑肘関節が外れています(側面像)

 

↑肘関節が脱臼しています

 

足の小指をぶつけただけでもとても痛いのに、こんな状態になるとは想像しただけで痛そうです…!

 

経過から非観血的(手術せずに麻酔下で脱臼を整復してギプスで固定するような方法)に脱臼を整復することは不可能と判断し、

スクリューとワイヤーを使って手術を行い整復することになりました。

 

↑脱臼を整復した後、橈骨と上腕骨にスクリューとワッシャーを設置してワイヤーで連結しました。(側面像)

 

↑術後正面像:スクリュー、ワッシャー、ワイヤーを用いて整復しました

 

後は再度落下したりしなければ問題なく回復してくれるはずです。

 

術後翌日には患肢にも負重してくれて、

無事退院していってくれて良かったです。

 

 

 

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獣医師 井尻 

 

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| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:19 | comments(0) | - | ↑TOP
膝蓋骨脱臼グレード3

先日、膝蓋骨内方脱臼グレード靴離錺鵑舛磴鵑寮杏手術がありました。

 

いつも通り、

内側支帯の解放、外側関節包の縫縮、脛骨粗面移植、滑車溝の造溝術を行うと膝蓋骨が無事整復できたのですが、

こんどは逆側の外側へ亜脱臼する傾向があったため、内側の関節包を縫縮したりして微調整を行ってやっと納まりました。

 

膝蓋骨脱臼はみんな一見同じような症例に見えるますが、

脱臼を治すためにはそれぞれに個性があり微妙に違うのが難しくて腕の見せ所な感じで毎回やっていて飽きないです。

↑手術前:膝蓋骨が脱臼しています

 

↑整復後:膝蓋骨が整復されています

 

術後数日経つと患肢を着いて歩いてくれました。

頑張ってくれました!

早く走り回れるようになるといいですね。

 

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レッグペルテス病(大腿骨頭壊死症)

今日は午前中院長不在にしておりまして大変ご迷惑をお掛けしました。

もう3月末、卒業のシーズンですね。

 

当院にお越し頂いている患者さんでも転勤でお引越しされる方もおられます。

お顔を拝見出来なくなるのはとても残念なのですが、遠方からにはなりますが新天地でのご活躍を祈念しております。

 

 さて先日、他院の動物病院の先生からのご紹介で
大腿骨頭壊死症」と診断されたトイプードルのワンちゃんが来院されました。

大腿骨頭壊死症(レッグペルテス病)とは股関節の「骨頭」という関節部分に血液が流れにくくなり、その部位が壊死してきてしまう病気です。
原因は判明しておらず、1歳未満くらいの小型犬のワンちゃん(トイプードル、ヨーキー、ウエスティなど)に発生します。

症状は、後ろ足に痛みがでてくるので足を使いたがらないなどの症状(跛行)が見られます
症状が軽い場合は鎮痛剤の投薬や運動制限などで改善するケースもありますが、多くの場合は成長期に痛みが持続するため、ちょっと触るとキャンとないてしまうような怖がりな子になってしまいます。また、足を使わない期間が長くなると筋肉量が減少してしまい改善しなくなります。

治療は壊死している骨頭部分を摘出してあげると痛みが消えて症状が改善します。

その他にも人工関節を使って股関節を置換する方法もありますので飼主さんとご相談の上どうするか決定しています。

 

↑手術前:向かって左側の後肢(本人の右後肢)の筋肉量が少なくなっています

 

↑骨頭部分を切除しました

今回の子の場合も骨頭部分が破壊され肢をあまり負重せず症状が重度でしたが、

術後のリハビリで改善していくことが期待できます。

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橈尺骨骨折(橈尺骨骨折の再手術症例 含む)、大腿骨骨折、脛骨骨折、上腕骨骨折、骨盤骨折などの各種骨折や膝蓋骨脱臼などの脱臼、前十字靭帯断裂時のTPLOなど、整形外科疾患の紹介を他動物病院さま(現在までに、神戸市内、明石、淡路、徳島、姫路など)からお引き受けしています。
骨折などの治療が必要な患者様の中で、大阪まで通院が難しい飼い主さまや、神戸市内で手術をご希望の飼い主さまがいらっしゃいましたらお役に立ちたいと考えております。


ご紹介頂く際は、飼い主様に直接お話していただいて来院していただくか、お電話もしくはメールにてお問い合わせ下さい。
なお、他院様から整形外科疾患でご紹介いただいた場合には、治療経過をご報告させていただき、治療終了後は主治医の先生を引き続き受診するように飼い主さまにお伝えさせて頂きます。

 

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