神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
瓜実条虫

暑い日が続いていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

このような暑い日が続くとノミに感染した動物たちをよく診察します。

気温が高いとノミが増殖するスピードが上がるのです。

 

そして、そのノミの中には「瓜実条虫(サナダムシ)」と呼ばれる寄生虫が潜んでいることがあります。

犬猫が毛づくろいする時に、ノミを飲み込んでしまうとこの寄生虫に感染してしまいます。

 

↑飼主さんが「こんなのが出てきた!」と持って来られた便に出た寄生虫(※食事中などの方、閲覧ご注意ください)

 

犬猫とも、毎月のノミ予防と、お腹の虫下し(定期駆虫:3か月に1回駆虫薬を飲ませる)をしてあげた方が良いです。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

| tarumioasis2 | 寄生虫 | 10:41 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
コクシジウム(原虫)

こんにちはミカン 

昨日(冬至)の休診日には、健康を願い運盛りのために南瓜かぼちゃを食べました。

クリスマスが近くなり、このシーズンになると気のせいかもしれませんが、何だか子犬を飼い始められる方が多いような印象があります。

 

今日は、2週間前にペットショップで購入されたばかりのパグのRくんのお話です。健康診断のために来院された際に、『うんちがやわらかいことがある』ということもあり糞便検査を行いました。院内で出た水様便で便検査を行うと・・・

 

←顕微鏡で観察すると沢山の細菌や食渣の中にゴロッと存在感のある殻に包まれた丸っこいものが汗

←オーシストと呼ばれる袋(卵様の形をしたもの)の中に1つのスポロシスト(卵でいう黄身の部分)があります。このステージは未成熟で、

←成熟すると2つのスポロシストを形成します。おそらくこの中には感染力のあるスポロゾイトが入っています。

これらがチラホラ認められたことから、『コクシジウム』と呼ばれる寄生虫(原虫類)が悪さをしているのではないかと思われました。

このように、家に迎え入れられた直後は普通の便をしていたのにしばらくして下痢が出始める場合があります。

「環境の変化かな?」という事もありますが、やはり『駆虫(お腹の虫下し)』は必要だと思います。

小さじスプーン1杯程の便があれば検査できますので、初めての方はご持参いただければ助かります。

Rくんも早く駆除できることを願っています。

 

垂水オアシス動物病院

勤務獣医師 高瀬

 

 

 

 

| tarumioasis2 | 寄生虫 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ノミの親玉

こんばんは花火

今晩は警告を。。害虫が増えています

ワンちゃんの体に黒いポツポツが付いていたため、ちょっと詳しく皮膚を調べているとササササッ…と動くモノが見つかりました。

ノミの駆除薬をつけると、その子の翌日のお部屋には瀕死の状態の成虫ノミが沢山落ちておりました。

 

大きさに差があったので、顕微鏡で覗いてみると、

大きな方の虫(といっても全長2mm程)のお腹の中には卵が沢山驚き

これはしばらく環境のお掃除が大変です。駆虫薬をつけるとノミは退治できますが、クリーンな環境を取り戻すには労力がかかります。みなさんもそのような事にならないように、憎き害虫からペットを守ってあげて下さいね。

 

垂水オアシス動物病院

勤務獣医師 高瀬

 

| tarumioasis2 | 寄生虫 | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ノミアレルギー
だいぶ肌寒くなってきましたね。
先日、近くにある海神社の秋祭りを見物にいってきました。
お祭のために国道2号線が一時封鎖され大渋滞が発生するためドライバーの方には大迷惑だと思いますが
活気のあるお祭りで大変良かったです。

さて今回は、
動物病院へ来院される皮膚病のワンちゃんは春〜夏に比べると少なくなってきていますが
まだまだ油断はできません、
というお話です。

今日診察していたワンちゃんの背中を見るとゴマ粒みたいなものが大量に毛にくっついています。
なんだろうと調べてみると…、「ノミの糞」でした。


↑背中の毛をかき分けるとノミの糞が大量に見つかりました


↑糞を湿らすと赤黒色になります(血を吸うノミの糞のため)

買主さまも気づかれていない場合も多く、
「ノミなんて見たことない」ケースでも感染していることがあります。
月一回の投薬で予防できますので必ず予防してあげてください。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
 
| tarumioasis2 | 寄生虫 | 10:46 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
瓜実条虫
ここのところ保護されたノラの子猫ちゃんがよく来院されます。
カワイイのですがそのまま家に連れて帰る前に動物病院へ一度ご相談されたほうが良いと思います。

子猫は寄生虫(ノミ、疥癬ダニ、真菌、内部寄生虫)の感染やウイルス感染なども多く健診が必須です。
今回の子猫ちゃんも寄生虫感染があるといけないので試験的に駆虫薬を投与したところ…、


↑吐物に混ざった寄生虫(瓜実条虫)

大量の寄生虫がでてきました吐く

ノミなども寄生していますし、寄生虫が同居猫や人間にうつる可能性も有り得ますし気を付けてください。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 寄生虫 | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
マダニの寄生

夏休みももうすぐ終わりだというのに今年の夏は雨が良く降っています。

夏休みのお出かけにキャンプに行かれた方もおられるのではないでしょうか。
先日来院されたワンちゃんはキャンプに出掛け帰ってくるとマダニが大量に寄生しており飼主さんもびっくりです。

↑マダニ(の模型です)


ゴミみたいなワンちゃんの皮膚についている黒い粒をピンセットで取り、顕微鏡で覗いてみると…、

こちらは本物のダニです。ダニが動いているのが確認できました。

ダニ(マダニ)が媒介するとされるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)で、西日本を中心に複数の方(人間)が亡くなったという報告があります。

今回は、SFTSについての情報について。

原因:SFTSウイルスに感染することです。ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染すると言われています。また、人から人への感染は認められていますが、動物から人への感染については報告されておりません。(潜伏期間:6日〜2週間)

症状:発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)。また、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状が起きることもあります。

飼主様が注意すること:

散歩の際に山野や草むらに入る場合は、長袖長ズボン、帽子を着用するなど肌の露出をさけ、マダニに咬まれないようにしましょう

散歩から帰った際には、人間・犬猫ともにマダニに咬まれていないかチェックしましょう。

犬猫の場合、被毛の薄い目・鼻・耳・指の間などを重点的に観察してください。

もしも咬まれていた場合は無理に引き抜こうとせず、医師(皮膚科)・獣医師の診察を受けましょう。

ご自身が咬まれた場合、数週間は体調の変化に注意をして発熱等の症状が現れた場合は医療機関を受診しましょう。

動物病院で適切な駆除薬を処方してもらい定期投与を行いましょう。あらかじめ駆除薬を投与しておけば、マダニが付着してもしばらくすると死んでしまいます。(※マダニの付着自体を防ぐことはできません)(メリアル社HPより)

ワンちゃん、猫ちゃんに付着したマダニが家の中に持ち込まれ、飼主さんにSFTSが伝染するということになってしまう恐れもあるため
定期的なノミ、ダニ予防が必要です。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)




 
| tarumioasis2 | 寄生虫 | 19:12 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
口からヒモが!?
最近来院されたとある猫ちゃんの飼主様からお聞きした出来事です。


ある日、飼主さんの目の前で飼いネコちゃん(完全室内飼)が
ゲホッと何かヒモのようなものを吐き出したそうです。

ヒモが口からつながって出ているので、引っ張り出そうとしました。
すると…、「ブチッ」とヒモは切れてしまいました。

「このヒモはなんだろう…?」と千切れたものをまじまじと観察してみると、
ヒモだと思っていたものがモゾモゾ動いているではありませんか!?

気持ちが悪くなった飼主様は慌てて動物病院へ向かったそうです。



当院で調べてみると、
どうやら寄生虫、マンソン裂頭条虫という寄生虫の可能性が高いことが判りました。
この子は、2年程前にお家に来てから1度も外に出ていない完全室内飼いの猫ちゃんでした。

とある調査によると、

室外飼育(野外)の猫ちゃんでの寄生虫の感染率=20.61%
野外の方が多い場合=40.35%
室内の方が多い場合=16.67%
室内のみ=18.42%

の感染率という驚きの結果だったそうです。(バイエル社、プロフェンダースポット冊子より引用)

室内飼育だから大丈夫だと思っていても、
実は寄生虫が猫ちゃんの体内にいる可能性が2割弱あるわけです。

獣医師をしていても正直に言うとあまり実感が有りませんでしたが、
やはり数字通り20%くらいの猫ちゃんが感染しているのかもしれません。






↑今回、口から出てきた寄生虫

年に4回(3か月に1回)の定期的な寄生虫の駆除をお勧めします。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 寄生虫 | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
フィラリア症にご注意!
5月からフィラリア症の予防が始まります。

フィラリア予防の前にはフィラリアに感染していないか血液検査を実施します。
今年に入って検査をしていると、早速フィラリアに感染しているわんちゃんが見つかりました。

↑T(テスト)のところに赤線が出ている=フィラリアに感染していることが判明しました。

更に詳しく心臓をエコー検査で見てみると…、

↑エコー検査所見:赤い矢印の部位に「=」のようなものが見えます。心臓肺動脈内のフィラリア虫体の断面がこう見えています。

採血してフィラリア子虫が血液中に出ているか調べてみると…、



↑血液中を動いているのがフィラリアの子虫(ミクロフィラリア)です。


20〜30年程前は犬の平均寿命は7〜8歳程度でした。当時はフィラリアなどの予防についての飼主さんの意識も低く、
短命で亡くなってしまう動物が多かったのです。
予防が進んだ現在では14、5歳のワンちゃん・猫ちゃんも珍しくはありません。

神戸市内、垂水区内でも蚊に刺されてフィラリア症に感染・発症するワンちゃん・猫ちゃんは残念ながら存在します。
5月〜12月まで予防は確実にしてあげてください。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 
| tarumioasis2 | 寄生虫 | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ノミの大発生


↑寄生していたノミ 

とある猫ちゃんが来院されました。
連れて来られたケージの中や、猫ちゃんの背中にはノミの糞や卵が沢山ついています。
詳しく見てみると…、
やはりノミが何十匹も大量に寄生していました。

家の中で複数匹猫ちゃんを飼育されているそうで、恐らくお部屋の中で大発生しているものと考えられます。
猫ノミは犬や人間にも寄生しますし、瓜実条虫を媒介したりするので気を付けなければなりません。

「ノミなんて見たことないしうちの子は大丈夫!」
といって予防せずにいるといつの間にか簡単に寄生してしまいます。
部屋がノミだらけになると、血を吸われたりして衛生的ではなくなりますし誰しも嫌ですよね。

家の中に持ち込む前に予防しておきましょう。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 寄生虫 | 11:48 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
寄生虫

こんにちは、渡邉です。
7月に入りました、今年ももう折り返しです。
早いものですね。


今回下痢が続いているワンちゃんがいました。
何度か便の検査をしたところ、寄生虫が見つかりました。


これは糞線虫という寄生虫です。
見ての通り、虫がうねうねと動いています。
この寄生虫は人獣共通感染症で、ワンちゃんだけでなく、人間に感染することもあるので注意が必要です。
駆虫薬を使えば駆除できるので、薬を投与しました。


数日後、虫が駆除されたことを確認するため再度便の検査をおこないました。
すると、
コクシジウム


別の寄生虫が見つかりました。
コクシジウムという寄生虫です。



今回のように、ある寄生虫を駆除すると、別のタイプの寄生虫が見つかるということが時々あります。

おそらく、別の寄生虫によって抑えられていたものが、その寄生虫がいなくなることによって、一気に増殖してのではないかと考えられます。


このように寄生虫を混合感染している場合もあります。
下痢が続く子は、繰り返しの検査が重要です。



垂水オアシス動物病院
獣医師 渡邉

| tarumioasis2 | 寄生虫 | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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