神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
異物誤食事故(ボタン電池)

2、3日前から嘔吐が続いているという猫ちゃんが来院されました。

このような場合まず思い浮かぶのは、異物誤食していないか?、膵炎はないか?胃腸炎はないか?などです。

早速、

腹部エコー検査をしてみたり詳しく調べてみると…、なにやら異物が腸にありそうな予感です。

異物が腸に詰まると、腸閉塞を起こしてしまい嘔吐がおこります。

 

このまま放置すると腸に孔があいて急変する可能性も有り得ることから、

飼主さんとご相談の結果、開腹手術を行い異物があれば摘出することになりました。

 

お腹を開けてみてみると…

↑閲覧注意:手術の画像です

 

何か異物が二ヵ所ほど腸に詰まっています。

 

↑摘出されたボタン電池 2個

 

なんと出てきたものは、「ボタン電池」でした。

 

ボタン電池は人間の子供の誤食が多く、誤食すると命に関わることもありえる怖いものです。

動物の場合も誤食すると危険なため注意が必要です。

https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/300/158578.html

 

環境中に飲み込みそうなものを置かないようにお気を付けください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
異物誤食事故(お餅)

もう1月も終わりですね。早いものです。

インフルエンザが流行しているそうですのでご注意ください。

 

お正月が過ぎてしばらく経ちますが、

お正月にヒトの高齢者の方などがお餅を喉に詰まらせて亡くなることがある(https://news.yahoo.co.jp/byline/nakayamayujiro/20171229-00079863/)、

という話はニュースなどで聞いて御存知の方が多いのではないでしょうか?

 

このニュースを聞くたび、

なぜ餅を詰まらせると亡くなってしまうのか?というのが昔から謎だったのですが、

餅が気管という空気の通り道のところにベタッと張り付くように塞いでしまうからだそうです(呼吸が出来ず窒息死)。

確かに食道に異物が詰まったとしても、

ご飯が食べれなくなるだけですので死んでしまったりはしなさそうです。

 

お正月のおめでたい雰囲気が一転、こんな事故が起きると悲しすぎます。

 

人医の救急医の先生も

80歳以上の高齢者と、医師から嚥下機能に問題ありと言われている人は、おもちを食べないことをおすすめします。」

と仰っていますしお餅で窒息したくない人や高齢者の方は一切食べない方が良いかもしれません。

 

↑参考:救命処置の方法(ヒト用)(北広島町消防本部動画より)

 

 

さて、最近「お餅」を食べてしまい、そのお餅が喉の詰まってしまったワンちゃんが来院されました。

ワンちゃんが餅を喉(口?)に詰まらせて来院されたのははじめてです。

↑口の中にお餅がへばり付いています

 

摘まみだそうとしても嫌がって抵抗してどうしても取らせてくれないため、

早急に麻酔を掛けて無事にお餅を取り除くことができました。

 

犬にもお餅は食べさせない方がよさそうです。

お気を付け下さい。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院)

 

 

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 19:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
異物誤食事故(紐状異物)

先日、3日前からお腹を痛そうにしていてぐったりしているという猫ちゃんが来院されました。

普段と明らかに様子がオカシイ場合は、重大な異常が発生しているケースがとても多いです。

 

X線検査、エコー検査、血液検査などを行い詳しく調べてみると…、

腸がくねくねとアコーディオン状に綴れているような所見が認められたことから「紐状異物」を飲み込んだ可能性が發い隼廚錣譴泙靴拭

飼主さんにお話を聞いてみても「ヒモで遊んだり飲み込んだりはしていないと思う」とのことでしたが、

紐状異物だった場合にこのまま放置すると危険なため、試験開腹術をおこなうことになりました。

 

↑※閲覧注意:手術画像です。苦手な方はご注意ください。糸が腸の中に入っているため、腸がアコーディオン状に綴れています。

 

↑※閲覧注意:すでに腸に5か所ほど孔が開いており、腸内容物が漏出していました。

 

↑摘出した糸の一部。なんと口腔内(舌に引っかかっていた)〜直腸までつながっていました。

 

膵臓のすぐ近くの十二指腸にも4か所程穴が開き、孔のあいた部位を腸ごと切除することは不可能だったため、

孔のあいた腸の一部をトリミングして縫合し、大網脂肪を縫い付けて腸の孔を塞ぎました。

あとは、無事に復活してくれるのを願うばかりです。

 

猫はヒモや糸が大好きなため、こういう事故が発生しやすいのです。

お気を付けください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 10:36 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
子猫ちゃんの異物誤食事故

ネズミのオモチャについている紐?を飲み込んでしまったということで、

子猫ちゃんが来院されました。

 

まだ小さい遊び盛りの子猫ちゃんです。

 

考えられる選択肢として、

1、内視鏡(胃カメラ)で異物を摘出する

2、吐かせる

3、無治療で様子をみる

 

などが挙げられます。

様子をみて便に出てくれば良いのですが、腸に詰まると最悪の場合、開腹手術が必要になることから、

今回のケースでは飼主さんとご相談の結果、内視鏡で摘出することになりました。

 

 

↑胃の中に何かあります。鉗子で摘出します。

 

 

↑まだ寝ています。

 

↑摘出された異物(ねずみのオモチャの一部)

 

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
腸内異物

このところ、なぜか異物を食べてしまったワンちゃんが立て続けに来院されています。

 

今回のワンちゃんは飼主さんのストッキングを食べてしまったとのこと。

ストッキングだとか、靴下だとか飼主さんの身に着けているものを食べてしまうことは珍しくありません。

 

特に布製品は腸に絡み付きやすいため、開腹手術が必要になるケースが多いのです。

何か飲み込んだ場合は催吐処置を行うことで手術が回避できることもあるため、早めに動物病院へご相談ください。

お気を付けください!

 

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 19:36 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
釣り糸誤食事故

先日、「釣り糸を3m飲み込んでしまった!」という主訴で猫ちゃんが来院されました。

飲み込みかけたのを飼い主さまが目撃され、手で引っ張っぱったけれども、そのまま飲み込んでしまったとのこと。

こういった場合は、無理にひっぱると食道や胃腸が糸で切れてしまい危険ですので今回正解だと思います。

 

来院時には診察台の上で猫ちゃん全く普段と変わらないご様子。

 

こういった場合の考え得る対処法とは、

 

1、開腹手術を行い摘出する

2、内視鏡(胃カメラ)で摘出する

3、催吐処置をおこなう

4、様子見をする(運が良ければ便に出てきたり、吐き戻したりすることが稀にあり)

 

など…、でしょう。

 

4の様子見は、運が悪ければ3mの釣り糸が腸に絡み付いて腸が壊死してしまい危険な状態になってしまう可能性があります。

3の催吐処置は胃内に無く腸に流れていれば吐くことはできません。

2の内視鏡は異物を飲んだ直ぐであれば摘出できる可能性が發い任垢、腸に流れてしまうと摘出不可能です。

1の試験開腹は確実性の高い最終手段ですができれば避けたいところです。

 

今回のケースでは飼主さんとご相談の結果、

釣り糸が3mと長いこと、催吐処置では出てこない可能性が發ぁ覆劼辰僂辰討盻个討海覆ったことから)、

様子見をするのは危険かもしれない(糸が3mと長いため腸に絡み付く可能性がある)ということから、

内視鏡を行い、取れなかった場合は、試験開腹手術で摘出することになりました。

 

↑胃の中に異物は認められませんでした。(食餌が入っています)

 

↑腸に糸が絡み付いていました。(紐状異物) 腸を一部切開して摘出した釣り糸。

 

その後、問題なく回復してくれました。

 

猫は紐や糸が大好きですので飼主の皆さまはお気を付け下さい。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 10:12 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ヒモ状異物(誤食事故)

とある猫ちゃんが、

ややぐったり、嘔吐する、便が出てない、という症状で来院されました。

 

こういった場合、膵炎や、胃腸炎、内臓疾患(腎臓病など)も考えられますが、

放置すると怖いのが異物誤食事故です。

 

おもちゃ等の異物を飲み込むと、

水を飲んでも嘔吐する、食べ物を食べても嘔吐する、食べない、飲まない、ぐったり、便が出ない…などの症状が出てきます。

 

今回の猫ちゃんも、

症状が重く、改善の兆しが無く、エコー検査などで異物が強く疑われたため摘出のため試験開腹手術を行いました。

 

↑閲覧注意:腸の中の異物の影響で、腸がアコーディオン状にひきつれています

 

↑閲覧注意:異物を摘出しました(手術後)

 

↑ヒモ状の異物(靴ひも?)が出てきました。

 

飼主の皆さま、身の回りの異物に気を付けてあげてください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 09:44 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
異物誤食

2〜3日前に綿棒を飲み込んでしまったかもしれない、という主訴で子犬ちゃんが来院されました。

 

吐いても何も出て来ず、元気食欲もあり、便もきちんと出ているとのこと。

誤食したのが2、3日前だとすると、異物はすでに腸に流れてしまっていたりするかもしれません。

 

このようなケースでは

1、何もせず経過観察する

2、吐処置をする

3、内視鏡で異物を摘出する

4、試験開腹する

5、バリウム造影検査を行う

 

などが考えられるのですが、飼主さんとよくご相談のうえ、

負担が少ない内視鏡検査をすることになりました。

 

すると…、

 

↑胃の中に綿棒を発見!

 

↑摘出した綿棒

 

まだ胃の中にあれば、吐処置や内視鏡で摘出可能なのですが、

腸に流れてしまい途中で詰まる(腸閉塞)と、最悪のケースでは開腹手術が必要になってきます。

 

何か飲み込んだ場合は、手術をせず吐処置や内視鏡で摘出できるかもしれませんので、

様子を見ずに早めに動物病院へ受診させてあげてください。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師・院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
縫い針の誤食

先日、針を飲み込んだワンちゃんが来院されました。

針は釣り針ではなく、針山で遊んでいたそうで縫い物に使う針を誤食してしまったそうです。

 

↑誤食した針が胃の中?に入っています

 

 

こういった場合は

選択肢として、

 

‥能菽屬鬚垢⇒針が胃や食道を傷つける危険性がある

 

内視鏡⇒最適だが胃内にドッグフードが充満していると難しい

 

3腹手術で針を摘出する

 

い發少し様子を見て便に出て来なければ△の方法で針を取り出す

 

などが考えられます。

 

 

今回の場合、

飼主さまとご相談の結果、ワンちゃんに元気や活動性は十分あるため、

い鯀択し、1日間様子を見ることになりました。

もし、空腹時でドッグフードが胃内に入っていなければ、内視鏡で摘出するのがベターだと思われます。

 

 

 

翌日…、

来院されたところ、「針が便に出てきました!」とのこと。

念のため、もう一度レントゲン検査をしましたが針はお腹の中から無くなっていました!

良かった良かった!

 

縫い針はマジックみたいに上手く腸を流れて便に出てくることが意外と多い印象があります。

 

しかし、最悪の場合、

命に関わったり、手術をして摘出することが必要なケースもあることから、

誤食しないように気を付けてあげる必要があります。

 

異物を飲み込んだ場合、まだ胃内にあれば、

吐かせたり、内視鏡で取り出せたりできますので様子を見ずに早めに来院して下さい。

 

飼主の皆さま、お気を付け下さい。

 

 

便に針が出てスッキリ! ヘイルちゃん良かったね。

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師(院長) 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 18:40 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
犬の腸重積

こんばんは。今日は格別に寒いですね。関東では雪も降っているとか☃ 温かい食べ物や温泉が恋しくなります。

 

先週末に腸炎が改善しなくて困っていらっしゃる1歳齢のパグさんが来院されました。半目でお腹を丸めていてぐったりしており、ちょっと動くとゲポッと液体を吐いてしまいます。吐き気止めのお薬も効かず、日に日に弱っていく一方とのことで見るに見かねて連れてこられたようでした。

 

膵炎の検査をしても陰性で、お腹のエコー検査をしてみると…胃が液体で充満して膨れ上がり、腸の横断面がターゲット状にみえる部分があります。腸がつまってしまう『腸閉塞』や腸が腸の中に入り込んでしまう『腸重積』が疑われる画像が認められました。

 

よって、試験的開腹ということで手術になりました。麻酔をかける上で胃内容物の逆流による誤嚥が最も懸念されましたが、スムーズに麻酔がかかり胃内容物も吸引除去できたところで、お腹を開けると・・・・腸が綴れて偏っています。さぐっていくと硬くて何やら紐状のものが触れました。どうやら胃の出口から大腸の入り口までつながっているようです。

←閲覧注意(手術画像)

また、重積をおこしている部分もあります。

←閲覧注意(重積所見)

紐状の異物がある場合は、無理をすると腸が裂けてしまったり損傷する危険があるので、仕方なく取り出せる範囲で切開して異物を取り出しました。

←摘出した異物(ブラスチック製の歯磨きグッズ、繊維、木の小枝、葉)

 

幸い、腸の壊死はおこしていなかったですし穿孔もありませんでしたので、腸を短く切ることもなくお腹を閉じることができました♨

翌日から目にみえて体調がグングンよくなり、食欲全快で本日退院されました!!

おめでとうございます!

 

この調子で完治できるよう願っています(*^_^*)

 

垂水オアシス動物病院

勤務獣医師 高瀬

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 20:10 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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