神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
歯が欠ける

今回は歯の破断について。

ワンちゃんは歯が欠けてしまうことがあります。

硬いおもちゃ(ひづめなど)を噛んで歯が欠けたり、柵を咬んでしまい歯が欠けたりしてしまうケースを

良く見かけます。

 

歯髄が露出すると感染を起こす可能性があるため、被せ物をしたり、抜歯をしたりしなければなりません。

今回来院されたワンちゃんの場合、前歯(切歯)が1本欠けてしまっていました。

お気を付け下さい。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 共通の病気について | 09:11 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
今年もマダニが出始めました
燕の雛が大きな口を開け始め、親鳥は忙しそうにエサを巣にせっせと運んでいますね。
半袖でも過ごせるくらいの気候になり、我々にとっても過ごしやすい時期であると同時に野外でも命があふれているようです。

しかし、会ってあまり喜ばしくない虫に『マダニ』や『ノミ』とか『蚊』がいますが、今日もワンちゃんに運ばれてやってきました…

吸血して大きく膨らんだ『マダニ』
マダニ
ついてしまったら、ダニの一部(咬接部)が動物の体内に残ってしまったり、バベシアなどの病気に罹患してしまう場合もありますので、ノミダニの予防をお忘れなくされることを強くおススメします。

垂水オアシス動物病院
| tarumioasis2 | 共通の病気について | 18:21 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
多飲多尿

ここ最近、「飲多尿」を主訴に来院される動物たちをよく診察しています。
多飲多尿とは文字通り、飲水量が増えて、尿も増えている状態のことです。
水をガブガブ飲み、尿漏れが激しくてお困りでご相談にいらっしゃる飼い主さまもおられます。

多飲多尿の原因には、
糖尿病や副腎皮質機能亢進症、副腎皮質機能低下症、甲状腺機能亢進症、尿崩症、先端肥大症、原発性アルドステロン症、腎機能不全、心因性多尿、高カルシウム血症、子宮蓄膿症、薬物の影響などが考えられ、
どれが原因になっているのか血液検査や各種検査などで鑑別診断をしていきます。

特に多いのが腎臓病で尿量が増え、飲水量も増えるケースで、
そのほかに副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)などもよく見られます。
まれに尿崩症という病気でひどく水を飲みすぎることもあります。

こういった場合、水を飲みすぎだからと飲水制限を行うと腎臓病がさらに悪化することもあり得るため、
診断なしに飲水制限は行うべきではありません。

正常だと体重1kg当たり多くても100ml未満の飲水量ですので、
それに近かったり超えている場合は異常がある可能性が高いと思われます。

最近水をよく飲んでいるなあ、と思われる場合はお気軽にご相談ください。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 共通の病気について | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
誤食にはご注意ください!
いよいよ年の瀬に差し掛かってきましたね。

大掃除や年賀状作成などで忙しい間にも、ペットの調子が悪いとのことで来院される方は絶えません。特に、12月に入って異物を飲み込んでしまった動物が連日来院し、緊急手術が続きちょっとドタバタしていました病院

腸に完全に詰まって急性の経過(吐き気、食欲消失)をとる場合もあれば、数か月後に見つかる場合など様々です。その時にいつ手術を行うか迷う事があります。X線造影検査やエコー検査の所見と症状の程度や経過を総合的に判断して実際には開腹しますが、それでも実際に詰まっているものを見るまでは獣医サイドも不安なものです。

でも、異物摂取は(過食という病気でない限りは)防げるものですグッド一度異物を飲み込んでしまい、お腹を開けなくてはいけないくらい痛い思いをしていても、また食べてしまうワンちゃんネコちゃんは多いものです…悲しいペットも痛みを感じる以外に、出てきたものによっては飼主さんも赤面されることもあります。竹串やとうもろこしの芯なら分かりますが、飼主さまも理解しがたい様なものとして消しゴムやコルク、ストッキングやビニール袋、そして飼主さまの下着が出てきたこともありました(笑)

お年寄りがお正月になるとお餅を喉に詰まらせないように気を付けることと同じくらい、ペットの異物にも十分気をつけてあげて下さいね見る

ここ数日は急に冷え込みも強くなっていますので、皆さんいいお正月を迎えられるためにもお身体大切になさってください温泉

垂水オアシス動物病院
獣医師 高瀬
| tarumioasis2 | 共通の病気について | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
熱中症の季節です
先週末、熱中症のワンちゃんが来院されました。

診察室に入って診察台の上に乗るなり「ゼーゼーゼー」と虚脱状態でとても苦しそうに呼吸しています。
舌も真紫色でチアノーゼを起こしています。

熱中症っぽいなと疑ってさっそく体温計で体温を測定するとなんと「42℃!
明らかに高体温のため、点滴をしながら冷風ドライヤーやアイスノンなどで速やかに冷却をしていきました。
すると…、30分から1時間ほどで状態も落着き改善しなんとか無事に帰っていってくれました。
このワンちゃんの場合、幸いなことに血液検査などにまだ異常値が出ていなかったので良かったです。
放置すると肝臓や腎臓、脳などが高体温でやられてしまい後遺症が残ったり死亡してしまいます。

暑い日がこれからも続きますのでエアコンを上手に使って夏を乗り切っていきましょう。
様子がおかしければ早急に動物病院へ受診させてあげてください。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)



 
| tarumioasis2 | 共通の病気について | 19:17 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
寄生虫
便の中に寄生虫が出てきたという子猫ちゃんが来院されたので今日は、寄生虫についてのお話。
内部寄生虫とは、お腹の中、腸内などに寄生する虫で、その種類には
線虫類、吸虫類、条虫類、原虫類があります。
内部寄生虫の中には、
人にも共通して(人獣共通)感染する種類があり、身近なワンちゃんやネコちゃんの予防が大切です。
寄生虫の最もポピュラーなものが犬や猫の回虫です。
【感染経路】
犬回虫の感染経路は主に3つあります。
★胎盤感染…主たる感染ルートです。母犬の体内に潜んでいた幼虫が妊娠すると再度活動を開始し、一部の虫体が胎盤に向かいます。
★乳汁感染…乳腺に幼虫が移行し、そのお乳を飲むことで子犬に感染します。
★経口感染…生後2〜3か月の子犬が、虫卵を口から摂取することで感染します。
【症状】
特に幼いイヌや猫に多数寄生すると、栄養の消化吸収が妨げられて、発育不良となってしまいます。また、腹痛や下痢、嘔吐の症状が出ることもあります。その他の症状は、幼虫が体内を移行するときに起こる寄生性肺炎、呼吸器障害、肝臓障害があります。
【治療と予防】
腸管内にいる虫を駆虫することが最も大切です。数回の駆虫薬の投与で駆虫することができます。また、生後半年〜は3か月に1回、駆虫薬を定期的に投与する「定期駆虫」をおすすめします。



↑便に混じってでてきた寄生虫(猫回虫)

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市 垂水区 霞ヶ丘 にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 共通の病気について | 10:32 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
寒くなると多い病気
せっかくの三連休も天気がすぐれないですね。

人間も動物たちも寒さで体調をくずしやすい時期です。
お部屋を暖房で暖かくしてあげて、湿度は高めにしてあげてください。

予防接種をうけていない子は元気なうちに動物病院に連れて行って接種してあげることで、 ウイルス感染による風邪などの伝染病にかかりにくくなります。
 
また、寒さで飲水量が減るために、尿が濃くなり尿結石ができやすい時期でもあります。
 尿結石が尿道に詰まっておしっこが出にくくなり、尿道炎や膀胱炎、尿毒症などの病気を引き起こすことがあります。
元気な子でも定期的な尿検査をしてあげましょう。
 
もし1回のおしっこの量が少なくなる(あるいはトイレの格好をするが出ない)、トイレの回数がふえる、 などの症状が出た場合は
尿路関係の病気が疑われますのですぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

垂水オアシス動物病院

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 
| tarumioasis2 | 共通の病気について | 12:33 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
肛門嚢破裂
「肛門のう」というものがワンちゃん、猫ちゃんには存在します。
これはイタチやスカンクにある臭腺と同じようなものです。
肛門嚢のある肛門周囲はつねに便に汚染されており、そもそも病気を起こしやすい環境なので
なんらかの原因で炎症を起こすと肛門嚢炎が発生します。

肛門周囲を舐めていたり引きずっていたりする場合、
肛門腺が破裂寸前、もしくは破裂しているかもしれません。


↑破裂した肛門嚢

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 共通の病気について | 11:14 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
胃瘻チューブ
疾患を持つ動物にとって、栄養管理はとても重要なことです。
いくら治療を行っても長期間食事が取れない状態では、
ちゃんと治療すれば治る病気であったとしても
栄養不良によって病気が治らないことも有ります。
そういった場合、まずはおいしい食事(手作り食、缶詰など)を与えてみたり、食欲を刺激するお薬を投与したり、それでもダメなら強制的に食事を与えたりしていきます。
しかし、猫ちゃんなどでは「頑として食べない」食べないケースもあり十分な栄養を与えることが実際のところは難しいのです。

その場合、「経鼻食道チューブ」や、「喉頭チューブ」「食道チューブ」「胃チューブ」「腸チューブ」などを設置して
そこから流動食を投与して栄養を補給します。

通常よく行うのは経鼻食道チューブという方法で、鼻から食道まで細いチューブを入れて流動食を投与します。
しかし、嘔吐するとチューブが口から出てきてしまったり、投与量が少ないなどの制限があります。

今回近隣の動物病院の先生からの紹介で猫ちゃんに胃瘻チューブを入れることになりました。

↑内視鏡を口から挿入して、胃まで入れます。毛を刈ってある部位に光っているのが胃の中にある内視鏡の先です。

↑お腹を大きく切らずに内視鏡を使って低侵襲で胃にチューブを挿入することができます。

従来の方法では、お腹を大きく切って胃の中に胃チューブを入れることになりますが、
当院では内視鏡を使って侵襲の少ない胃瘻チューブの設置を行っています。

治る見込みの無い病気の場合や、延命のために胃瘻チューブをいれて栄養補給する場合は、
賛否の意見が人間の医療でもあるそうです。

しかし、
治療すれば治る見込みのある病気の場合、
栄養をしっかりとらないと治る病気も治らないため、
内視鏡を使った胃瘻チューブの一時的な設置は治療の補助として有効な方法だと思います。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)


 
| tarumioasis2 | 共通の病気について | 19:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
食べない時の栄養補給について
 飼い主さんから「食欲が無くなった」という話をよく聞くことがあります。
食欲が無い場合、本当に調子が悪くて食欲が無いのか、舌が肥えてしまって選り好みをするので食欲がないのか見分けることが必要です。
元気がありおやつなど好物をあげれば飛びついてくるのであればそれほど心配はなさそうです。
逆に、いつもはおやつをあげると飛びついてくるのに興味を示さずうずくまっている場合はどこかに問題があるのかもしれません。

また手術後や何らかの病気の時は食欲がなくなることが多く、回復の為には栄養補給がとても重要になります。点滴などで栄養を補充することもできますが、なるべく消化管を使っての補給が早期の回復には一番良いです。
口にフードを注射器などを利用して放り込んで食べさせる方法(強制給餌)や、鼻の孔に細いチューブを食道まで入れてそこから流動食を流し込む方法(経鼻カテーテル)、内視鏡で胃瘻チューブを入れる方法(PEGチューブ:胃の中に直接流動食を入れるようにするもの)もできるようになっています。


PEGチューブキット

元気・食欲が無くて好物にも反応しないような場合は様子を見たりせず早めに動物病院へつれて行ってあげてください。

垂水オアシス動物病院
井尻

| tarumioasis2 | 共通の病気について | 09:49 | comments(4) | trackbacks(0) | ↑TOP
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