神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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脛骨の骨折(後肢の骨折)

先日、

大阪の動物病院の先生からご紹介いただいて来院された柴犬のワンちゃんの後ろ足の整復手術がありました。

 

このブログでは骨折の話題をよく載せていますが、

実のところ近年、骨折するワンちゃんは少なくなっています。

 

犬猫を放し飼いをしなくなったこともあり交通事故は減っていますし、

都会では骨折は小型犬のものと決まっています。(←独断と偏見)

ということで柴犬という中型犬の骨折は都会では近年珍しいものです。

 

ちなみに、

今回のワンちゃんが骨が折れた原因は後ろ足が側溝に嵌まってしまったことが原因だそう。

ちょっとぶつけただけでも痛いのに骨が折れるとは…かなり痛そうです…。

 

治す方法を色々検討した結果、

想像した以上に骨片がバラバラになって粉砕骨折していたため、

今回は骨折部を直接触らなくて済むメリットがある創外固定と呼ばれる方法で整復固定を行いました。

 

この手術手技は使い易い部位と使い難い部位もあるのですが、

感染がある骨折や粉砕骨折などではとても有用な方法です。

 

術後は徐々に患肢を着き始めてくれているので良かったです。

 

皆さまも溝に嵌まらないようにお気を付けください。

 

↑脛骨、腓骨が骨折しています(側面像)

 

↑脛骨、腓骨が骨折しています(正面像)

 

↑創外固定法にて整復固定しました(側面像)

 

↑創外固定法にて整復固定しました(正面像)

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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