神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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ハリネズミの子宮疾患

先日、陰部から血か膿みたいなものが出ているという主訴でハリネズミちゃんが来院されました。

 

ハリネズミは名前の通り、針が全身についているため、

血液検査をしたり、レントゲン検査をしたり、エコー検査をしたりすることは簡単ではありません。

下手に触ろうとすると、「シュシュー」と言いつつ丸まってしまい針で刺されてしまいます。

このような身体の構造からハリネズミを詳しく診察しようとすると通常は鎮静処置が必要になってきます。

 

今回のハリネズミちゃんの場合も鎮静下でエコー検査などをしてみたところ…、

子宮蓄膿症や子宮腫瘍などの子宮疾患が疑われました。

実はハリネズミの女の子には子宮疾患が多発しています。

治療方針について飼主さんとよくご相談の結果、

子宮・卵巣摘出手術を選択されたため実施しました。

 

子宮頸部にも大きな腫瘤があったたため摘出にやや難渋しましたが、

問題なく病変部を摘出できました。

あとは元気と食欲が回復するのを待つばかりです。

 

女の子のハリネズミちゃんを飼育されている飼主さんは、

血尿が出ていないかなど時々見てあげて下さい。

 

↑麻酔を掛けて寝てもらいますZZZ

 

↑左:子宮内部の腫瘤 右:子宮と卵巣

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | ハリネズミ | 19:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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