神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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咬傷事故

先週、黒猫の子猫ちゃんが来院されました。

 

こちらの黒猫ちゃん、

飼主さん曰く、ある日お家の玄関から勝手に入ってきたのでそのままお家に居るとのこと。

何となくのんびりした感じが良いですね。

 

そこまでは良かったのですが、

先週のある日にこちらのお宅に住む先住犬(中型犬)にお家の中で出くわしてしまったそうで、

「ガブ」っと咬まれてしまったのでした。

毎年日本でも犬の咬傷事故で亡くなる人が出ているくらい、本気の犬に咬まれるとかなり危険です。

 

その後、ぐったりしてしまい当院へ運ばれてきました。

診察させて頂くと、歯ぐきの色も真っ白になっておりグッタリです。

すぐにエコー検査で詳しく調べてみると、

お腹の中に血が溜まっていることが判明し、腹腔内臓器の損傷が疑われました。

 

このような状態になっていると様子を見ているだけでは助からない可能性が高いため、

お腹を開けて、内臓の損傷部位を見つけて、緊急で止血する必要があります。

飼主さんとどうするか相談の結果、開腹手術を行うことになりました。

 

麻酔を掛けて輸液をしながらお腹を開けてみてみると、

皮膚は貫通していないものの、皮膚の上から犬歯が刺さったらしく肝臓に孔が開いていましたが、

幸いな事に止血することが可能でした。

 

その後も麻酔からも問題なく覚めてくれて、

若いからか元気に回復して1週間くらいで退院してくれたのでほんとうに良かったです。

 

 

ワンちゃんが居るお家に、

新しく子猫ちゃんを迎え入れる場合は油断せずにお気を付け下さい!

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

 

 

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