神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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膝蓋骨脱臼(グレード掘

先月、東京の品川で開催された膝蓋骨脱臼の整復手術についてのセミナーに参加してきました。

 

内容は「パテラ治療のための変形矯正」というテーマでして、

イタリアのClinica Veterinaria Milano Sud院長のDr.Massimo Petazzoniと

藤井寺動物病院・動物人工関節センターの是枝哲彰先生が講師をされていました。

 

膝蓋骨脱臼とは膝蓋骨が大腿骨遠位にある滑車溝から内方もしくは外方に脱臼する疾患です。
後ろ肢を痛がって時々挙げている、スキップをしている、そのような場合は膝の関節にある膝蓋骨が脱臼している可能性があります。発生の多くは内方脱臼で、その発生の多くはトイプードルやチワワ、ポメラニアン等の小型犬です。

大型犬では外方脱臼の発生が時々みられます。

 

軽度〜中程度の場合は、比較的容易に整復手術が可能なのですが、

重度〜最重度クラスになると、大腿骨や脛骨が曲がってしまっており一般的な手術方法では治すことが不可能な場合があります。

 

そう多くはありませんが、このようなケースでは骨を切って骨の角度を変更したり骨を短縮させたりすることで正常に近い状態に戻す必要があり、難易度が高い手術が必要になります。今回はそのような重度な膝蓋骨脱臼を治す方法を2日間に渡って研修してきました。最重度クラスの膝蓋骨脱臼の子はそんなに多くないためこの技術がすぐに役に立つことは無いかもしれませんが、

いつでも対応できるように準備をしておきたいと考えています。

 

↑研修で使った骨模型

 


 

昨日、膝蓋骨脱臼で後ろ足を痛がっているワンちゃんの整復手術があったのですが、

こちらの子は通常通りの手術法で治療しました。

↑術後のレントゲン画像。膝蓋骨が整復されています。

 

↑術後のレントゲン画像

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 研修セミナー報告 | 20:18 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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