神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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腸内異物

1週間前から調子が悪いというワンちゃんが来院されました。

飼い主さんからお話をお伺いしても思い当たる原因は無いとのこと。

 

さっそく診察させていただいたところ、

レントゲン検査で何か固いもの(レントゲン画像では骨のような写り方)が腸の中に見つかりました。

 

ときどき吐いたりして、

やはり様子がおかしいため飼い主さんとご相談の結果、

 

腸内異物を疑い試験開腹手術を行うことになり、

とくに問題なく異物を摘出することができました。

 

↑※閲覧注意:腸に異物が詰まっていました

 

↑※閲覧注意:摘出された異物(硬くなった便)

 

↑異物(硬くなった便)の中には糸のようなものが入っていました

 

今回の腸内異物は、

なんと、「硬くなった便(糞石)」でした。

 

猫が毛づくろいすると、

その毛が腸に流れて、毛の周りに石(糞石)が形成されることがあると聞いたことがあるのですが、

今回は誤食した糸くずの周りにゆっくり便が硬く付着して、

硬い便(糞石)を形成したため腸閉塞が引き起こされたものと考えられました。

私自身も今まで見たことのないですし、たぶんかなり珍しい症例なのではないでしょうか。

 

もう再発しないで早く良くなってくれますように…。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

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