神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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O2酸素発生装置(ICU)
 

酸素吸入装置です。下の画像の酸素を濃縮する機械で酸素をつくり、酸素をホースでケージ内に送り込みます。
小型犬のワンちゃんは心臓の病気が高齢になると出てくることが多く、末期になると肺に水が溜まり呼吸が苦しくなってきてしまうことがあります(肺水腫といいます)。
そういう場合特にこの酸素室が効果を発揮します。また、手術後の麻酔からの覚醒時や、状態の悪い子の管理にも有用です。



酸素吸入に、効果的な酸素濃度(吸入気酸素濃度)は、35%前後といわれています。動物たちはケージに入室して、ケージ内空気をそのまま吸う訳ですから、ケージ内酸素濃度は常に30〜40%に保つことが望まれます。
従来型酸素濃縮器は、高濃度酸素(90%以上)を低流量で流し込みます。しかし、この酸素濃縮器は全く違い、酸素濃縮器内部で酸素濃度を約45%に調節して、ケージに送り込みます。ケージには換気孔が開いていますから、酸素濃度は少しばかり薄められ、35%前後にケージ内は保たれます。危険を伴う50%以上の高濃度にはならないよう、工夫されています。長時間の連続使用もできて、酸素吸入の効果を確実に発揮します。


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