神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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うさぎの強制給餌の方法

垂水オアシス動物病院では、

ウサギの診察を行っておりまして、よく食欲不振のウサギが来院します。

 

「昨日まで食べていたのに、今日から突然食べなくなってしまった!」など、

ウサギを飼育されている方なら覚えがあるのではないでしょうか?

 

食欲不振の多くの原因は胃腸うっ滞であったり、歯が伸びすぎていたり、内臓に異常が有ったりする訳ですが、

そのような病気の治療をしつつ、平行して行う必要があるのが「強制給餌」です。

 

食べなくなった場合、胃腸の働きが停止してしまい、

更に食べなくなる悪循環ループに嵌ってしまうと抜け出せずに急激に弱っていってしまいます。

そこで、強制的に流動食を口に入れていき、食べさせる方法が「強制給餌」なのです。

 

今回は、その強制給餌のやり方ついて説明していきます。

 

 

  • 準備

必要なものを準備します。

流動食の粉、シリンジ、水、ティッシュなど

 

  • 流動食を作成

流動食の粉と水を混ぜて、流動食を作成します

 

  • 強制給餌の方法

ウサギへの強制給餌は仰向けで行うことも、うつ伏せの状態で行うことも出来ます。

どちらが良いかは、ウサギの嫌がり方の度合いや、飼い主さんの好みもありどちらでも可能です。

 

ウサギの口に流動食が入ったシリンジを口の斜め方向から差し込んで(歯でシリンジを噛まれないように注意)、

少しずつ流動食を入れていきます。

一度に大量に給餌せず、少しずつ、飲み込んだのを確認しながら投与してきます。

 

ウサギが流動食を出してきてしまう場合は、

シリンジをもう少し口の奥へ入れて流動食を入れるようにします。

 

強制給餌中にウサギが嫌がって暴れた場合、無理やり押さえつけると骨折する原因になるため、

無理をせずに力を抜いて、ゆっくりと強制給餌を行ってください。

 

また、

飛び降りてしまい骨折してしまうなどの事故を防ぐために、

机などの上では行わずに床の上で地べたに座って強制給餌を行ってください。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

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