神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
<< 骨折した犬への海綿骨移植 | main | カメの手足がかじられる事故発生!アライグマに注意!! >>
犬猫の骨折を手術しないとどうなる?

ソファから飛び降りた、自転車の車輪に巻き込まれた、車に轢かれた、などの原因で、

犬猫が骨折してしまうことがあります。

このような場合に動物病院を受診されると、手術が必要と診断されるケースが多いと思います。

 

今回は、

骨折の手術をしないとどうなるのか?」について解説していきます。

 

まず結論からですが、

骨折の手術をしないといけない状態なのに治療せず放置した場合、

 

足先が変な方向を向いてしまった状態で骨が固まってしまったり、

最悪の場合、

3本足歩行になってしまったり、

骨が皮膚を突き破ってしまい感染を起こしてしまい断脚が必要になるケースも考えられますので、

 

基本的には放置してはいけません。

 

 

まず、

「骨折の手術が必要な部位かどうか?」が重要で、

 

前足(橈骨・尺骨)、上腕骨、脛骨、大腿骨など、

四肢の骨が完全に折れてしまっていた場合は基本的に手術が必要になります。

 

人間でしたらギプスをして松葉杖をついて患部を動かさないようにすることが出来ますが、

動物の場合はそうはいきません。

 

たとえギプスをすることが出来たとしても、

絶えず動き回ろうとするため皮膚が蒸れて擦れてしまい

骨が見える位にお肉がえぐれてしまったりするなど、骨折に加えて更に大変な事態になることもあり、

ギブスで治そうとするのは手術をして治すのとは違った難しさがあります(ギプスの方が術後管理が大変で難しい)。

 

骨盤の骨が折れていた場合、骨折部位によっては便秘になってしまったり、後足で歩けなくなってしまうことがあるため、

整形外科を診察している獣医師にレントゲン検査をして診てもらった方が良いです。

 

指の骨が折れている場合、折れた本数が少なかったり、部位によっては外固定で包帯を巻く程度で骨が癒合できることもあります。

 

骨折した場合に手術が必要かどうかは自己判断が難しいため、

動物病院で診察を受けて適切な治療をしてもらうようにしましょう。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

 

 

| tarumioasis2 | 骨折 | 18:14 | comments(0) | - | ↑TOP
コメント
コメントする









S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
ページのトップへ