神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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イベリアトゲイモリの皮膚真菌症(カビ)

先日、イベリアトゲイモリが来院されました。

 

こちらのイベリアトゲイモリは、スペイン南部、ポルトガル南部、モロッコ北西部が原産のイモリで、

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されています。

 

また、実験動物としても大学などで使われており、

完全水棲のウーパールーパーと同じように飼育することができます。

 

ウーパールーパーについては、

別記事をご覧ください。

 

⇒ウーパールーパー(暑さ対策・夏の過ごし方)

 

⇒ウーパールーパー知っておくべき【なりやすい4つの病気】

 

今回来院された主訴は、

身体の表面に白いモヤモヤが付着していて食欲も無いとのこと。

 

↑背中が白くモヤモヤしています

 

このモヤモヤの正体を確認しないと正しい治療ができないため、

このモヤモヤを採取して、顕微鏡で観察します。

 

 

すると…、

真菌(カビの仲間)が確認されました。

 

そのため

今回は、

イトラコナゾール(抗真菌薬)を用いて薬浴(0.01%に調整、5分間薬浴、24時間おき)を行いました。

 

数日後…、

皮膚の白いモヤモヤが消えて改善しました。

 

 

あまり病気らしい病気はしない生き物ですが、

夏場などの温度管理や水質管理を上手く行わないと今回のような皮膚感染症が発症することが多いため、

夏場の水温を25℃までに管理して、水替えを定期的に行うようにしましょう。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

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