神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

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垂水区で避妊手術、去勢手術をお考えの方へ‘耽А攷眇絅アシス動物病院】

 

/眇絅アシス動物病院の避妊・去勢手術について

 

犬や猫をがお家に来てしばらくした6か月齢頃になると、そろそろ避妊手術や去勢手術を受ける時期になってきます。

そろそろ手術を受けないといけないという動物を飼育されている飼い主さんに向けて、

避妊手術、去勢手術について説明をしたいと思います。

 

インターネット上には、

動物医療に詳しくない方が書かれている情報や、

誤解を招くような誤った情報が氾濫しているため、

避妊・去勢手術について垂水オアシス動物病院が公式に解説していきます!

 

一般の飼い主さんからすると、避妊・去勢手術にどんなイメージがあるでしょうか?

 

「簡単な手術なんじゃないの?」

「どこの動物病院で避妊・去勢手術を行っても同じじゃないの?」

「安けりゃいいんじゃないの?」

 

と思われている方も多いのではないでしょうか?

 

避妊・去勢手術と一口で言っても、

じつは動物病院によって内容が全然異なります。

 

「避妊・去勢手術を行った」という結果だけをみれば同じといえるかもしれません。

しかし、その内容は動物病院によりかなり違うのが現状です。

 

その内容の違いが重要なところなのですが、

なかなか一般の方には分かりずらいところだと思います。

 

なぜ、動物病院によって内容が異なるのでしょうか?

 

一口に避妊・去勢手術といっても、

麻酔や手術法、使用する薬剤、手術に用いる材料の選択などには、

特別な決まりはないからなのです。

 

手術前検査や点滴の有無、

鎮痛薬の種類、鎮痛法、

縫合糸の種類など

細かな内容については、

各々の動物病院が決定しています。

 

ですので、

動物病院によって、細かい違いがたくさんあるのです。

 

では、

内容の違いについてやや極端ではありますが具体例をお示しします。

 

とある動物病院の避妊・去勢手術では、

 

鎮痛はしない

気管挿管はしない
手術前検査はしない
点滴の管を血管に入れず、

静脈点滴はしないが、

 

「手術はする」

 

という内容だそうです。

 

もうなんとなくは想像がつくと思いますが、

この例は獣医学的には良い内容ではありません。

 

具体的な内容の違いについては、

ほかにも使用する縫合糸の種類であるとか、

血管シーリング装置を使うのか、

手術前検査の内容とか、

麻酔時のモニタリングであるとか・・・

などなど多数ありますがここには書ききれません。

 

ときどきWEBサイトなどに、『相場は〇〇円』、とかがありますが、

これも内容を比較しておらず、ほとんど何の意味もないと思っています。

 

ただ、一般の方は、

細かい内容についてよくわからない、というのが普通なのではないでしょうか。

 

ですので、

当院で行っている避妊・去勢手術の内容を簡単に紹介させていただきます。

 

 

 

当院における避妊・去勢手術の特色

 

・術前検査を希望される場合は、しっかりと術前検査を行い、

 

・最新の獣医学に基づいて、安全な麻酔と麻酔時のモニターを行い、

 

・縫合糸から発生する疾患(無菌性脂肪織炎)を避けるために

最新鋭の医療機器(ソノサージ、半導体レーザー)を使用して体内にはなるべく糸を使わない手術を行い、

 

・術中や術後にも鎮痛薬を使用して適切な疼痛管理を行い、

 

・外科を得意とする経験豊富なベテラン獣医師が手術を行い、

 

・痛みや身体への負担が少ない腹腔鏡手術を導入し避妊手術を行うなど、

 

当院では現在考えうる最善、最良の麻酔や手術を行うことを目標にして手術を実施しています。

 

避妊手術は外科を専門的に行っていない動物病院でも行われる手術ですので、

一般の方からは簡単な手術と思われがちです。

しかし、実は安易に行われるために、事故が起こる確率が比較的高い手術です。


当院では避妊手術も去勢手術も、他の手術と同じように、

消毒・滅菌も完全に行い、滅菌ドレープを使用し、

手術衣・手袋・帽子・マスク等を使用して万全の態勢で手術を行います。


麻酔は安全な吸入麻酔を使用し、各種生体モニターを装着して安全を第一に手術を行います。

 

また最近では、縫合糸を体内に残すことで起こる肉芽腫が

ダックスフントやチワワなど犬種を問わず多く報告されていますので、

当院では極力縫合糸を体内に残さないよう、

超音波凝固装置(ソノサージ)や半導体レーザー装置を使用して止血を行い、

体内に極力縫合糸を残さない手術を行っています。

 

参考文献⇒卵巣子宮摘出後に縫合糸反応性肉芽腫が疑われた犬 22症例における長期予後と併発疾患の臨床的解析

 

↑血管を結紮止血する様子。

左側:通常通り糸で結紮する場合 右側:超音波凝固装置(ソノサージ)を使用した場合

最新鋭の機器を使うと安全に手術が可能であり、手術時間が短縮され、麻酔時間も短くなり、

糸を使わないため縫合糸に対するアレルギー反応が生じることがありません。

 

↑超音波凝固装置(ソノサージ)

 

↑半導体レーザー装置

 

 

近年、動物の痛みに対する考え方は大きく変わってきています。

去勢手術や避妊手術であれ、当然大きな「痛み」を伴います。

 

日本で 206 名の獣医師を対象に行ったアンケート調査の結果においては、

 

「少しぐらい痛がっている方が大人しくできる」

「痛み止めを使うと傷の治りが悪くなる」

 

というような考え方が一般的で、

去勢手術、避妊手術、歯科処置においては術後(処置後)鎮痛薬を処方しない、

もしくは処方しても 1-2 日程度という動物病院がほとんどなのが現状だそうです。

 

しかし、

積極的な手術前、手術中、手術後まで鎮痛を行うことで、

麻酔の安定性が高まり、麻酔薬が減量でき、麻酔からよりスムーズに覚醒する事が出来るようになります。

そのため麻酔薬による副作用も軽減する事が出来るのです。

 

また 獣医学領域における世界的な痛み管理のガイドラインである

「Guidelines for Recognition, Assessment and Treatment of Pain」においても

犬の避妊手術および去勢手術では少なくとも術後 5 日程度、

猫の避妊手術および去勢手術では少なくとも術後3日程度の術後鎮痛を実施すべきである、

とされていることから、当院では術後5日間の疼痛管理をしっかりと行っています

 

 

⇒垂水オアシス動物病院の避妊・去勢手術について費用編へ

 

 

垂水オアシス動物病院

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 


 

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