神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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猫の巨大結腸症
 猫の巨大結腸症は便が結腸内に貯まり排泄できなくなる病気です。
詳しい原因は不明ですが、結腸の運動性の低下が原因になっていると考えられており、
幅広い年齢の猫に起こります。(1〜15歳)

今回来院された猫ちゃんは以前から便秘が続いており、最近は何日か便が全く出ず、食餌も全く食べないとのことでした。
巨大結腸症以外の基礎疾患が無いか確認した後、
点滴をして脱水症状を改善し全身麻酔下で便をかきだします。

その後は、腸を動かす内服薬や、便を柔らかくする処方食、便軟化剤などを併用して様子を見ていきます。
このような内科的な治療を継続すれば便がスムーズに出て維持できるケースもありますが、便が出なくなることを何回も繰り返す場合もあります。
このような場合に改善させるためには、外科的に拡張した結腸を一部摘出することが必要になります。

今回の猫ちゃんの場合は、便をかきだした後は順調に食餌を食べるようになり回復してきました。
あとは便軟化剤で維持していくことが出来るかどうか…です。
猫ちゃんの調子が良いままで続きますように…。

↑Before(巨大結腸症のため結腸内に便塊が貯まっています。辛そうです)




↑After(結腸内の便が無くなりすっきりです)

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 消化器疾患 | 19:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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