神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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遺残乳歯
避妊去勢手術で来院されたワンちゃんに遺残乳歯がよくみられるので今回はこのお話。

 
↑永久歯が生えてきたのにもかかわらず何本も乳歯が残っています(細い歯)


↑乳歯が残っています(細い歯)

通常は、生後5〜7カ月齢頃までに乳歯が抜けて永久歯に生え変わりますが、この時期を過ぎても乳歯が抜けないことを乳歯遺残と言います。(小型犬に多いですが、中型犬や大型犬にも見られます)。

乳歯遺残は「不正咬合(ふせいこうごう)」などさまざまなトラブルの原因にもなるため、多くの場合は動物病院で抜歯する必要があります。

 

【症状】

口腔内が傷つき、食べ物が食べにくく、歯周病になりやすいです。

また、永久歯が本来の位置に生えることができず、歯のかみ合わせが悪くなります(不正咬合)。そうなれば口腔内の粘膜を傷つけ、さらには痛みでうまく食べることができなくなります。

 

【治療】
少なくとも1歳までには抜歯すると歯の位置を本来の位置に移動させることが出来るため、遺残する乳歯をできるだけ早く、永久歯を傷つけないように抜歯します。抜歯には全身麻酔が必要になります。(去勢・避妊手術など他の手術と同時に行うことも可能な場合もあります。詳細はご相談下さい。)

 

【予防】
愛犬が生後5〜7か月間は、月に一度は動物病院で乳歯遺残のチェックを!!

それ以降もお口の中の観察を続けていきましょう。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

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