神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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猫泌尿器症候群
ストラバイト結晶 
上の画像は尿中のストラバイト結晶です。(顕微鏡で拡大して見た図)

台風がやってきて雨が降ってさらに蒸し暑くなっています。
秋になり涼しくなってくると、猫ちゃんで血尿や排尿障害を起こす子が増えてきます。
飲む水の量が減ってきて、尿が濃縮され詰まり易くなる為もあるでしょう。

症状
しばしば少量頻回排尿し、トイレにこもっていることが多く赤い血液が尿に混ざることが多いです。
雄猫の場合は頻繁に陰茎を舐めます。
尿中にストラバイトという結晶などが出ていると、それが尿道に詰まってしまい尿が出なくなることもあります。尿が完全に出ない場合は、とにかく尿を出させるようにしないといけません。(何もしないと2日くらいで亡くなってしまいます)

診断
尿検査で血尿、結晶尿、PHがアルカリ性かどうかをみます。猫ちゃんの場合、細菌感染があることはまれです。

治療
膀胱に尿が貯まっており、尿がまったく出ていない場合はカテーテルという細い管を尿道にいれて排尿を試みます。この場合、カテーテルが入らなければ尿道を拡げる手術をしなければなりません。
カテーテルがスムーズに入り、自力で排尿できる場合は膀胱を洗浄し、念のため抗生剤を使っていきます。
ほとんどの猫ちゃんは1週間以内に自然に治ることが多いのですが、放置しておくと尿が出なくなり命にかかわることもあるので治療は絶対に必要です。
キャットフードの組成・成分が結晶の原因になったりもするので処方食に変更することも必要になります。

猫ちゃんが粗相をしたり、頻尿だったりする場合は早めに動物病院へ相談して下さい。




























| tarumioasis2 | 泌尿器疾患 | 18:35 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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