神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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膿皮症
膿皮症のわんちゃん
上の画像「ワンちゃんに出来た膿皮症のかさぶた」


ここ二日ほどやっと朝晩が涼しくなってきました。
もうそろそろ秋ですね。


今日は夏によく見られた皮膚病「膿皮症」について書いてみます。
皮膚病で動物病院にかかったことのある子は多いのではないでしょうか。

 膿皮症は細菌が皮膚に感染することによって起こります。
犬ではその発生が良くみられる代表的な皮膚病です。

膿皮症では痒みや脱毛、発疹、かさぶた、発赤などを皮膚に生じます。

原因
犬の皮膚は人と比較しても角質層が薄く、ダメージを受けやすいので皮膚病になり易いといわれています。また、根元にある要因としてアレルギー(蚤アレルギー、アトピー、食物アレルギーなど)や、ホルモンの異常、角化異常などがあると膿皮症になり易いと言われています。
季節的には高温多湿な夏によく起こります。

診断
アレルギーや寄生虫、真菌などを除外した後、抗生物質による診断的治療により診断されます。

治療
細菌を抑える抗生物質を投与し、補助的に抗菌作用のある薬用シャンプーで薬浴します。
治療期間は軽症の場合で最低3週間、病変が深い場合は1ヶ月〜3ヶ月の治療が必要になることが多いです。(飲み薬を飲ますのが大変な場合、最近では1回の注射で2週間有効な抗生物質も出てきています)
抗生物質で改善した後は、再発予防のため薬用シャンプーで定期的に薬浴をした方がぶり返しが少なくなりますので、大変ですがシャンプーを頑張ることが必要です。

ひどくなると痒かったり、脱毛したりして慢性化し治りにくくなってしまうので、
皮膚に異常がある時は早めに治療を開始することが必要です。





| tarumioasis2 | 皮膚疾患 | 17:35 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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