神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
<< スケーリング(歯石除去) | main | 胃瘻チューブ >>
口からヒモが!?
最近来院されたとある猫ちゃんの飼主様からお聞きした出来事です。


ある日、飼主さんの目の前で飼いネコちゃん(完全室内飼)が
ゲホッと何かヒモのようなものを吐き出したそうです。

ヒモが口からつながって出ているので、引っ張り出そうとしました。
すると…、「ブチッ」とヒモは切れてしまいました。

「このヒモはなんだろう…?」と千切れたものをまじまじと観察してみると、
ヒモだと思っていたものがモゾモゾ動いているではありませんか!?

気持ちが悪くなった飼主様は慌てて動物病院へ向かったそうです。



当院で調べてみると、
どうやら寄生虫、マンソン裂頭条虫という寄生虫の可能性が高いことが判りました。
この子は、2年程前にお家に来てから1度も外に出ていない完全室内飼いの猫ちゃんでした。

とある調査によると、

室外飼育(野外)の猫ちゃんでの寄生虫の感染率=20.61%
野外の方が多い場合=40.35%
室内の方が多い場合=16.67%
室内のみ=18.42%

の感染率という驚きの結果だったそうです。(バイエル社、プロフェンダースポット冊子より引用)

室内飼育だから大丈夫だと思っていても、
実は寄生虫が猫ちゃんの体内にいる可能性が2割弱あるわけです。

獣医師をしていても正直に言うとあまり実感が有りませんでしたが、
やはり数字通り20%くらいの猫ちゃんが感染しているのかもしれません。






↑今回、口から出てきた寄生虫

年に4回(3か月に1回)の定期的な寄生虫の駆除をお勧めします。

垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
| tarumioasis2 | 寄生虫 | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.tarumioasis.com/trackback/465
トラックバック
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>
ページのトップへ