神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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うさぎの乳腺腫瘍
先日、乳腺腫瘍ができたうさぎさんが来院されたので「うさぎの乳腺腫瘍」について。

うさぎの乳腺腫瘍はそこそこ発生が見られます。
うさぎの場合は乳腺に出来る腫瘍は「悪性」の比率が高く(80%以上)、転移が速く再発しやすいといわれています。
また、子宮疾患と合併して乳腺腫瘍ができている場合もあります。

乳腺部が腫れているときに考えられる原因としては、乳腺腫瘍、乳腺炎、乳腺嚢胞などが考えられます。
乳腺腫瘍などの腫瘍病変乳腺嚢胞や乳腺炎など非腫瘍性病変との区別は細胞診という検査を行い診断していきます。
細胞診の結果が腫瘍を疑わせるものだった場合は、うさぎ本人の状態に合わせて早期の摘出が望まれます。

今回のうさぎさんの場合は、細胞診で腫瘍病変が疑われたため摘出することになり、
無事に問題なく麻酔からも覚め元気に回復してくれました。

2歳半くらいから乳腺腫瘍は発生するため、なるべく若い時期(生後6か月〜1年)に避妊手術を行うことで腫瘍の予防が可能です。
うさぎの場合は子宮疾患も3歳を超えると多発するため、避妊手術を受けるかどうか雌ウサギの飼主さんはよく考えてみていただくのが良いかもしれません。



↑乳腺部にできた1cm程度の大きさの乳腺腫瘍

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻




(神戸市 垂水区 霞ヶ丘 にある 動物病院 です)
| tarumioasis2 | うさぎの病気 | 11:32 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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