神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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バベシア症
もう 紅葉シーズンですね

この時期はだいぶ寒くなってきていますが、マダニが繁殖している時期なので注意が必要です。
先日、バベシア症という寄生虫の病気に感染した事のあるワンちゃんが来院していたのでこれについてかきます。

バベシア症とはマダニによって媒介されるバベシアとよばれる寄生虫(原虫)が犬の赤血球に寄生することによって血が破壊され貧血を生じる病気です。
どういうふうに感染するかというと、お散歩中に犬がマダニにかまれるとマダニからバベシアが犬に伝染します。主に近畿地方より西側で発生が多く見られますが、最近は関東でもみられるそうです。

症状は、発熱、すぐ息があがる、尿が赤い、粘膜の色が真っ白、呼吸が荒いなどがみられます。
診断は、血液を顕微鏡で拡大してみてバベシア原虫がいるかどうかを見ます。さらに確定させるためには最近ではPCRという遺伝子検査をすることで精密検査ができるようになっています。

治療方法は、ジミナゼン(ガナゼック)というお薬を使っていったり、抗生物質の一種(クリンダマイシン)などを使って治療をしますが完治が難しく一度感染すると再発の可能性が残ります。

今回のワンちゃんは飼い主さんがバベシアの再発・再燃をとても心配されていたのですが、PCRの精密検査が陰性で飼い主さんもホッとされていました。

普段の散歩コースのちょっとした草むらにでもダニは潜んでいるので気をつけてあげてください。









| tarumioasis2 | 寄生虫 | 19:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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