神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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吐血(胃の腫瘍)
もうお盆の季節ですね。
戦後70年の特集番組や何気につけたTVで放送されていた「火垂るの墓」をみてしまい泣けてきました。
なんだかんだいってもよい時代になったものです。

帰省されている方も多いでしょうから交通事故にはくれぐれもお気を付けください。
当院は明日8月16日(日)を臨時休診とさせて頂いております。
ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。

夏バテ気味の方や休みバテの方も多いことと思いますが、
動物も調子を崩して来院されるケースが増えています。
先日、数か月前から嘔吐が続いている猫ちゃんが来院されました。
他にも何件か動物病院を受診されて処方された胃薬などを飲ませても改善しないとのこと。
当院では嘔吐を引き起こす病気が無いものか、膵炎が無いかなど血液検査やエコー検査など精査するもののやはりはっきりした異常は見つかりませんでした。そのため、飼主さまとご相談のうえ嘔吐もそれほど酷くは無いので制吐剤で経過観察をすることになりました。
が、しかし、
しばらく経過を見ていると血混じりの「嘔吐」を1回したため念のため胃の内視鏡検査を行うことになりました。

胃の粘膜を観察すると…、

↑胃に潰瘍病変ができています(見づらいですが画面中央やや上の丸い部位)


↑胃粘膜が盛り上がって見える部位が見つかりました。粘膜面にやや血が滲んでいるのが見えます。


↑胃粘膜を生検鉗子で採取して、詳細に病理検査で調べます。

原因としては、胃潰瘍、良性病変、腫瘍などが考えらるのですが、
病理検査の結果、今回の猫ちゃんは腫瘍が原因ということが判明しました。
胃の腫瘍は比較的珍しく、表立って見えないので今回のように内視鏡検査をしないと診断がつかないこともあります。

少し前に吐血した犬は竹串を飲んでおり、今回の猫ちゃんは胃に腫瘍ができており、
吐血が続く場合は内視鏡検査を行うと何か異常があるかもしれません。
気になる症状がある場合は当院までお気軽にご相談ください。



垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)


 
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