神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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マクロラブダス症(メガバクテリア症)
真菌マクロラブダス(Macrorhabdus ornithogaster)による感染症でセキセイインコなどに多発します。
以前は細菌だと思われていたためメガバクテリアと呼ばれていましたが最近では真菌だということがわかっています。

鳥の種類により感受性が異なり、
重症になりがちなのは「セキセイインコ、カナリア、キンカチョウ、ルイハインコ」などの種類で、
逆に「文鳥、ボタンインコ、大型オウム」などでは症状が出にくいです。

鳥の胃に感染する酵母なのでAGY(Avian Gastric Yeast)というふうにも呼ばれています。
感染部位は「胃」周囲であり、生涯無症状の鳥もいますが発症すると食欲不振、嘔吐、軟便、下痢などの消化器症状を起こし
体重が減少してしまいます。
診断は便検査を行い便にマクロラブダスが検出されるかどうか何回か便検査を繰り返し判定します。
近年抗真菌剤を用いた治療ができるようになっているためセキセイインコの飼い主さまには受診や便検査をおすすめします。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)


 
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