神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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カンジダ症
先日岡山まで鳥の勉強会に行ってきました。
当院では、今までからもセキセイインコや文鳥などの鳥さんの診察やペットホテルをしています。
しかし、小さい生き物だけになかなか診断、検査、治療が難しいものなのです。
今回、鳥だけを診察している獣医師の先生からいろいろ教えて頂き知識を深めるためにこういう勉強会に参加できるのはとてもありがたいです。

今回はその内容の復習を兼ねて鳥に発生の見られる「カンジダ症」について書いてみます。
鳥についてのマニアックな話です汗このシリーズは今後も続く予定です。

カンジダとは酵母様真菌とよばれるカビで、酵母型と菌糸型の2つのタイプがあります。すべての鳥の消化管の常在菌であり、免疫が低下した時に特に幼鳥で症状がでます。
特に、オカメインコ、文鳥、ラブバードで症状がでるケースが多いと言われています。
また、カンジダが発生し易くなるため加熱された炭水化物(アワ玉飼育、ごはん、パン、お菓子)などは避けた方が良いようです。

症状は、消化器症状(口内炎、口角炎、そのう炎、胃炎、腸炎)、呼吸器症状(鼻炎、副鼻腔炎、肺炎)、皮膚症状など
いろいろな症状がでることがあります。

検査は、鳥の排泄物、分泌物、病変を採取して顕微鏡で観察したり、そのう検査、便検査を行ってカンジダ菌糸を検出し診断します。
治療は抗真菌剤(アンホテリシンB、フルコナゾール)を投与して治療します。





垂水オアシス動物病院
獣医師・院長 井尻


(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)
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