神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
<< 内視鏡検査(胃カメラ) | main | ハムスターのできもの(腫瘍) >>
多飲多尿

ここ最近、「飲多尿」を主訴に来院される動物たちをよく診察しています。
多飲多尿とは文字通り、飲水量が増えて、尿も増えている状態のことです。
水をガブガブ飲み、尿漏れが激しくてお困りでご相談にいらっしゃる飼い主さまもおられます。

多飲多尿の原因には、
糖尿病や副腎皮質機能亢進症、副腎皮質機能低下症、甲状腺機能亢進症、尿崩症、先端肥大症、原発性アルドステロン症、腎機能不全、心因性多尿、高カルシウム血症、子宮蓄膿症、薬物の影響などが考えられ、
どれが原因になっているのか血液検査や各種検査などで鑑別診断をしていきます。

特に多いのが腎臓病で尿量が増え、飲水量も増えるケースで、
そのほかに副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)などもよく見られます。
まれに尿崩症という病気でひどく水を飲みすぎることもあります。

こういった場合、水を飲みすぎだからと飲水制限を行うと腎臓病がさらに悪化することもあり得るため、
診断なしに飲水制限は行うべきではありません。

正常だと体重1kg当たり多くても100ml未満の飲水量ですので、
それに近かったり超えている場合は異常がある可能性が高いと思われます。

最近水をよく飲んでいるなあ、と思われる場合はお気軽にご相談ください。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 共通の病気について | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.tarumioasis.com/trackback/647
トラックバック
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
ページのトップへ