神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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新しい腎臓病の検査「SDMA」
昨夜19:30〜22:30に大阪の梅田にて開催された新しい腎臓病の検査法「SDMA(対称性ジメチルアルギニン)」について
のセミナーに参加してきました。

その内容はというと…
従来の動物での腎臓病検査は…、

●血液検査(BUN、Cre)の測定

●尿検査(尿比重測定、尿蛋白クレアチニン比測定)
などを測定して腎機能を推測していました。

しかし健康診断などの血液検査で(BUN、Cre)の値が上昇しているのを検出した時点で
すでに腎臓機能の75%以上が壊れてしまっています。
つまり、血液検査で異常が見つかってきた時にはすでに腎臓は末期的な状態な訳です。

そこで、「腎機能が低下する前の段階で腎臓病が検出できないものか?」ということで開発されたのが
このSDMAという検査項目です。

このSDMAは腎機能の40%以上が壊れると値が上昇するといわれており、
通常の腎数値をみるだけでは分からない早期の腎臓病が発見できる可能性があります。
今まで腎臓病を早期に診断することは難しかったのですが、
今後は早期に腎臓病を検出して早めに治療が開始できるようになりそうです。

特に中高齢のワンちゃん、猫ちゃんで多飲多尿が見られる場合は腎臓病が疑われますので
早めの受診をお勧めします。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 
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