神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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尿路閉塞

猫ちゃんが「おしっこがでない」という主訴で来院されました。

この子は過去に4〜5回程、尿が全く出なくなってしまうことがありました。

そのたび、緊急処置でカテーテル(管)を尿道に入れて事なきを得ました。

尿が出なくなり24時間も経つと命の危険が出てきます。

今回の猫ちゃんは膀胱炎対策用の処方食は一切食べず、投薬も難しく、飼主さまもお仕事でお忙しく気づかず手遅れになる心配があることから、飼主さまのご希望により尿道を太くして石が詰まりにくくする手術(会陰尿道瘻術)を実施しました。

 

↑手術前の様子

 

↑手術後の様子。今回は、円筒状の包皮粘膜を骨盤部尿道に縫合する術式で行いました。

一般的な教科書に載っている従来の方法と違い、尿道の再狭窄や尿道を舐めてしまうという問題点を避けることができる方法です。

 

尿道カテーテルは術後1週間程度入れておきます。

 

雄猫は尿道が細いため、尿道に砂が詰まってしまい尿がでないということが頻発します。

尿が出ないまま様子をみているとキケンなため普段から気を付けてあげてください。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 泌尿器疾患 | 17:36 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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