神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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耳鼻咽頭ポリープ

猫に炎症性ポリープと呼ばれるできものができることがあります。

このポリープが発生する部位により、

慢性、化膿性鼻汁、呼吸困難、慢性外耳炎、頭部斜頸などの症状がでることがあります。

 

今回の猫ちゃんの場合、

耳の奥、中耳と呼ばれる場所からポリープが発生していたため外耳炎が酷く耳の奥から膿が出てきており、

何回洗浄しても点耳薬を使っても治らないということで当院へ来院されました。

 

炎症性ポリープを内科的に処置する方法として、外科手術以外に内視鏡をつかった捻転牽引法が報告されており、

今回のケースでもビデオオトスコープを用いてうまく摘出することができました。

 

 

↑摘出したポリープ。摘出した後は慢性的に続いていた外耳炎症状が改善しました。

↑摘出後の鼓膜付近の様子(罹患側)

 

↑反対側の鼓膜の様子(正常)

 

猫で治りにくい外耳炎は、耳の奥にポリープがあるかもしれません。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師・院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 耳ビデオ内視鏡(ビデオオトスコープ) | 10:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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