神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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ハムスターの腫瘍(体幹部のできもの)

腫瘍ができてしまったハムスターちゃんが来院されました。

やはりハムスターには腫瘍がとても出来やすいのです。

 

この子の場合は首の下あたりに直径1〜2cm程度のできものが出来ていたため

飼主さんとよくご相談の結果、腫瘍を摘出することになりました。

 

↑いつも通りガス麻酔で寝てもらいます。ZZZ…

 

↑半導体レーザーメスで1滴も出血せずに摘出が可能でした

 

 

↑日帰り手術でお迎え時の様子

 

 

↑ガジガジガジ…

 

来院される飼主さんにお話をお伺いすると、

飼主さん仲間に「ハムスターに麻酔を掛けたら弱ってしまうよ。」とか

「ましてや手術なんてしたら死んでしまう。」と言われたけれども腫瘍があっという間にグングン大きくなってきて

みるに見かねて…、ということで来院されるケースが多いです。

また、動物病院でも麻酔を掛けると死んでしまうと説明されることもあるようです。

 

ハムスターの手術や麻酔はやや特殊ですので、どの動物病院でも手術をしているわけではないと思いますが、

経験のある慣れた獣医師であれば麻酔を掛けたり腫瘍の摘出手術を行うことは十分可能です。

いままでハムスターの全身麻酔や手術をしてきた経験上、

実際のところ、私の経験ではある程度元気や食欲が普通にあれば他の動物と同じように麻酔や手術が可能です。

 

しかし、

安価な動物(500〜1000円程度)であり、進行が早く、身体が小さく、短命であり、

リスクがゼロではないため獣医師としても積極的に手術を勧めにくく、

飼主さま側にも価値観の相異が大きく、発見が遅れることもあり、ハムスター自身より手術代が高額になるため、

悩んで迷っている間に腫瘍が大きくなり手遅れになってしまうケースがけっこう多いのではないでしょうか。

様子をみていていつか手術をしようかな、と考えておられる方はどうするか早めに考えていただくのが良いと思います。

 

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

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