神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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うさぎの骨折(前肢:橈尺骨の骨折)

当院ではうさぎの患者さんも多く来院されています。

 

前足を骨折してしまったうさぎさんが来院されたので今回は「うさぎの骨折」について。

 

うさぎは被捕食動物(食べられてしまう方の生き物)であり、捕食動物(肉食動物)から逃げるために身体が軽く、骨も軽くなっています。体重に対する骨の重さが猫が1/8なのに対し、うさぎは1/13ととても軽く、骨自体がとても薄く折れやすいです。

 

そのため、犬や猫と同じようにプレートで固定したりドリルで穴を開けようとしたときに、

骨に亀裂が入ったり割れたりすることが多く、犬や猫と同じようにはなかなか治療できません。

 

今回のうさぎさんはケージの中でバタバタした時に、前足が折れてしまったそうです。

同じように、爪切り時などに飛び上って自身の力で腰骨を骨折したりすることもあるため注意が必要です。

 

↑前足の橈骨、尺骨が骨折しています。痛そうですね…。

 

↑前肢の橈骨、尺骨が骨折しています

 

 

 

飼主さんとご相談の結果、今回は外固定(ギプス固定)で治療をしていくことになりました。

 

↑骨の幅や厚みが3mm程度しかないこともあり、ギプス固定を実施しました。

骨が癒合するのに2〜3か月かかるはずです。

 

うさぎは骨折しやすいため事故にお気を付けください。

 

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:51 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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