神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
<< 乳腺腫瘍 | main | できもの(腫瘍) >>
猫の肥満細胞腫

先日、下顎に小さなできものが出来た猫ちゃんが来院されたのでこの件について。

 

この子はもう10歳程度の高齢なのですが、避妊手術を行う予定で来院されたのでした。

どうも夜鳴きなど発情が激しくてお家の方も困ってしまわれたそうです。

時々、夜に赤ちゃんみたいな鳴き方をする猫っていますよね…。

 

避妊手術をおこなうため診察をしていると「そういえば唇にできものがあって…。」と飼主さんが仰ったため

できものも調べてみることになりました。

↑下顎の皮膚にしこりがあります

 

手術当日、麻酔で寝て貰ってから細胞診を行い調べてみると…、

「肥満細胞腫」と呼ばれる腫瘍と診断されたため、しこりを同時に摘出しました。

 

↑肥満細胞が多く検出されます

 

猫の肥満細胞腫は良く見かける腫瘍でほとんどは良性の挙動をとりますが、

まれにリンパ節、脾臓、肝臓、骨髄などに転移することがあります。

 

基本的に、

猫の肥満細胞腫のほとんどは完全切除により根治が期待できるため切除することが多いです。

(※犬の肥満細胞腫は悪性度が高い場合があります)

 

中高齢の猫ちゃんでこういったイボ?みたいなできものが出来ている場合は、

肥満細胞腫だったりする可能性がけっこう高いですので時々できものが出来ていないか探してみてください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

| tarumioasis2 | 腫瘍 | 18:09 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.tarumioasis.com/trackback/916
トラックバック
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
ページのトップへ