神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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魚の骨誤食

先週は阪神間に大雨警報が出ていましたが、

明日から台風がくるそうで動物病院ものんびりした一日になりそうな予感です。

 

今回は、魚の小骨の誤食事故について。

 

先週のとある夜、仕事が終わり一息ついてから夕食に焼き魚を食べていたのですが、

「チクッ」と喉に何か刺さった感覚がありました。

魚の小骨だったらそのうち取れるだろう、とご飯を飲み込んだりしたものの一向に取れる気配がありません。

つばを飲み込んだりごっくんとすると「アイタタタタ…」とこれまた結構痛いのです。

 

とりあえず自力で取ろうと鏡を見ながら大口を開けて、ペンライトで照らしてみても、

「オエ〜」となるばかりで刺さった小骨が全く見つかりません。

指で触ると小骨が喉の奥に大半が埋めこまれるように突き刺さっていて、表面に出ている部位が1个らいしかなさそうです。

 

「これは誰かに取って貰わないと、自力では絶対とれなさそう。(涙)」

 

今まで生きてきてこんな出来事は初めてです。

こんなことで夜間救急病院へ行っていいものか…と迷ったものの、やはりとても痛いため診てもらいに行ってきました。

 

深夜に関わらず診て頂けたのは

ポートアイランドにある総合病院。

救急救命センターは24時間診察されているそうで頭が下がります。

重症患者さんもおられるだろうのに、こんな時間にこんな事ですみません…。(涙)

 

診察室へよばれ、

さっそく口を開けて緊急外来の先生に診てもらったものの、

小骨は突き刺さっていて飛び出している部分がほとんど無いので先生にも分からないらしく見つかりません。

 

30分くらい一生懸命に喉の奥を探して貰っても見つからず、

「この辺なんです…、オェッ」となりつつさし示したりしてもやはり見つからず。

 

こういう小骨とかトゲとか皮膚とか粘膜の下に埋めこまれると、

レントゲンにも写らないし本人の感覚しか頼りにならずどこにあるか分からないため摘出するのはかなり難しいです。

 

先生からも「最後もう一度みてみるけど、見つからなかったら明日耳鼻咽喉科に行ってね。」

と言われ、

これは無理だろうなあ、と諦めムードになっていたその時、

 

「あっ、これは…!」

 

と小骨を見つけて頂き、当日に無事取り除いてもらうことが出来ました。

本当にありがとうございました。

 

魚の小骨一本で、口の中が痛いだけで、こんなにQOL(生活の質)が下がるのかと、

こういった時は普段は当たり前に思っている健康の有難さが良くわかります。

 

以前に、

当院でも動物たちの診察をしていると、

猫ちゃんの口の中に大きな魚の骨が刺さっていたり、

 

竹串が喉に刺さっていたり、

 

釣り針が食道に刺さっていたり、

 

喉にお裁縫の針が刺さっていたり、

のどに刺さった針

しているのを診察させていただき、摘出したことがありました。

動物たちは話をしないですけれど、かなり痛かったんじゃないでしょうか。

 

皆様、お気を付けください。

まあ、ヒトの場合はまず無いでしょうけれど。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

 

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 19:45 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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