神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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うさぎのツメダニ

先日、フケが多いという主訴でウサギさんが来院されました。

 

こういった場合は、念のため皮膚の検査をしてみるようにしています。

検体を採取し、顕微鏡で観察してみると…、

 

いました!「ウサギツメダニ」です。

 

このフケの原因は、ウサギツメダニが寄生することで発症します。ツメダニは皮膚の角質層に寄生し、

ウサギ同士が接触することで感染してしまいます。

 

ツメダニの寄生と皮膚症状は首回りから背中にかけてみられ、

フケ、脱毛、痂皮、皮膚発赤などが認められ、痒みを伴うことが多いです。

また、人間にも感染してしまう人獣共通感染症(ズーノーシス)でもありますので、飼主さんも注意が必要です。

 

ウサギの場合、セラメクチンやイベルメクチンという抗寄生虫薬を用いると駆虫することができます。

普段健康なうさぎも犬猫と同じように定期的に予防薬を投与してもいいかもしれません。

 

↑背中にフケが多くみられました

↑皮膚のフケを採取し顕微鏡で観察するとツメダニがみつかりました。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

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