神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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脂肪腫

西日本は大雨が降っています。

明石海峡大橋や高速道路も通行止めになっており、地震に続いてほんとうに大変な事態です。

不要不急の外出は控えて、川や側溝に注意するなど皆さま十分にお気を付けください。

 

さて、

先日、脂肪腫のワンちゃんの治療がありましたので、

今回は「脂肪腫」について。

 

この脂肪腫、犬のできものの中でもかなり多くみられる腫瘍でして、

ごく日常的に診断や診察をしている腫瘍です。

 

「脂肪腫」ですと飼主さんにご説明すると、

「太っているからなったの?」とよく聞かれますが、

決して太っているからなった訳では無く、脂肪細胞が腫瘍性に増殖してしまうためなってしまうのです。

ですから、痩せたワンちゃんでもなります。

 脂肪腫の大きさや形状はさまざまで、成長はゆっくり、

通常は軟らかい感じの腫瘍(筋肉間に発生した場合は硬く触れることもあり)です。

 

しかし、触った感じで軟らかいので脂肪腫だろう、と思って検査(細胞診)を行うと、

別の悪性腫瘍(肥満細胞腫など)だったということも有り得るため、触診だけで判断することは危険です。

 

脂肪腫は基本的に良性腫瘍であるため経過観察をしていても良いのですが、

足などの関節部にできて機能や運動性を低下させている場合や、飼主さんが見ていて気になる場合は摘出が必要になります。

(※浸潤性脂肪腫とよばれる再発しやすいタイプもあります。)

 

↑右脇下に脂肪腫ができています。細胞診で脂肪腫と診断しました

 

↑脂肪腫を摘出しました

 

↑術後の様子

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

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