神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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異物誤食事故(骨?)

先日、

3日前から嘔吐しはじめて、食欲も無くなって、便も出ない、という主訴でトイプードルのワンちゃんが来院されました。

お近くの動物病院さんで点滴をしてもらっているけれど、残念ながらあまり良くならずぐったりしてきた、とのこと。

 

こういったケースでは、

このまま点滴して経過観察していくのが良いものか、詳しく精査していった方が良いのか、悩むところです。

といいますのは、

嘔吐して来院した動物では異物を誤食しているケースがあるからです。

 

飼主さんも気づかないうちに、

異物を飲み込んでしまって腸に詰まると腸閉塞を起こしてしまいます。

そして、気づかずに経過観察をしていくと腸が穿孔して便が腹腔内に漏れ出て急変して、

最悪亡くなってしまうことも稀ではありません。

 

今回の場合は、飼主さんとご相談の結果、経過が良くないため念のため詳しく検査をしてみることになりました。

 

血液検査、レントゲン検査、エコー検査などを実施してみると…、

↑レントゲン検査にて何か異物らしきものが写っています(骨?)

 

手遅れになると困りますので、

その日のうちに手術を行い異物を摘出することになりました。

 

↑※閲覧注意(手術の画像です):異物が腸を突き破り、腸が穿孔しています

 

↑摘出された異物(骨?)

 

術後は経過も良く元気に回復してきてくれています。

 

いつの間にか異物を飲み込んでしまうこともありますので、若い犬を飼われている飼主さんは特にお気を付けください。

 

垂水オアシス動物病院

院長 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 誤食事故 | 11:18 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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