神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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エボシカメレオンの眼症状

だいぶ寒くなってきて冬の気配です。

仕事柄診察室で色んな方とお話をする機会があるのでインフルエンザのワクチンを接種してきました。

完全な予防はできないかもしれませんが、感染すると大変ですので打とうかなという方はお早めにどうぞ。

 

当院ではこのところ、爬虫類の患者さんが時々来院されています。

意外と爬虫類や両生類を飼育している人はいるみたいなのですが、

病気になった時に診察を引き受ける動物病院はほとんどありません。

 

昨年、関東まで毎月、爬虫類、両生類の研修を受けに行っていたこともあり、

当院では難しい症例は爬虫類専門の先生に相談したりしながら爬虫類の診察をしています。

 

先日来院されたのは、眼が開かないという症状のエボシカメレオンちゃんでした。

カメレオンはアフリカ大陸や、マダガスカル島、アラビア半島などに住んでいて、眼が左右独立して動き、身体の色を変化させ、長い舌を伸ばして餌をとる生き物です。

ジャクソンカメレオン、エボシカメレオン、メラーカメレオン、パンサーカメレオンなどの種類があり、その中ではエボシカメレオンが比較的飼い易いといわれています。

しかし、一般的にはカメレオンの飼育は難しく、温度・湿度の設定や、通気性、スペース確保、ストレスの回避、飲水方法、餌のやり方などが上手くいかないと、不適切な飼育のために短命に終わることが多かったです。

まずはそのあたりの飼育管理をきちんとして、その後に疾病について考える必要があります。

 

今回の子のような眼症状はカメレオンには良くあり、

UVランプやバスキングランプの設置場所の問題、本人の脱水症状などの飼育管理の問題だったり、

角結膜炎、結膜炎、眼瞼膿瘍、ハーダー腺過形成などが原因になることもあります。

眼が見えないと餌が食べれないため早めに改善させてあげる必要があります。

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

 

 

 

 

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