神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
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レッグペルテス病(大腿骨頭壊死症)

今日は午前中院長不在にしておりまして大変ご迷惑をお掛けしました。

もう3月末、卒業のシーズンですね。

 

当院にお越し頂いている患者さんでも転勤でお引越しされる方もおられます。

お顔を拝見出来なくなるのはとても残念なのですが、遠方からにはなりますが新天地でのご活躍を祈念しております。

 

 さて先日、他院の動物病院の先生からのご紹介で
大腿骨頭壊死症」と診断されたトイプードルのワンちゃんが来院されました。

大腿骨頭壊死症(レッグペルテス病)とは股関節の「骨頭」という関節部分に血液が流れにくくなり、その部位が壊死してきてしまう病気です。
原因は判明しておらず、1歳未満くらいの小型犬のワンちゃん(トイプードル、ヨーキー、ウエスティなど)に発生します。

症状は、後ろ足に痛みがでてくるので足を使いたがらないなどの症状(跛行)が見られます
症状が軽い場合は鎮痛剤の投薬や運動制限などで改善するケースもありますが、多くの場合は成長期に痛みが持続するため、ちょっと触るとキャンとないてしまうような怖がりな子になってしまいます。また、足を使わない期間が長くなると筋肉量が減少してしまい改善しなくなります。

治療は壊死している骨頭部分を摘出してあげると痛みが消えて症状が改善します。

その他にも人工関節を使って股関節を置換する方法もありますので飼主さんとご相談の上どうするか決定しています。

 

↑手術前:向かって左側の後肢(本人の右後肢)の筋肉量が少なくなっています

 

↑骨頭部分を切除しました

今回の子の場合も骨頭部分が破壊され肢をあまり負重せず症状が重度でしたが、

術後のリハビリで改善していくことが期待できます。

垂水オアシス動物病院
獣医師 井尻

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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