神戸市垂水区霞ケ丘の垂水オアシス動物病院は人間と動物の絆を大切にする診療を心がけています。

オアシス便り
ファンシーラットの腫瘍

このところ、大きなねずみ(ファンシーラット)さんの患者さんが多く来院されています。

女性の飼主さんがラットちゃんを連れてこられることが多い気がします。

海外(アメリカ?)ではネズミがペットとして大人気らしく、

そういえば、アメリカのピクサーアニメでネズミが主人公のレミーのおいしいレストラン とかありましたものね。

日本でも今やネズミが大人気なのかもしれません。

 

今回来院されたネズミさんは胸の部分にしこりがあり、

これを摘出することになったのでした。

↑黄色〇の部分がしこりがある部分です。全身麻酔で寝て貰います…。

 

↑腫瘤を摘出しました

 

↑無事に目覚めてお家へ帰って行ってくれて良かったです。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | ハムスター | 17:55 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
股関節脱臼(骨頭切除術)

先日、明石の動物病院の先生からご紹介頂いたトイプードルの患者さんが来院されました。

一応、肢を着いて歩くのですが左後ろ足の股関節が脱臼しています。

一般的に落下事故や交通事故などで脱臼することが多いと思いますが、今回の子は室内で勝手に脱臼?したみたいです。

 

全身麻酔下で股関節脱臼を整復した後に包帯で肢をしばらく固定しておけば治ることもありますが、

再脱臼してしまうことも多く、今回の子も外固定では治らなかったため整復手術を行うことになりました。

↑左の股関節が脱臼しています(黄色〇部分)

 

治療方法には、

骨頭切除術、トグルピン法、人工関節などがありますが、

今回は骨頭切除術を行うことになりました。

 

↑左足大腿骨の骨頭部分を切除しています。

これによって偽関節が形成されるため、痛み無く歩行できるようになるはずです。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:36 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ハムスターの腫瘍(できもの)

先日、左耳とお腹に腫瘤ができたハムスターちゃんが来院されました。

やはり、ハムスターには腫瘍がよくできる傾向があるみたいです。

 

この子の場合、当初は耳に腫瘤が出来ているだけかと思われましたが、

手術前にお腹側にも腫瘤が見つかったため、これも摘出することになりました。

↑左耳の耳介に腫瘤ができています。ガス麻酔で寝て貰いますZZZ…

 

↑左耳の耳介の腫瘤を摘出しました。まだ寝ています…ZZZ

 

↑左胸に腫瘤ができています 

 

↑左胸の腫瘤を摘出しました。この後、麻酔からも覚めてお家へ帰ってくれました。

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | ハムスター | 18:11 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ハリネズミの子宮疾患

先日、陰部から血か膿みたいなものが出ているという主訴でハリネズミちゃんが来院されました。

 

ハリネズミは名前の通り、針が全身についているため、

血液検査をしたり、レントゲン検査をしたり、エコー検査をしたりすることは簡単ではありません。

下手に触ろうとすると、「シュシュー」と言いつつ丸まってしまい針で刺されてしまいます。

このような身体の構造からハリネズミを詳しく診察しようとすると通常は鎮静処置が必要になってきます。

 

今回のハリネズミちゃんの場合も鎮静下でエコー検査などをしてみたところ…、

子宮蓄膿症や子宮腫瘍などの子宮疾患が疑われました。

実はハリネズミの女の子には子宮疾患が多発しています。

治療方針について飼主さんとよくご相談の結果、

子宮・卵巣摘出手術を選択されたため実施しました。

 

子宮頸部にも大きな腫瘤があったたため摘出にやや難渋しましたが、

問題なく病変部を摘出できました。

あとは元気と食欲が回復するのを待つばかりです。

 

女の子のハリネズミちゃんを飼育されている飼主さんは、

血尿が出ていないかなど時々見てあげて下さい。

 

↑麻酔を掛けて寝てもらいますZZZ

 

↑左:子宮内部の腫瘤 右:子宮と卵巣

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | ハリネズミ | 19:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ベルツノガエル

以前、爬虫類と両生類についての研修を受けてきたこともあって、

当院では爬虫類や両生類の診察を出来る限り行っています。

 

昔、私が子供の頃に住んでいた地域には農地が広がっていて、

田んぼや用水路にはカエル、オタマジャクシ、ドジョウ、カメ、メダカ、イモリ、ザリガニ、ゲンゴロウ、

小魚などがいて捕まえたり飼育したりしていました。

水漏れしても大丈夫ということで、

お風呂場に水槽を置いてドジョウとか魚とかいろいろ飼ったりしていたのですが生き物の飼育とか観察って面白いですよね。

その頃は、

外国産のカッコいいカエルやトカゲやカメ、外国産のカッコいいカブトムシなどは全く見かけなかったのですが、

最近はペットショップにも色んな生き物がいて、大人になってハマる人がいるのもよく分かります。

 

当院では最近ではトカゲ、ヘビ、カメ、カエル、ウーパールーパーなどの診察を行っておりまして、

その中でもけっこう多く飼われているんだなと思ったのが「ベルツノガエル、クランウェルツノガエル」です。

 

このカエル、南米原産(アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル、ベネズエラなど)で

最近では、人工繁殖されホームセンターやペットショップでも扱われていることから入手し易くなっています。

大きな口が特徴でエサを目の前にチラチラさせると、「パクッ」と大きな口で食べます。

ベルツノガエル

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%84%E3%83%8E%E3%82%AC%E3%82%A8%E3%83%AB

 

何でも動くものをエサだと思って食べてしまうため、餌やりの時に指を噛まれてしまったりすることもありますし、

異物誤食事故に注意が必要。

 

温度管理や湿度管理は必要ですが、小さなケースでも飼育でき、

餌やりも楽しいので飼育されている方が多いのも納得です。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

 

| tarumioasis2 | 両生類 | 19:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
膝蓋骨脱臼(グレード掘

先日も膝蓋骨脱臼の整復手術がありました。

小型犬が多くなっているせいか膝蓋骨脱臼のワンちゃんが増えています。

 

膝蓋骨脱臼があったとしても、症状が全く無ければ経過観察していくことが多いですが、

跛行などの症状が見られるようなら治してあげた方がよいかもしれません。

後ろ足を時々ケンケンしたりしていないか散歩中などに見てあげて下さい。

 

↑手術前(膝蓋骨が内側へ脱臼しています)

 

↑手術後(膝蓋骨が滑車溝に整復されました)

 

↑手術前(滑車溝が浅いです)

 

↑手術後(滑車溝が深くなりました)

 

今回もいつも通り、

滑車溝の造溝術、外側関節包の縫縮、脛骨粗面移植術、内側支帯の解放などを行ったところ問題なく整復できました。

術後は1週間程度で歩けるようになってきますが、骨が癒合するのに2〜3ヶ月かかるためまだ安静が必要です。

ワンちゃんが早く良くなりますように〜!

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

 

| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:39 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
マウスの腫瘤

先日「マウスちゃん」が来院されたのでこの事について。

 

ミッキーマウスの「マウス」、ねずみさんです。

この頃、ハムスターだけではなく、

「マウス」や「ラット」を飼われている方が以前より増えてきているような気がします。

 

私も獣医学科の学生の頃は研究室でマウスを飼育していたこともあり、

以前はそういう特殊な実験動物のイメージだったのですが、

最近ではペットショップでファンシーラットとかと一緒に扱われているみたいです。

 

以下、ウィキペディアより引用

日本では、特に実験用に改良・繁殖した飼養変種(実験動物)を指して「マウス」と呼ぶことが多い。実験用にはモデル生物として用いられる。マウスはあくまでハツカネズミの飼養変種(Mus musculus domesticus)なので、として記載されるときは「ハツカネズミ」 Mus musculus ということになる。ゲノムプロジェクトによって全ゲノム配列が解読されている。ラットとともにヒトの進化や病理を解明する有力な手がかりとされる。

実験用マウスは、野生のハツカネズミに比べてかなり大型である。アルビノのものが一般的だが、さまざまな毛色の系統が存在し、体毛のない系統のものは「ヌードマウス」と呼ばれる。ヌードマウスは胸腺が欠如しているため細胞性免疫が機能しない。そのため拒絶反応が起こらないので移植実験に多用されている。

マウスの系統化は非常に進んでおり、代表的なクローズドコロニーとしてICR、ddYが、代表的な近交系としてA(アルビノ)、AKR(アルビノ)、BALB/cアルビノ)、C3H(野生色)、C57BL/6(黒色)、DBA/2(淡チョコレート色)などが知られている。マウスの存在は、医学・生理学等の発展に大きく寄与している。

マウスは、愛玩動物として飼育されることもある。日本でも、江戸時代から白黒まだらのハツカネズミが飼われていた。ニシキネズミとも呼ばれる。この変種は日本国内では姿を消してしまったが、ヨーロッパでは「ジャパニーズ」と呼ばれる小型のまだらマウスがペットとして飼われており、DNA調査の結果、これが日本から渡ったハツカネズミの子孫であることがわかった。現在は日本でも再び飼われるようになっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%84%E3%82%AB%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F

 

今回は、お腹に腫瘤が出来ていたためそれを摘出することになりました。

↑麻酔を掛けて寝てもらいますZZZ

 

↑(手術後の様子)腫瘤を摘出し、病理検査に提出しました。

この後、無事に目覚めてお家へ帰っていってくれました。よかったよかった。

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物物病院です)

 

 

| tarumioasis2 | ハムスター | 19:42 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
うさぎの精巣腫瘍

この頃、昼間は夏みたいな暑さですね。

いかがお過ごしでしょうか?

 

先日、うさぎさんの去勢手術がありました。

うさぎの女の子は子宮ガンが多発する(生涯で80%以上の確率で罹患するといわれています)ため

若いうちに避妊手術を済まされることが多いとおもいますが、

男の子は去勢手術をせずにそのままにしている場合が多いのではないでしょうか?

 

今回来院されたうさぎさん、精巣が腫れてしまっており精巣腫瘍が疑われました。

 

↑片側の精巣が腫れています

 

 

↑【摘出後の精巣】片側の精巣が腫れています

 

女の子と違って精巣腫瘍に罹患する確率は低いとは思いますが、

時々診察することがありますので、男の子のうさぎ飼いの飼主さんは時々チェックしてあげて下さい。

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | うさぎの病気 | 18:36 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
膝蓋骨脱臼

先日、膝蓋骨脱臼の整復手術がありました。

膝蓋骨脱臼(パテラの脱臼)は膝蓋骨が大腿骨遠位にある滑車溝から内方もしくは外方に脱臼する疾患です。
後ろ肢を痛がって時々挙げている、スキップをしている、そのような場合は膝の関節にある膝蓋骨が脱臼している可能性があります。

症状の程度が軽かったり、全く症状が気にならなければ、足場を滑らないようにして様子を見ていってあげれば良いと思いますが、後ろ足を時々挙げたり、スキップ様歩行をしたりするような症状がある場合は脱臼を治してあげた方が良いかもしれません。

手術が体重が2kgと小柄なトイプードルのワンちゃんでしたが特に問題なく終了しました。

 

 

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 19:57 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
橈尺骨骨折(前足の骨折)

先日、前足(橈尺骨)を骨折したワンちゃんが来院されました。

橈尺骨骨折はトイ犬種と呼ばれる犬に多く発生するタイプの骨折で、術後に癒合不全が起こり易いことでも知られています。

 

当院ではこの手の手術を得意としておりよく手術していますが、

チタン製の特殊なプレートを使用することと、運が良いためなのか、

今現在まで癒合不全が生じたことは無く全症例で治癒しています。

 

しかし、治すのが難しい骨折には違いないため、折れないようにするのが一番大切です。

小型犬(特にトイ犬種の若いワンちゃん)は落下事故にご注意ください!

↑手術前 

 

↑手術後(2〜3ヶ月程度で治癒していきます)

 

 

垂水オアシス動物病院

獣医師 井尻

 

(神戸市垂水区霞ヶ丘にある動物病院です)

| tarumioasis2 | 整形外科 | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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